1,800円以上の注文で送料無料

あきない世傳 金と銀(三) の商品レビュー

4.1

145件のお客様レビュー

  1. 5つ

    44

  2. 4つ

    63

  3. 3つ

    25

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/12/23

四代目徳兵衛が事故で亡くなり、弟の惣次が幸を娶ることを条件に五代目を継ぐ。商才ある五代目と幸の知恵により五鈴屋は息を吹き返し、5年以内に江戸に進出する目標を立てる。

Posted byブクログ

2023/12/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

3巻 奔流篇。 五鈴屋の長男の後添え(再婚相手)になったのは幸が13歳のとき。子どもすぎて相手にならんと夫婦情もかわさぬまま夫は早死。このとき幸は17歳、、。 なんと五代目徳兵衛(次男 惣次)に夫婦になってほしいと言われる。 商売以外に興味のない惣次が、商いのために幸の才能を買っていた。もはや夫婦ではなく、同志! それでもお互いが同じ方向を向いていれば良い方向に進むはず。 幸のひらめきと女ならではの機転もあり、五鈴屋は上向きに。 今でいう有料広告や店の名を拡げる粗品にはおどろかされる! 忘れてならないのは、粗品のアイデアは祖母 の富久、二代目がおこなったことを参考にしている。 男とは身勝手で、幸の才能が輝きを増すごとに、自分の手の内におさめようとする。同志だったはずがいつしか自分より才能のある者を疎ましくなっていく。 こうなると意固地になって信頼関係は破綻していく… 次の一手、流通の革命が起こるはずが、、 いや失敗は誰にでもある、ただ失敗のあとどう対処するかは人柄がモロに出てしまう。 商売は金銭だけでなく、情も忘れてならない。富久の孫なのにどうしてそうなってしまうのか…無念でならない。 順調に向かっていたはずなのに。 次巻では持ち直してくれるのか、、

Posted byブクログ

2023/10/27

少し幸の都合のいいように物語が進みすぎているような気がしてしまった第三巻。そりゃ次男もおかしくなるって…ムカつきながらも少し同情してしまった。次は三男と…ということになるのかな。

Posted byブクログ

2023/09/28

ドキドキハラハラ、幸や五鈴屋で働く人々を応援したくなりつつも、ああ、ぼん、そうやない、アホやな…それ見たことか、と感情を揺さぶられた第3巻。心臓に悪いから全巻一気読みしなくちゃ。 琴栄さんのその後も知ることができて、ほっとした。

Posted byブクログ

2023/09/14

「ただ金銀が町人の氏系図になるぞかし」 いよいよ面白くなって来ましたよ! 新たな夫となった五代目徳兵衛こと惣次の理解もあり、本格的にあきないの戦国武将への道を歩み始めた幸 幸が商売にからんでくることで俄然面白くなってきたのですが… いやぁやっぱ人の根はそんなに簡単には変わら...

「ただ金銀が町人の氏系図になるぞかし」 いよいよ面白くなって来ましたよ! 新たな夫となった五代目徳兵衛こと惣次の理解もあり、本格的にあきないの戦国武将への道を歩み始めた幸 幸が商売にからんでくることで俄然面白くなってきたのですが… いやぁやっぱ人の根はそんなに簡単には変わらんものなのかね〜 もうバカ!ほんと男はダメだわ! 結局のところあきないってものを分かってないのよ!(自分は分かってる立ち位置での発言) 結局大事なのは「信」なのよ! そして、相変わらず引きが強い! どうなるの?どうなっちゃうのよ五鈴屋は?! そして幸は?!

Posted byブクログ

2023/07/29

5代目徳兵衛の妻となり、店の再建に奔走する。懐かしい人との出会いあり、刺激あり、御寮人として成長していくが、徳兵衛の行き過ぎた商売のやり方が仇となり、新規事業が危機を迎える。機転を利かせたはずが、夫を貶めることとなり、さてこれからどうなる。

Posted byブクログ

2023/01/27

読みましたで、続けて。4代目よりも確かにましかもしれまへんけど、やっぱし5代目目もどもならんでんな。でも知ってまんねん、幸の未来を。旦那が死なん限り次に進められへんって、ちょっとなぁ。

Posted byブクログ

2023/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

惣次とは良い関係の夫婦になれると思ったんだけどなぁ 志が同じ所にあると言うか・・ でも、やはり自分が先頭を切って走りたい男性なので、幸の商才が恐ろしくなったんでしょうね きっと何処かでなんらかの形で会うこともあるかもしれない 人を大事にしなければいけませんね

Posted byブクログ

2023/01/17

ここまで波乱の展開でしたが、今回は心穏やかに読むことができました。静けさが嵐の前触れのようで、逆にハラハラしながら読みました。幸の才能や振る舞い、治兵衛、お家さんの温かさが沁みます。この先、幸はどのように成長していくのか。五十鈴屋はどうなるのか。楽しみです。大好き度❤️❤️❤️

Posted byブクログ

2022/11/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

五代目店主となった惣次は幸の発案により京都西陣に絹糸を供給してきた産地を口説き落として羽二重の反物を自分達で織る村起こしを主導することで、産地直送の中抜きの仕入れというルートを開拓して売り上げを激増させ、江戸出店の夢に向かって踏み出すのだが……。 一方で、数奇な運命に翻弄される幸は絹織物の販路拡大に知恵を絞りながら、脳裏に由来するのは綿の産地である郷里のことであり、伏線となって今後の展開に絡んでくるであろう。

Posted byブクログ