うつヌケ コミックエッセイ の商品レビュー
鬱病、精神的な病気を抱える人におすすめな1冊 手塚治虫の元お弟子さんが描いた、鬱病から立ち直る体験談コミックエッセイ 田中圭一さんは賢く、鬱病のしくみを分析して、ていねいに解析してくれてよかった 大槻ケンヂさん、ずんずんさんが出演 私は、低気圧でだめだめ人間
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p.7 心の奥底にある「こんな仕事は自分には向いていない」という思いにフタをして、「もっと頑張らねば」と自分のハードルを上げてしまうのはNG p.12 メカニズム 自分に合わない職場で無理して頑張る⇒うまくいかず「自分をきらい」になってゆく⇒きらわれた体(や脳)は心に対して反抗...
p.7 心の奥底にある「こんな仕事は自分には向いていない」という思いにフタをして、「もっと頑張らねば」と自分のハードルを上げてしまうのはNG p.12 メカニズム 自分に合わない職場で無理して頑張る⇒うまくいかず「自分をきらい」になってゆく⇒きらわれた体(や脳)は心に対して反抗する(「これ以上無理をするな」と体が発するアラート) p.13 ステップ1:ありのままの自分を受け入れる ステップ2:○○ねばならないという考えは棄てる ステップ3:ネガティブな言葉はやめて自分を褒める ステップ4:朝目覚めたとき「自分を褒める言葉」を唱える(アファメーション【肯定的自己暗示】) 昼間は「顕在意識」が「潜在意識」をブロックする。 朝起きぬけは「顕在意識」「潜在意識」の境界があいまいなため、そこに「前向きな発言」や「自分が好き」というのを心の中(潜在意識)に刷り込む。 p.20 季節の変わり目の寒暖差の激しい時期は気分が落ち込みやすく「うつ」のトリガーになりやすい(3月、5月、11月) 他にも「ホルモンバランス」「胃の調子」「血行」「体温」などもトリガーになることがある。 p.95 うつヌケあるある 周囲の人から必要とされ、その責務を果たすことで、トンネルの出口が見えてくる p.106 物事をネガティブに考える人は危機回避をしやすく、生き残る確率が高いと人類の歴史から証明されている。 だからネガティブなのは自分が優秀だからとポジティブに考えるぐらいがちょうどいい。 p.111 カウンセリング:マイナスをゼロに引き上げるもの コーチング:ゼロからプラスに引き上げるもの p.132 うつになりやすい人あるある ・生真面目 ・気が小さいが前向き ・責任感が強い うつトンネルの入口あるある ・自分がすべて悪いと思い込む ・自信を失う ・自分が嫌いになる うつトンネルの出口あるある ・周囲から「自分が必要とされている」ことを感じる うつ脱出のあるある ・過去のつらさを乗り越え、自分を肯定できる p.159 自分を否定するものからは遠ざかる 自分を肯定してくれるものに近づく p.161 人間は本質的に「自分が好き」「肯定されたい」「必要とされたい」であり、これに抗うと心が弱る うつは誰の心の中にも眠っており、色々な原因により心が弱ってくると出てくるので、上手に付き合うことが重要 p.168 本当にヤバいと思ったら仕事を辞める 全ての苦痛から逃げて正常な心を取り戻す そうすればまた素晴らしい仕事がいつだってできる
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うつ病についてわかりやすく描かれています。 絵もかわいいので、とても読みやすいです。 トンネルを抜けた今となっては、うつのときはこうだったなと、 あるあると頷きながら読めるのですが、 トンネルの奥深くにいたときは、本に載っているのは、 殆どが特殊で他人から求められてる人ばかりで...
