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応仁の乱 の商品レビュー

3.6

178件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

    67

  3. 3つ

    50

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

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2017/07/15

 時間のあるときにちょっとずつ読んだので,次々に出てくる登場人物がわからなくなった部分があった。  それでも,応仁の乱の具体的なところを全然知らなかったので,それが良くわかってためになった。  「守護在京制」が弱体化し,守護が在国するようになる要因となった点が勉強になった。

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2017/07/12

奈良の興福寺の別当経験者2名、経覚と尋尊の残した日記を基礎資料として、応仁の乱の経緯を追っている。京の乱というより、荘園支配を巡る争いという感。 応仁の乱ブームの中心のようにいわれる本書だが、読み解くのが大変。別の解説本で人物相関図を参照しないと、東軍、西軍が混乱してくる。

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2017/07/06

やっと読み終わりました.名前が途中で省略されたりしていて,誰が誰やらわかりにくく,混乱しました. 山城国一揆など,今まで思っていたことと違ったことも多く,畿内の入り乱れた権力争いも面白かったです.

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2017/07/05

本の帯の通り、知名度の高さの割に中身を知らない事件。読みやすく、分かりやすく書かれてはいたが、やはりややこしい。 再読が必要な本。

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2017/07/04

中央新書さんの本がこんなに騒がれたのは珍しいのではないか?(失礼) 仙台に出張した歳、知り合った地元スタッフと本の話で盛り上がり、教えてもらう。また、自分でも入手しようと調べると、なかなか好評な様子で更に期待が高まる。 読んでみた、が惨敗だなー、歴史小説が好きなのであって、歴史...

中央新書さんの本がこんなに騒がれたのは珍しいのではないか?(失礼) 仙台に出張した歳、知り合った地元スタッフと本の話で盛り上がり、教えてもらう。また、自分でも入手しようと調べると、なかなか好評な様子で更に期待が高まる。 読んでみた、が惨敗だなー、歴史小説が好きなのであって、歴史のことをつらつらと書かれた本は40前にもなるのに読みづらい。もう登場人物が5人以上出てきた時点で、火を自在に操るとか、ほくろから毛が生えているとか、わかりやすい特徴がないと覚えきれず、話について行けない。。。 応仁の乱の事を再勉強出来たことと、悪女富子を養護する考察に触れられた事が今回の収穫。 【学】 八代将軍足利義政に息子が居なかったので、弟の義視を後継としたが、直後に義政の妻日野富子(日本三大悪女)が男児を出産したので、富子が息子を将軍にしようと画策、細川勝元(義視)東軍と山名宗全(富子)西軍がお家騒動に介入し応仁の乱になる。 応仁の乱によって将軍の権威が失墜した「応仁の乱が終わってもめでたいことは何もない、今や将軍の命令に従う国など日本のどこにも無いのだ」とまで言われた。

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2017/07/03

歴史小説ではなく、当時の知識人の日記などを基にした学術資料のような感じ。 登場人物も多く、連携と離反も多く、整理をしていかないとついて行きにくい。 人物の相関関係や地図を多用してくれると、もっと深く楽しめたと思います。

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2017/07/02

室町時代に関する本はあまり多くないが、最近、この時代の研究が盛んだそうで、室町時代の最大の出来事の一つである応仁の乱についても新しい本が出た。しかも、それが売れてるという。 どんなものだろうと思って読み始めたが、確かに面白い。奈良の興福寺の高僧二人の記録を中心に、京都だけではなく...

室町時代に関する本はあまり多くないが、最近、この時代の研究が盛んだそうで、室町時代の最大の出来事の一つである応仁の乱についても新しい本が出た。しかも、それが売れてるという。 どんなものだろうと思って読み始めたが、確かに面白い。奈良の興福寺の高僧二人の記録を中心に、京都だけではなく、奈良を含めた畿内という範囲で話が進み、一見複雑な人物関係も、戦局の展開も分かりやすくて、初めて応仁の乱というものが理解できた気がした。 著者の他の本も読んでみたくなった。

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2017/07/01

盛り上がりや主役が不在の為とても分かりづらい歴史的な騒乱、その後の時代の転換点です。 この本では、興福寺の経覚と尋尊の日記を通じ分かりやすく解説していていい勉強になりました。 あまり触れていないけど、やはり日野富子はラスボス感ある。

Posted byブクログ

2017/06/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

室町時代を題材とした書物を読むことは、あまりないが、本屋で並んでいるのを、つい買ってしまった。登場人物が多いし、馴染みもなくて、取っつきにくいが、相当整理されているため、案外読みやすい。 応仁の乱が、幕府の権威による支配、京都中心主義から、実力による支配、地方主義への転機だということがわかる。それが、今の日本の社会の原型になっているのだろう。 経覚、尋尊の残した記述は当時の肉声であり、世の中の動きに対する知識層の評価が伺えて面白い。

Posted byブクログ

2017/06/25

人気ということで手に取る。まだ消化不良気味。とりあえず、興福寺というお寺の意味を少し考えるようになりましたが...。

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