応仁の乱 の商品レビュー
ホンマ疲れた。久々に苦労して読んだ。何よりも登場人物名のルビをもっと多く振って欲しかった。数日後に続きを読もうとすると名前が読めず最初に戻って調べるか、ネットで名前検索…あぁメンドクセー。正確に名前を読めないと全体をリズム良く読めないのでストレスが溜まって、もう、いや…助けて 要...
ホンマ疲れた。久々に苦労して読んだ。何よりも登場人物名のルビをもっと多く振って欲しかった。数日後に続きを読もうとすると名前が読めず最初に戻って調べるか、ネットで名前検索…あぁメンドクセー。正確に名前を読めないと全体をリズム良く読めないのでストレスが溜まって、もう、いや…助けて 要は将軍足利義政の優柔不断さが混乱を招いて、そこに伊勢•山名•細川の三者のバランスが崩れgdgd状態になり、追い討ちをかけて畠山家の混乱が加わり結果10年も続いた戦乱になりましたって事でオッケでしょうか。知らんけど。 ただ、これは確かに『応仁の乱』とはどんな事象だったのかって事は何となく理解できた。いや、後三回ぐらい読み返すとかなり理解出来るかもしれない。その為にも名前にルビ振ってくれ、お願いします。
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あーっ!なーにやってんだよバカ〜・・・の連続。 あともうちょっとでひと段落するかと思ったら足元をすくわれたり、抜け駆けする奴が出てきたり。 もうなにも信じられないんじゃないかってくらいみんながみんな手のひらを返す。端から見てると何考えてんの!?って決断の連続なんだけど、その裏には...
あーっ!なーにやってんだよバカ〜・・・の連続。 あともうちょっとでひと段落するかと思ったら足元をすくわれたり、抜け駆けする奴が出てきたり。 もうなにも信じられないんじゃないかってくらいみんながみんな手のひらを返す。端から見てると何考えてんの!?って決断の連続なんだけど、その裏にはやはりそれぞれの抜き差しならない理由があって、各々の目的の為に別の目的を持った人と組むものだから利害関係の調整がほぼ不可能になるというジレンマの塊みたいな戦争ですね。
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1467~77年、東軍細川勝元、西軍山名宗全くらいしか知りませんでしたが、主人公もなくダラダラと続いたとされている戦争について、少しはわかったような気がしました。
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よほど歴史の認識が深い人でないと読みこなすことは出来ないし、面白みを感じることも出来ない。 応仁の乱が分かりにくいのは、これと言ったヒーローも出ず、これと言った大きな戦も無く、際立った文化も無く、終わりを告げる大戦争もないからであり、いわゆる、魅力がないからである。その魅力がない...
よほど歴史の認識が深い人でないと読みこなすことは出来ないし、面白みを感じることも出来ない。 応仁の乱が分かりにくいのは、これと言ったヒーローも出ず、これと言った大きな戦も無く、際立った文化も無く、終わりを告げる大戦争もないからであり、いわゆる、魅力がないからである。その魅力がない時代を、面白く、魅力ある時代に描きなおしているのかと思えば、そうではなく、淡々と応仁の乱の時代を記すだけであり、面白くないのを再認識しただけである。
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目を惹く広告で話題になった歴史書。噂通り前半はかなり硬めで捗らないんだが、中盤から「どこの経済小説だよ!」と突っ込みたくなるような、現代日本さながらの泥沼権力闘争が描かれ始め、あぁ、ここを読み解くための前半だったのね、となる。コーポレートガバナンスでもありがちな話がどっさり出てく...
目を惹く広告で話題になった歴史書。噂通り前半はかなり硬めで捗らないんだが、中盤から「どこの経済小説だよ!」と突っ込みたくなるような、現代日本さながらの泥沼権力闘争が描かれ始め、あぁ、ここを読み解くための前半だったのね、となる。コーポレートガバナンスでもありがちな話がどっさり出てくるし、従来あまり評価されてこなかった人物にも平等な記述を目指す筆者の描き方からは新しい景色も見える。社内の派閥争いに疲れた人はよむといいかも。
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なんなんでしょうか? この中公新書のかしこそうな感じって。 アナタたちとは違うんです、って言われてる感じ。 でも今年とても売れた新書のうちの一つということは意外とわかりやすいのかも、と淡い期待でチャレンジ… アタクシの脳ミソが世間の皆さんよりはかなり低空をフライトしていることは...
なんなんでしょうか? この中公新書のかしこそうな感じって。 アナタたちとは違うんです、って言われてる感じ。 でも今年とても売れた新書のうちの一つということは意外とわかりやすいのかも、と淡い期待でチャレンジ… アタクシの脳ミソが世間の皆さんよりはかなり低空をフライトしていることは重々承知の上ですが、一回では誰が誰だかわからん…くやしいです!(©︎ザブングル加藤) せっかく定価で買ったのにもったいない、と人物の相関図をメモしながら再チャレンジ… わかってきたけど楽しくない… 子どものころドラクエのふっかつのじゅもんをメモってるときはとっても楽しかったぞっ。 戦国武将のみなさまへ一言。 じい様から孫の代まで同じ漢字使うなよ、誰だかさっぱりわからん…あと途中で名前変えるのは反則よ。
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歴史の教科書で、名前だけは覚えた応仁の乱。 応仁の乱を幕開けに、世は戦国時代に突入していくというざっくりとした知識しかなかったが、話題の本ということで読み始めてみた。 応仁の乱の概要があまり知られていない理由がわかったような気がしました。 奈良と京都の土地勘と、なんとなく天皇の...