うつ病についてわかりやすく描かれています。 絵もかわいいので、とても読みやすいです。 トンネルを抜けた今となっては、うつのときはこうだったなと、 あるあると頷きながら読めるのですが、 トンネルの奥深くにいたときは、本に載っているのは、 殆どが特殊で他人から求められてる人ばかりで、 平凡な自分とは違うのだと、更に落ち込んでしまいました。 うつは人それぞれ。 読む人やタイミングを選ぶ作品かもしれません。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人の心の中にはうつが眠っていて些細なことでそれが度々目覚める危険性がある。 重症化を防ぐためには、自分を客観視して、心や身体が疲れたと感じたら休むことが必要。 人と同じくらい自分を大切にする。 また、季節の変わり目の3.5.11月は1日の気温の変化が大きく鬱になりやすいから気をつける。 うつは風邪ではなくガンと捉えるべき。うつがひどい時は死にも至るから早く治療しなければいけないし、誰も原因となる悪い人はいないからだ。 周りのうつの人のために読んでみたがためになったし、うつに無縁の人にもこの本を読んでもらって、今より少し優しく接することができる世の中になるといいな。
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作者自身と色んな人の体験談を載せるだけじゃなくて、最後にうつ発症と解脱の傾向をまとめてある部分が良かったです。 やはり人間は一人では安定できなくて、承認欲求をある程度他者に満たしてもらいつつ生きていかないとダメなのかなと思いました。逆に鬱になってしまいやすい人は、他者に評価されな...
作者自身と色んな人の体験談を載せるだけじゃなくて、最後にうつ発症と解脱の傾向をまとめてある部分が良かったです。 やはり人間は一人では安定できなくて、承認欲求をある程度他者に満たしてもらいつつ生きていかないとダメなのかなと思いました。逆に鬱になってしまいやすい人は、他者に評価されなくても自分が楽しかったらそれでええわ、と思える私のような身勝手さがない真面目な人なんだろうなー、、
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うつを体験した人々が、どのように病気になり、どのように克服してきたかをまとめたマンガ。 手塚治虫風イラストで描かれたうつ達はどこか憎めない風貌だけど、積み重なると身動き取れなくなるのは本当。「うつは心の風邪ではなく、心の癌」と いう言葉にも同感。 うつで苦しむ人、それを支える周り...
うつを体験した人々が、どのように病気になり、どのように克服してきたかをまとめたマンガ。 手塚治虫風イラストで描かれたうつ達はどこか憎めない風貌だけど、積み重なると身動き取れなくなるのは本当。「うつは心の風邪ではなく、心の癌」と いう言葉にも同感。 うつで苦しむ人、それを支える周りの人に読んで欲しい。(活字を読むのは辛いかもですが)
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活字が頭に入ってこない、記憶が曖昧になる、今まで難なくできていたことを何度もミスする…そんな状態、あったわ。そして、他人と自分とを比べて、自己嫌悪… 鬱は、他人事ではなく、誰でもなる可能性がある。 鬱から脱出するには、自分を好きになればいい。 そのためには、①ありのままの自分を...
活字が頭に入ってこない、記憶が曖昧になる、今まで難なくできていたことを何度もミスする…そんな状態、あったわ。そして、他人と自分とを比べて、自己嫌悪… 鬱は、他人事ではなく、誰でもなる可能性がある。 鬱から脱出するには、自分を好きになればいい。 そのためには、①ありのままの自分を受け入れる。②ネガティブな言葉を辞めて自分を褒める。③〜せねばならないという考えは棄てる。そして、最終ステップとして、アファメーション(肯定的自己暗示)をする。朝目覚めた時「自分を褒める言葉」を唱えるだけで良い。
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「うつの時は自分が嫌い」という事実に初めて気付かされた。 本書ではさらっと当たり前のように書かれていたが、「自分が嫌い」という自覚はなかった。 症状として、日頃抱えているとにかく不安な感じ、嫌な感じ、悲しくなる感じ、疲れている感じだと思っていたものは、たしかに、「自分が嫌い」とい...
「うつの時は自分が嫌い」という事実に初めて気付かされた。 本書ではさらっと当たり前のように書かれていたが、「自分が嫌い」という自覚はなかった。 症状として、日頃抱えているとにかく不安な感じ、嫌な感じ、悲しくなる感じ、疲れている感じだと思っていたものは、たしかに、「自分が嫌い」という想いから来ていることもある事に初めて気付かされた。 自分が自分を嫌いなことが当たり前すぎて、本書で確認するまで気づかなかった。大変大きな気づきだった。 自分のうつとは違う、興味深い話も多かった。
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かなりライトな内容だったので読みやすかったです。 私自身、うつ病ではないのですがパニック障害&うつ状態なので参考になるところがありました。 とくにプラモ作りで心を落ち着かせるというのは共感出来ます(プラモは作りませんが)
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友人からのおすすめで読みました。 名前だけは聞いたことあるけどどんな症状があるのか、どんな心境になるのかがよくわかりました。 苦しさや辛さは本人にしかわからなくても寄り添って話を聞けるような心構えは持ちたいと思います。
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