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書く力 の商品レビュー

3.9

59件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2021/03/03

文章の上達には、文を書くしかないと思ってたけど、違った。 たくさん本を読むこと。 そして好きな本を見つけて、「どうしてその文章がいいと思うのか」「どんな工夫がされているのか」を分析することが大事。 確かにこれが言語化できると自分の文章にも活かせそうだ。。 あと、良い文章を繰り...

文章の上達には、文を書くしかないと思ってたけど、違った。 たくさん本を読むこと。 そして好きな本を見つけて、「どうしてその文章がいいと思うのか」「どんな工夫がされているのか」を分析することが大事。 確かにこれが言語化できると自分の文章にも活かせそうだ。。 あと、良い文章を繰り返し書き写すこと。 どうして書き写すのがいいのかというと、書くことで一字一句と向き合うことになるから。 そうすると書き手がどんな工夫をしているかがわかったり、自分の癖に気付いたりできる。 あとは、文章のリズムを身につけることができる(音読でも良い!)。 池上さんも、直された原稿や、ベテラン記者が書いた原稿、ニュースを聞いて書き起こした原稿を何度も何度も書き写したらしい。 書き写していくと「こういう場合には、こういう表現がいいのか」っていうのがわかってくるって書いてあった。 習字の例えがわかりやすかったな。 最初はお手本を繰り返し書き写す。繰り返すうちに自分のスタイルができてくる。 読む前は、自分にとって名文を書く方法はあまり役に立たないかなと思っていた。 名文よりも説明文とかビジネス文書を書けるようになりたいから。 でもそうではないなと。。 どの表現が1番しっくりくるかこだわったり、2度読まなくても理解できるように書いたり、説明文でも読みたくなる工夫が必要。 書き写す練習方法がどうして良いのかをしっかり理解できてよかった。

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2021/02/24

文章の勉強をするべく図書館で借りて、読了後書店に走りました。これは、手元に、置くべき! 読み物としても面白いですが、人に文章を読んでもらう時の心得としても大変参考になりました。

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2021/02/24

池上彰本は、どれを取ってもお勧め出来る。平易な言葉で書かれていて分かりやすい。かと言って内容に物足りなさを感じさせないしっかりとした裏打ちと経験に基づく。

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2021/01/24

とにかく今すぐ書きたい!とまではいかなかったけど、色々思うことはあり。 漢詩とかも久々に読んでみたくなった。 ネタのストックを増やしたい。

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2020/08/17

夫の本棚から借りてきました。 池上彰さんと、読売新聞の一面コラム「編集手帳」の執筆をする竹内政明さんが、文章の書き方について対談形式で語った本です。 私自身は普段仕事でコラム等を書くことはないし、執筆作業?といえば数行のインスタと読書レビューくらいなのですが、文章を読むこと自体...

夫の本棚から借りてきました。 池上彰さんと、読売新聞の一面コラム「編集手帳」の執筆をする竹内政明さんが、文章の書き方について対談形式で語った本です。 私自身は普段仕事でコラム等を書くことはないし、執筆作業?といえば数行のインスタと読書レビューくらいなのですが、文章を読むこと自体が好きなのでとても面白かったです。 書き手のプロが考える秘訣や心構え、テクニックなんかも余すことなく披露されており感心しきり。 1つの表現に対して何通りもの言い換えを考えたり、たくさんの引き出しを持つために日頃から地道な努力をされていたり、全く感動ものでした。 私なんてすぐに類義語検索しちゃうし、「・・・」を多用しちゃうし、本当は使いたくないのに「スゴイ」「本当に」という表現に逃げることも多い。。 あ、「。。」とか「絵文字」もすぐ使うね。 レビューを書く時にも使えると思ったのが「自分の中でしっくりくる表現」を探すことを意識して読書をすること、「要素を書きだす」こと、それを全部は使わず「大胆に削る」こと(私のレビューはムダに長いことが多い)です。 そうそう、天声人語は時事的報道を伝えるジャーナリズムに重きを置き、編集手帳はコラムとしての読み応え(文章職人)、みたいなものに重きを置いた全く別部門なんだとおっしゃっていたのが印象的でした。 各社の色がそんなところにも出ていたんですね。面白い!

