妻が椎茸だったころ の商品レビュー
表題作が素敵すぎた。大切な誰かにいつも料理を作っている人、大切な誰かがいつも料理を作ってくれる人は、私も椎茸だった頃あるある…!となんとなく共感できるんじゃないかな。わかんないけど(笑)
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突然妻が亡くなった。残された夫は生前妻が申し込んでいた料理教室に行く事に。 料理教室での体験や、かつて椎茸だったと記された妻が残したノートを元に、少しずつ料理をするようになる主人公。不思議な読後感のある短編集。
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「リズ・イェセンスカのゆるされざる新鮮な出会い」の最後のオチがよかった!「妻が椎茸だったころ」は心が温まった。 著者の他の作品を読んでみたい。
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タイトルに惹かれて読んだ 5つの短編集 どの物語もありそうでなさそうな 不思議な世界に引き込まれた
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タイトルに強烈に惹かれ、いても立ってもおれず即予約!短編集。中島京子さんのファンになった作品。 どれも面白くて、先が気になって一気読み。 気になる設定、不可思議な登場人物たち、そしてなんだかひんやり怖いという、その塩梅がたまらなかった。 「妻が椎茸だった頃」は一番地に足ついていて...
タイトルに強烈に惹かれ、いても立ってもおれず即予約!短編集。中島京子さんのファンになった作品。 どれも面白くて、先が気になって一気読み。 気になる設定、不可思議な登場人物たち、そしてなんだかひんやり怖いという、その塩梅がたまらなかった。 「妻が椎茸だった頃」は一番地に足ついていてじんわり。それこそ椎茸のような味わいのある作品だった。「ラフレシアナ」は強烈。 最初の作品はとてつもなく怖いよ…。 怖いけどクセになる。現実と狂気の隣り合わせ感にゾクゾク。また読み返したい。
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不思議な物語が展開される短編集。 表題作中の「おまえたち、戻ったのか!」が印象的。 期待以上でした。
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タイトルが不思議すぎて気になり読みました。 短編集なのでサクッと読めて、どの話も独特ではあるもののオチがあり面白かったです。 ゾッとしたり切なさがあったりと、全編通して様々な感情を楽しめました。 個人的にはやはりタイトルの「妻が椎茸だったころ」が一番面白かったです。最後にどこか切...
タイトルが不思議すぎて気になり読みました。 短編集なのでサクッと読めて、どの話も独特ではあるもののオチがあり面白かったです。 ゾッとしたり切なさがあったりと、全編通して様々な感情を楽しめました。 個人的にはやはりタイトルの「妻が椎茸だったころ」が一番面白かったです。最後にどこか切なさと暖かさが感じられる話でした。
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独特な世界観を味わえる短編集だった。 各作品の読了後は、ん〜?というような不思議な感覚。でも、時間が経つにつれジワジワと面白味が湧いてきました。また時間を置いて、再読してみようと思います。また違った感覚が味わえそうです。
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非日常な内容だが、それは男と女の恋に纏わる話。 妻が椎茸だったころの章は、残された者に寄り添っていた頃の事を思うと切なく心温まった。懐かしい記憶を思い出すかの様に。やはり妻と同じ椎茸だった事を。
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『妻が椎茸だったころ』 え、どういうこと? まずはタイトルの意味不明さに惹かれて読んでみました。 五つの短編からなる本書は、現実世界であるけれど、すぐその隣の不思議な異世界へとつながり、時に怪奇もの、或いは理解不能と受け取られるかもしれません。 ただ、(個人的な好みは別にし...
『妻が椎茸だったころ』 え、どういうこと? まずはタイトルの意味不明さに惹かれて読んでみました。 五つの短編からなる本書は、現実世界であるけれど、すぐその隣の不思議な異世界へとつながり、時に怪奇もの、或いは理解不能と受け取られるかもしれません。 ただ、(個人的な好みは別にして)全編に共通して、質の高い幻想世界・浪漫の香り高い世界が広がっていて、そこが魅力な気がします。特に表題作は、妻を亡くして初めて、寄り添う大切さを真に理解するという、深い内容なのではないかと思いました。
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