書く力 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この本のここがお気に入り 「ノーベル文学賞も取っている大江健三郎さんの文章は、ちょっとどうでしょうか。なぜわざわざもってまわった書き方をして、わかりにくい文章にしているのかが、どうしてもわからない」「文章については、悪文と言わざるを得ないと思っているんです」
Posted by
読売新聞の「編集手帳」を書き続けている名文家・竹内政明さんと池上彰さんが、文章術について語り合った本。 文章の構成や伝わる表現について、わかりやすく解説しています。上手に文章を書けるようになりたいなら、本書は一読すべきです。 文章が書けるようになるには文章読本ばかりを読むので...
読売新聞の「編集手帳」を書き続けている名文家・竹内政明さんと池上彰さんが、文章術について語り合った本。 文章の構成や伝わる表現について、わかりやすく解説しています。上手に文章を書けるようになりたいなら、本書は一読すべきです。 文章が書けるようになるには文章読本ばかりを読むのではなく、多くの本を読み、多くの文章を書くことが大事。
Posted by
職場の先輩から勧められて読んでみました。 お二人の会話のテンポが読みやすく、これが何十年も文章に関わる人だからこそだせる技なんだろうなと思いました 書く力を求めて読みましたが、貪欲に本を楽しみながら読むことが必要なんだなと実感しました。読む力がないと推敲できない。本当にその通りだ...
職場の先輩から勧められて読んでみました。 お二人の会話のテンポが読みやすく、これが何十年も文章に関わる人だからこそだせる技なんだろうなと思いました 書く力を求めて読みましたが、貪欲に本を楽しみながら読むことが必要なんだなと実感しました。読む力がないと推敲できない。本当にその通りだなと。また、自分の好きな言葉はラクしてる...これは今後も気をつけなければ
Posted by
最も印象的だったのは「いつか使えるものはないか、という視点で本を読む」です。もっとうまく書きたいと常日頃から考え、そのためにアンテナを張ることが重要と認識しました。
Posted by
自分にはそれほど参考にならなかったかな。おそらく、どんな文章を書くかによっては参考になると思います。
Posted by
読んで知って得したこと3つ (1)失敗はネタの宝庫 今となってはいい思い出となっているものを書いたり語ったりするといい。すべてできてしまう人間ほどつまらないものはない。転んでは立ち上がり、調子にのってはすっころぶ。それを笑って語れる人は、とても素敵だ。 (2)書き写すこ...
読んで知って得したこと3つ (1)失敗はネタの宝庫 今となってはいい思い出となっているものを書いたり語ったりするといい。すべてできてしまう人間ほどつまらないものはない。転んでは立ち上がり、調子にのってはすっころぶ。それを笑って語れる人は、とても素敵だ。 (2)書き写すことは最高の文章鍛錬 池上彰さんも読売新聞の竹内さんも、文章を書き写し学んでいる。すごく書ける人が練習していて私が練習していないのは、とても変なことだ。そして、それで書けていないわたしは当然の結果だよねってなる。だから、すぐにはじめよう。 (3)プロの真似をしたい 池上彰さんは、普段は「です・ます」を多く使用する。その知識や専門用語を理解していなくても、池上彰さんの文章は読むスピードと理解するスピードがほとんど同じである。内容がつっかえずに、水を飲むようにスルスルととりこめることができる文章はとてもすごいこと。 そのすごい人が「です・ます」を普段使っているなら、私も真似したいと思うのは滝の水が上から下へと流れるのと同じくらい当たり前のことですよね。
Posted by
【図書館】対談である。テーマと自分の間にブリッジをかける方法論が多い。自分のことだけでは人に伝わらないし、一方テーマだけでは自分が書く意味がない。テーマ×自分の合成が必要なのだろう。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
著者二人の知識量と自分の知識量に差がありすぎて、まずは使える知識のインプットが必要だと痛感した。それでも、書く力のエッセンスは理解できた。すぐ読めてしまった。名文で紹介されていた井上靖の詩が美しかった。もっと文章へのアンテナをはることを意識したい。
Posted by
今まで、対談しているおふたりの文章を読んだことはほぼなかった。 読んでいれば、なお面白かったに違いない。 おふたりが対談するなかで、文章に対する姿勢と読者への配慮、そして書くことへの愛情がよく感じられた。
Posted by
元来、あまり対談形式の本は好きではないのだけど、この本はおもしろかった。池上彰さんの文章について、読む速度と理解の速度がそろうことで、すらすら読めるという評があるが、対談においてもその特長がが現れているようです。 テーマと読者の橋渡しになる構成や切り口、表現の豊かさを増すために...
元来、あまり対談形式の本は好きではないのだけど、この本はおもしろかった。池上彰さんの文章について、読む速度と理解の速度がそろうことで、すらすら読めるという評があるが、対談においてもその特長がが現れているようです。 テーマと読者の橋渡しになる構成や切り口、表現の豊かさを増すために、常に古事成語や文学・映画・身の回りのエピソードをストックしているという、プロの研鑽には頭が下がる。 古賀史健の「書く人の教科書」にもあった、豊かな文章を書くための努力と、そのノウハウについて惜しみなく語られている。 ジャーナリズムにいる二人ならではだと感じるのが、表現やテーマに対するメタ認知の力。 対象を限定しすぎていないか、物事の評価を一面的にだけ捉えていないかといった、中立であるためのスタンスの取り方はさすがです。 また、過剰な表現に酔ったり、押し付けがましくなっていないかなどの、読者との距離感の取り方など、あらためて意識したいものです。
Posted by