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がん消滅の罠 の商品レビュー

3.4

136件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    42

  3. 3つ

    53

  4. 2つ

    15

  5. 1つ

    2

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2019/05/15

4.0 さすが、このミス大賞作。個人的には医療ミステリーとしてはバチスタシリーズを凌駕したと感じました。それほどがん消滅のトリックが衝撃的でした。エンタメとしても退屈せず一気に楽しめました。今後もさらに期待です。

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2019/04/02

予測できなかった結末。 医療的な内容を理解するのに集中力を要したが、ストーリーが面白くて引きこまれて読んだ。

Posted byブクログ

2019/01/05

「がん」を操作し、VIPをコントロールする 支配・権力のために医療を悪用する 目的が正義のためなら許されるというエリート医学部教授の自己規定 時には善良で貧しい者を救うためにガン保険詐欺を実行して良心の糧とする まあこんなストーリー 私は医学常識が欠落しているので厳密な評価は出...

「がん」を操作し、VIPをコントロールする 支配・権力のために医療を悪用する 目的が正義のためなら許されるというエリート医学部教授の自己規定 時には善良で貧しい者を救うためにガン保険詐欺を実行して良心の糧とする まあこんなストーリー 私は医学常識が欠落しているので厳密な評価は出来ない 着眼点は独創性があると思えるので「5」ちょっと甘いが

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2018/11/09

末期がん患者のがん病巣が消滅する事案が多発するのはなぜなのか?著者が国立がん研究センターに所属していただけあって、がん医療や保険業界の実情はリアルだし、トリビアもあり、がんという複雑なものへの定義も明快かつ真に迫っている。例えば〝がん化に関する研究が進むにつれ、がん化を防ぐ機構の...

末期がん患者のがん病巣が消滅する事案が多発するのはなぜなのか?著者が国立がん研究センターに所属していただけあって、がん医療や保険業界の実情はリアルだし、トリビアもあり、がんという複雑なものへの定義も明快かつ真に迫っている。例えば〝がん化に関する研究が進むにつれ、がん化を防ぐ機構の精緻さとそれを突破するがん細胞の巧妙さに科学者たちは驚くことになった。そういう意味ではがんは一つの奇跡だ〟とか。エンタメ的には手が込んだプロットで映画化もあり得るだろうが、悪の謀略組織の薄っぺらさが説得力を持ち得ないだろう。やってることは『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』とさしと変わらない訳だし。最後のオチがまた… ある種の神話性を持つ文体だったら成功したかもしれないが、お仕事ミステリ的な世界観とは合わない。

Posted byブクログ

2018/11/03

新人でこれはすごいね〜! 探偵役が勝てないのは残念だけど。 研究風景が最近の私には眼に浮かぶようで ちょっと笑った。 しかもこの時の隠し球が スマホを落としただけなのになんだ! このミスって当たり年と外れ年が わかりやすいな笑

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2018/10/15

このミステリーがすごい!大賞(第15回)受賞作品です♪ 医学ミステリーということもあり、取り扱う内容は医学用語か多く、ちょっと迷子になるところもありましたが、この巧妙なトリックは想像も予想もできないレベルで、ただただ驚嘆するばかり、最後の最後でここかぁ〜っとヤられた感、満載(^^...

このミステリーがすごい!大賞(第15回)受賞作品です♪ 医学ミステリーということもあり、取り扱う内容は医学用語か多く、ちょっと迷子になるところもありましたが、この巧妙なトリックは想像も予想もできないレベルで、ただただ驚嘆するばかり、最後の最後でここかぁ〜っとヤられた感、満載(^^; 久々に読み終わったあとの、読み疲れ(笑)

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2018/10/13

転移・浸潤の末期がん診断でリビングニーズ特約の保険金を得た患者が、その後寛解するケースが相次ぐ。社会的影響力の大きい人たちが再発しやすいという奇妙な現象。他人のがん細胞。死の淵から蘇った人間への影響力。 医療がトリックのタネになるなんて、そんなのアリ?ってかんじ。

Posted byブクログ

2018/10/12

2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』作品で期待しすぎたかな。面白く無かった訳じゃないけど読みにくかった。

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2018/10/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

医療系ミステリーのため難解な専門用語が多く、読みづらい箇所もありましたが、主要な登場人物同士の仲が良いので、堅苦しいない会話主体で読みやすく、西條先生の「医師にはできず、医師でなければできず、そしてどんな医師にも成し遂げられなかったこと」という言葉の謎、がんが消滅するという謎が気になり、最後の最後で明かされる斬新なトリックに、こんな事が現実にできちゃったら怖い!とすっかり驚かされました。 そして、西條先生の奥様の不貞理由やお嬢さんがなぜ嘘をついたのか等、腑に落ちない点は多々ありましたが、伏線に気付かず迎えた最後の一文に、萩原浩さんの「噂」同様、驚かされたので、それでチャラで。。。

Posted byブクログ

2018/09/23

面白くて読み応えありました! 次作もこの雰囲気で是非!と言いたくなるような展開で最後まで楽しませてくれました。 ドラマ版ではあのシーンがなかったのは予算の関係かな? 私、こういうの好きです。

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