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あきない世傳 金と銀(三) の商品レビュー

4.1

145件のお客様レビュー

  1. 5つ

    44

  2. 4つ

    63

  3. 3つ

    25

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

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2024/05/05

五代目徳兵衛は江戸出店を急ぐあまりに情のない商いを進める。ご寮さんとして幸は店の裏側から支えて行く大阪商人の情を学んでいく。情のない商いは取引相手の信用を失い、幸の情とアイディアでなんとか関係を繋ぐ。これから五鈴屋はどうなって行くのか。次巻が楽しみ。

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2024/03/01
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※このレビューにはネタバレを含みます

ラストがちょっと急展開だったかな〜って気がした。 波村の人、惣次にひどい目に遭わされかけたのに、ご寮さんなら信用できるわ(初対面)ってさすがにチョロすぎんか?って思った。 広告は、今までそんなに世間でやってなかったんやな〜って思った。 今ならブランドものって感じなんだろうか?五十鈴屋の立ち位置だと。現代だったらお店の名前入ったものって今ひとつなんだけど。

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2024/02/17

店や商品を認知してもらうには、アイデアに加え、口コミや広告は大切。 現在にも通用する。 商いって、人情と稼ぎとのバランスが難しいな…

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2024/01/30

2024.01.29 ★4.0 そうだよな。 そんなに何でも上手くいかないよな。 トータルの感想は全巻読み切ってから。 ↓↓↓内容↓↓↓ 大坂天満の呉服商「五鈴屋」の女衆だった幸は、その聡明さを買われ、店主・四代目徳兵衛の後添いに迎えられるものの、夫を不慮の事故で失い、...

2024.01.29 ★4.0 そうだよな。 そんなに何でも上手くいかないよな。 トータルの感想は全巻読み切ってから。 ↓↓↓内容↓↓↓ 大坂天満の呉服商「五鈴屋」の女衆だった幸は、その聡明さを買われ、店主・四代目徳兵衛の後添いに迎えられるものの、夫を不慮の事故で失い、十七歳で寡婦となる。四代目の弟の惣次は「幸を娶ることを条件に、五代目を継ぐ」と宣言。果たして幸は如何なる決断を下し、どのように商いとかかわっていくのか。また、商い戦国時代とも評される困難な時代にあって、五鈴屋はどのような手立てで商いを広げていくのか。奔流に呑み込まれたかのような幸、そして五鈴屋の運命は?大好評シリーズ、待望の第三弾!

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2024/01/28

ビジネス書としても秀逸。すっごい勉強になるし、励みにもなる。 2024年初めに読むにふさわしい本。第4巻にGOでございます。

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2024/01/28
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5代目徳兵衛、惣次のご寮さんとなる幸。商才に長け五鈴家を大きくする計画を持ち、五鈴家の改革にあたる惣次に、その聡さを見込まれ力を貸して欲しいとも言われ、店の認知拡大策など様々な知恵を出して協力して行く幸。 惣次との協力が上手く回り出すのかと思いきや、商才はあれど大坂商人として必要な情に欠ける惣次の招いたピンチにおいて、聡さ、情、危機対応力など、人として商人としての器量の大きさで幸の方が上回る事が、取引先、家人、雇人達の目の前で共通認識になってしまうという場面で終わるこの第3巻。 さぁ、また次が楽しみに。

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2024/01/16

五代目 徳兵衛(惣次)には商いの才も情熱もあり、幸はその聡明さを請われ嫁になる。 その時代の世相と、それに合わせた商いの工夫が、幸の目を通して描かれていくところが、とても興味深い。 奢侈禁止令で贅沢を禁止され着るものを制限されても、裏地を華やかにして着こなしを楽しむこと、浮世草...

五代目 徳兵衛(惣次)には商いの才も情熱もあり、幸はその聡明さを請われ嫁になる。 その時代の世相と、それに合わせた商いの工夫が、幸の目を通して描かれていくところが、とても興味深い。 奢侈禁止令で贅沢を禁止され着るものを制限されても、裏地を華やかにして着こなしを楽しむこと、浮世草子の冊子の空いたスペース、歌舞伎の演目での鉄漿粉など、現代の言葉に置換えるなら、広告、CM、ノベルティ、銀行、融資…などだろうか。 五代目の割り切った考え方も商売には大事なのだろうけれど、お家さんの縁や恩を大事にする考え方も欠いてはならないのだろう。“才”と“情”のバランスを保てなければ、上手くいかないということか。 のんびりゆっくり全巻読み進めようと思っていたけど、続きが気になりすぎる…。

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2024/01/14

五十鈴やの5代目の御寮さんになって商売を盛り立てる。 ところが5代目の突然の引退失踪。 それでもなお、五十鈴屋のために必死に働く「幸」

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2024/01/13

やっと惣次のお嫁さんになって安泰かと思ったら 新しい絹ものの産地として 織物が始まった波村が惣次のやり方では ついていかないと言いにきた。 波村の人たちも店のものたちも お家さんまで 惣次ではなく 幸につく。 うーん 中途半端なプライドの高い男の始末はどうつける。 次のお楽しみ

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2024/01/04
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※このレビューにはネタバレを含みます

四代目が亡くなり、幸は惣次改め五代目徳兵衛に嫁ぐことに。 五年で五鈴屋を江戸に進出させる。 夫婦力を合わせて商いの智恵を絞り、奉公人たちと力を合わせて五鈴屋を建て直していく二人。 しかし惣次こと五代目徳兵衛は幸の商人としての才に次第に嫉妬するようになる。

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