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妻が椎茸だったころ 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2016/12/15 |
JAN | 9784062935500 |
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妻が椎茸だったころ
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商品レビュー
3.7
59件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なんとなくミステリー要素が強いかと想像していたので最初はちょっと違うかも...と思っていた。読めば読むほど心を持っていかれてあっという間に読了した。単に中島京子の世界に浸れていないだけだったよう。 所々ゾワっとするものを感じたり、心がほんわかしたり、切なくなったり、感情を大きく揺さぶられる作品だった。 個人的には「ハクビシンを飼う」が好き。夢と思うほど瞬間的な出来事が笙子さんの人生を彩っていたわけで。切ないながらも美しい人生だったろうなと思った。
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このタイトルが気になって読まずにはいられませんでした。5篇の短編集ですが、どれも面白かったです。 『妻が椎茸だったころ』は妻を亡くした夫が妻が生前予約していた料理教室に代わりに参加するお話ですが、これは想像力を掻き立てられますね。私は昔何だったのだろう? そして一時期「石」に...
このタイトルが気になって読まずにはいられませんでした。5篇の短編集ですが、どれも面白かったです。 『妻が椎茸だったころ』は妻を亡くした夫が妻が生前予約していた料理教室に代わりに参加するお話ですが、これは想像力を掻き立てられますね。私は昔何だったのだろう? そして一時期「石」に興味を持っていた時があったので『蔵篠猿宿パラサイト』のお話はとても楽しく読めました。猿宿温泉も鍾乳洞も実在してないようですが、『宇宙からの色』という小説はあるようなので読んでみたくなりました。 どの短編も不思議な世界観と最後のオチも良く楽しめました。これまで中島京子さんの作品は長編を2冊読んでいますが、私の好みは断然こちらの短編集。興味を引くタイトルの付け方にもセンスを感じました。
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気になるタイトルに思わず手に取ってしまう。 5つの短編集になっているが、どれもちょっと謎っぽくて、理解できないわけではないけどあえて理解したくない…不思議なままでそっとしておきたいと思うようなものばかり。 どれもぎゅっと「偏愛」が色濃く詰まっていて楽しめた。 「妻が椎茸だった...
気になるタイトルに思わず手に取ってしまう。 5つの短編集になっているが、どれもちょっと謎っぽくて、理解できないわけではないけどあえて理解したくない…不思議なままでそっとしておきたいと思うようなものばかり。 どれもぎゅっと「偏愛」が色濃く詰まっていて楽しめた。 「妻が椎茸だったころ」は、亡き妻のレシピ帖に書いてあった、どこかの時代にいけるなら、私は私が椎茸だったころに戻りたいと思う。という記載に想像力がついていかないという夫が、あたりまえに面白く思った。
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