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2020/05/02

請求記号 S816-アサ-600(新書) 資料番号 300533981 新潟医療福祉大学図書館 蔵書検索(OPAC) https://library.nuhw.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&...

請求記号 S816-アサ-600(新書) 資料番号 300533981 新潟医療福祉大学図書館 蔵書検索(OPAC) https://library.nuhw.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=1000093607&opkey=B158835173228913&start=1&totalnum=183&listnum=24&place=&list_disp=50&list_sort=6&fc_val=datatype%23%40%2310&cmode=0&chk_st=0&check=00000000000000000000000000000000000000000000000000

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2020/04/04

文章の論旨や、本の感想をどういう方向性にしようかという点では迷うことが多いが、伝えることが決まってしまえばそこから先でそれ程迷ったことはなかった。 しかし、この本を読んで自分がどれだけ無頓着に文章を垂れ流していたのか思い知らされ、今現在タイピングをする手が止まってしまっている。...

文章の論旨や、本の感想をどういう方向性にしようかという点では迷うことが多いが、伝えることが決まってしまえばそこから先でそれ程迷ったことはなかった。 しかし、この本を読んで自分がどれだけ無頓着に文章を垂れ流していたのか思い知らされ、今現在タイピングをする手が止まってしまっている。 文章の構成も考えず、適当に話を進めていなかったか? 先に読み進めたくなる工夫をしていなかったのではないか? 文中に無駄・曖昧な表現をしていないか? 表現や単語の選択は適当にしていないか? 私の答えは全て「YES」である。その他にもこの本の著者二人は様々な点に、細心の注意を払って文章を作成していることが伝わってきた。 ただただ、文章を生業にしている人との意識の差に驚くばかりではあるが、そこに考えたこともなかった差があることが判った。それを認識した以上、少しでも上達していきたい。 なんかそんな本。

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2019/11/17

良い文章のリズムを覚えるために名文を書き写す。 論理的な理由づけまでは書いてなかったけど、感覚として身につけるには早い方法、と思った。

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2019/09/15

読んだから文章がうまく書けるとは思わないが、文章の上手な二人が話した内容なので読みやすかった。 文章を書く際にやった方がいいこと、やっては良くないことをいくつか習得できて、満足度の高い本。 身近な話、ブリッジ、部品のストック、削る作業、控えめな表現など今後の書く作業に生かしたい。

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2019/09/08

正しいことを言うときは少し控えめにするほうがいい。 まずは、何を書くかをはっきりとさせる 自分の小さな経験から入る。 なんでもいいから書いてみる。 書いているうちに結論が浮かんでくる。 要素を書き出す 言葉というのは、受け取る人によって、イメージがまったく違う。 これは誰に向けて...

正しいことを言うときは少し控えめにするほうがいい。 まずは、何を書くかをはっきりとさせる 自分の小さな経験から入る。 なんでもいいから書いてみる。 書いているうちに結論が浮かんでくる。 要素を書き出す 言葉というのは、受け取る人によって、イメージがまったく違う。 これは誰に向けて書いた文章なのかを自覚しながら書く。 自分が腹の底から意味のわかる言葉以外は使わない。 わかりにくい文章を書いている人は、その物事についてよくわかっていない。 自分が本当にわかっていることを、自分の言葉で書くのが基本です。 これは誰に読んでもらうものかを常に意識しながら書く、というのが、文章を書く基本になる。 小学生にもわかるように 失言の多くは、読者、視聴者が見えていないときに、口から出てしまう。 演説の勉強をするために、仕事の隙間を見つけては片っ端から落語を聴いている。 二度読まなくても意味が頭に入ってくるような文章の書き方をしなければいけない。 厳しく批判したいときほど、8割くらいの力に抑える。 改善点というのは、いくらでも出てくる。 同じ文章を繰り返し書き写せば書き写すほど、いい発見が出てくる。 読む途中でひっかかるところが出てくる。そこがダメな文章である。 基本的には、淡々と事実だけを書いていく。 文章の執筆には、書く力だけではなくて、読む力もとても重要になってくる。 簡潔に書くということと、短く書くということの間には大きな距離がある。 失敗談は、その書き手が、その失敗について、心の中で解決できていないとダメだということです。 読んでいる文章の内容が頭に沁み込む速度は、活字を目で追う速度よりも遅い。

Posted byブクログ