歴史の教科書で、名前だけは覚えた応仁の乱。 応仁の乱を幕開けに、世は戦国時代に突入していくというざっくりとした知識しかなかったが、話題の本ということで読み始めてみた。 応仁の乱の概要があまり知られていない理由がわかったような気がしました。 奈良と京都の土地勘と、なんとなく天皇の系図、将軍幕府の系図が頭に入っていなかったら、恐らく自ら地図を見、系図を確認しながらでないと読み進めるのは困難。 しかも、興福寺という要素が重要な意味を持っていることも理解でした。 新書ということで、軽い気持ちで入門編として読み始めると読みづらいと思いますが、登場人物相関図と地図を思い浮かべながら読むと複雑な面白さが伝わってくる。
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今売れている、応仁の乱に今の時代を見る、などの新聞記事を見、行きつけの書店で平積み、イチオシになっているのを見て思わず購入。読み始めてみるが、え~!!、本当にみんなきちんと読んでいるの? そうだとしたら買って読み込んだ人はえらい。最初20pくらいまではきちんと読んでみたがなにしろ...
今売れている、応仁の乱に今の時代を見る、などの新聞記事を見、行きつけの書店で平積み、イチオシになっているのを見て思わず購入。読み始めてみるが、え~!!、本当にみんなきちんと読んでいるの? そうだとしたら買って読み込んだ人はえらい。最初20pくらいまではきちんと読んでみたがなにしろ地理や特に人物の縁戚関係がややこしくてどうにも読み進められない。研究者の研究を史料をもとに紹介しつつ自説を述べるという、歴史の専門書形式だ。なので、終章:応仁の乱の残したもの20pほどを読み終わりにした。それが1か月前。で、今なにも覚えていない・・己の歴史感覚の無さを思い知る。
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新書の役割は学術論文を一般大衆向けにわかり易く書き直し、大衆が教養を身に着ける事に寄与するもの、トカナントカらしいが、この本は内容的にはかなり細かくて(一説によると登場人物が300人程度とか)、「大衆の教養」レベルを遥かに超えてしまっているように思う。40万部売れているそうだが、...
新書の役割は学術論文を一般大衆向けにわかり易く書き直し、大衆が教養を身に着ける事に寄与するもの、トカナントカらしいが、この本は内容的にはかなり細かくて(一説によると登場人物が300人程度とか)、「大衆の教養」レベルを遥かに超えてしまっているように思う。40万部売れているそうだが、ブームなので買ってしまったのはいいが、数十ページで挫折してしまって、殆ど読まない人が半数以上いるだろう。自分は歴史はワリと好きな方だし、応仁の乱の要所は巡った事もある程度には興味はあるレベルだが、それでも、ざっと読んだだけで、細かい所までとても追いかける気にはなれない。著者も登場したNHKの『英雄たちの選択』程度深さで調度いいくらい。これをシッカリ読みこなすには大学の史学科在籍で中世を研究テーマにしようと考えている学生レベルの基礎知識と体力が必要だろう。
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中公新書の「応仁の乱」が 20万部を超えるベストセラーとなったという 記事を受けて、読み始めた。 しかし、登場人物が多く、 経緯も複雑で どうも腑に落ちなかった。 読後、感じるのが、 この複雑さこそが 応仁の乱を長引かせた要因であったのではないか。 さまざまな対立要因を抱え込...
中公新書の「応仁の乱」が 20万部を超えるベストセラーとなったという 記事を受けて、読み始めた。 しかし、登場人物が多く、 経緯も複雑で どうも腑に落ちなかった。 読後、感じるのが、 この複雑さこそが 応仁の乱を長引かせた要因であったのではないか。 さまざまな対立要因を抱え込み、 それぞれの中心を明快に特定できず、 だからこそ、疲弊する長期戦となったのであろう。 基本構造は、細川勝元に対する 新興勢力たる山名宗全の挑戦で始まったわけだが、 そこにさまざまな対立構造が取り込まれることで 終わろうにも終われない戦いが続いたのである。 結果、終戦後には足利幕府の弱体化をもたらし 守護大名から戦国大名へと大名の変化が起き、 戦国時代を用意することになるのである。 貴族たちの次男以降が寺に入僧する構図は ヨーロッパの中世からルネサンスと 構図が類似しており、 寺社の持つ権力装置、 武装力を持った暴力装置としての側面を 見逃すことはできない。 それにしても、足利義政の朝令暮改は 目に余る。 人物に開戦の原因を求めるとすれば、 間違いなく義政だろう。
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