たった、それだけ の商品レビュー
続きが読みたくて、気づいたらAM2時でした 涙と書いてルイという名前の女の子が、これからの人生を幸せに過ごせるように、心から応援したくなる物語です
Posted by
暗く長いトンネルをかろうじて歩き続けていたら、最後に出口の明るさが見え始めたといった感じ。 出口が見えたきっかけは何だったのだろう。 トータに心を開いたことだろうか。 私はまだトンネルの中。 来年の今頃はどんな気持ちで桜を見上げているのだろう。 失望?希望?? そもそも生きている...
暗く長いトンネルをかろうじて歩き続けていたら、最後に出口の明るさが見え始めたといった感じ。 出口が見えたきっかけは何だったのだろう。 トータに心を開いたことだろうか。 私はまだトンネルの中。 来年の今頃はどんな気持ちで桜を見上げているのだろう。 失望?希望?? そもそも生きているのかどうか。
Posted by
6話からなる連作短編集。 ある事件を知り、告発するということから始まり、 ある一族および、それにかかわる人たちや人たちによって、 変わっていくという行くという物語。 重い話から救われる話まで、時が流れていき、 爽やかな感じで終わるので、読了感はすっきりします。 各話ごとに主人公...
6話からなる連作短編集。 ある事件を知り、告発するということから始まり、 ある一族および、それにかかわる人たちや人たちによって、 変わっていくという行くという物語。 重い話から救われる話まで、時が流れていき、 爽やかな感じで終わるので、読了感はすっきりします。 各話ごとに主人公は異なり、それぞれの人となりが見え、 どこかしら救われていく。 読み始めの印象は、重い話で進んでいくものと思ったが、 話を重ねるごとに、実は救われていく物語なのだと気づき、 最後の6話はうるっときてしまった。 同社から刊行されてる著者の「誰かが足りない」 にも同じような感覚を受けていたことを思い出す。 こちらは、レストラン「ハライ」に同時刻に客としていた人たちの、 レストランに来ることになるエピソードが、短編集で綴られた物語。 こちらの作品を読んでない人はぜひ、読んでみてください。
Posted by
高校生の頃一度読んで、忘れられなかった本。 大学生になって再読 切ないけれど決して美しい本ではない、でもそこがいい 泥臭くても生きていく、一歩踏み出す。そんな本
Posted by
贈賄犯として逃亡者となった男の周囲の人間による連作短編。 愛人である女性がずっと語り手かと思ったら、妻や姉が出てきて意外だった。 そして、娘に「涙(ルイ)」と名付けた理由は最後まで分からなかった。そういうことや、何人も愛人を作った心情とかが明らかになるのかと思ってたんだけど。 最...
贈賄犯として逃亡者となった男の周囲の人間による連作短編。 愛人である女性がずっと語り手かと思ったら、妻や姉が出てきて意外だった。 そして、娘に「涙(ルイ)」と名付けた理由は最後まで分からなかった。そういうことや、何人も愛人を作った心情とかが明らかになるのかと思ってたんだけど。 最後がああで、あっけないというか、え、それだけ?となってしまった。
Posted by
面白かった。 せつないなぁ 全てがせつなくて、ルイのこの先の人生が全て幸せでありますように。 と願う。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
第5話までの主人公は怖くて、「聞く」ことができない人だったけど、第6話の大橋くんは「聞く」ことができる素直さを手に入れた人。 最後に円を描くように1話1話が繋がるので、読みやすかった。
Posted by
再読。 連作短編、短いのであっと言う間に読めます。 後書きにもあったけど… 内容的には居た堪れない、 窮屈な感じもするのに 読み終わったあとは満ち足りた気分になる! 「涙」に込められた真意は分かったけど、 でもやって良いことと悪いことの分別は、必要だし 大人でしょうよ…ってなるん...
再読。 連作短編、短いのであっと言う間に読めます。 後書きにもあったけど… 内容的には居た堪れない、 窮屈な感じもするのに 読み終わったあとは満ち足りた気分になる! 「涙」に込められた真意は分かったけど、 でもやって良いことと悪いことの分別は、必要だし 大人でしょうよ…ってなるんだよなぁ…。 解説で、ふむふむとなる。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ルイが心を病まなくてよかった。 可南子に対しても、受け入れる感情を持ててよかった。正幸がなぜ贈賄に関わることになったのか、浮気癖は本当にあったのか、可南子への愛情は本当はどうだったのか、は謎のままだけど、ラストでもしかしたらこの親子が再会できるのかも、と思わせて救いがあった。 続篇があるといいな。
Posted by
2回目、再読。 解説によると四話と五話の人物について驚いたとあった。 え、誰? 前までに出ている人? もう一回読むか...
Posted by