一汁一菜でよいという提案 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
泣かせる本ではないことは重々承知の上ですが、言葉の一つ一つや考え方が優しくて丁寧で泣いた(笑) ”基本や中身がきちんとしているならば、表面を取り繕うことなんてなにもない”という言葉は、お味噌汁に対してだけではなく、人間に対しても同じことが言えると思った。 料理に対して苦手意識のある私に、おいしくない日もある。こうすれば大丈夫。これで良いんだ。そう思わせてくれる本でした。 旬の食材についてや季節を感じられるような食べ方が具体的に書かれており、最近は街中やスーパーでも春夏秋冬を感じられることが少なくなってきているが、(いつでも変わらない安定した味を食べることができるのはすごくありがたいことですが)改めて原点に帰るこの基本の考え方もいいものだなぁと思った。 一汁一菜を軸に、身体に入れる食べ物のことを考え、健康で長生きしたいと思った。
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和食の良さを教えてくれる本。 家庭料理を大切にしていきたいと思えた。 お味噌汁のレシピなどもう少し載っているかと思ったので少し残念。
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料理をしなければならないという義務感があり、解放されたいなぁと思っていたところ手に取った一冊。 脳が感じる美味しい食事より、体が感じる美味しい食事の方が日常的には良いという考えは、すっと入ってきた。 和食の良さにも改めて気付かされ、読んでよかった。 家族が品数が少なくても納得して...
料理をしなければならないという義務感があり、解放されたいなぁと思っていたところ手に取った一冊。 脳が感じる美味しい食事より、体が感じる美味しい食事の方が日常的には良いという考えは、すっと入ってきた。 和食の良さにも改めて気付かされ、読んでよかった。 家族が品数が少なくても納得してくれるかは…?
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「家のごはんはまずくてもいい」 すごく心強い言葉です。 力を入れる必要もない。 同じ毎日が続くことが大切だと分かりました。 普通の家庭料理が幸せなことなんだなと思いました。
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一人暮らししてる時に読みたかったーー 日本人の食文化や和食の遍歴も書いてくれたけど、料理研究家がこれでいい、って言ってくれると安心感ある。(この、のんでも研究家のみが言及する世の中は良くないって書いてあったけど…) 日本人は勿体無い、の文化だけど結構まだ食べれるところ捨てたりとか...
一人暮らししてる時に読みたかったーー 日本人の食文化や和食の遍歴も書いてくれたけど、料理研究家がこれでいい、って言ってくれると安心感ある。(この、のんでも研究家のみが言及する世の中は良くないって書いてあったけど…) 日本人は勿体無い、の文化だけど結構まだ食べれるところ捨てたりとかしてる、って話を聞いて、伝聞と事実ってキチンと内容確かめてから信じた方がいいな、と思った。 個人的に最近味噌汁の味付け濃いなと思ってて、それは外食や洋食の初速が美味しいと感じる食文化に慣れたせいだなと思った。薄く素材の味を楽しめるような舌にしていきたい
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料理の本、というより物事の捉え方の本。 シンプルに、研ぎ澄まして、丁寧に生きよう、 と背筋が伸びます。 濃い味とたくさんの情報にいつのまにか流されていたんだなあ。 野菜がいつもより美味しく感じます。
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共感できる話が多いね。味噌汁に卵入れるのこのかた勧めるよね。まだやってないけど、やってみよう。四季の料理書いてあるとこあるけど、それほど複雑なことはやってない。季節の取れたものをきれいにして食べる、って感じ。難しいことはしてないよという。
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毎日作るものだからこそ 手の込めることではなく 日常を大事に過ごして 自分も周りに対しても 感謝の気持ちで頂く。 多様化の世の中だからこそ 「ケ」と「ハレ」 を意識して 丁寧に目の前のコトに向き合う。 料理が苦手ですが 自分を創る大切な時間として 出来ることから 丁...
毎日作るものだからこそ 手の込めることではなく 日常を大事に過ごして 自分も周りに対しても 感謝の気持ちで頂く。 多様化の世の中だからこそ 「ケ」と「ハレ」 を意識して 丁寧に目の前のコトに向き合う。 料理が苦手ですが 自分を創る大切な時間として 出来ることから 丁寧に向き合おうと思えました。
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主婦層で評判になっていたり料理本付近に置いてあるのを見かけていたので、読む前は「とにかく具沢山味噌汁とご飯でいいんですよ」というような本なのかと思ってました。 もちろん家庭料理の話が中心ではありますが、日本古来の文化、本居宣長の"もののあはれ"、民藝の柳宗悦な...
主婦層で評判になっていたり料理本付近に置いてあるのを見かけていたので、読む前は「とにかく具沢山味噌汁とご飯でいいんですよ」というような本なのかと思ってました。 もちろん家庭料理の話が中心ではありますが、日本古来の文化、本居宣長の"もののあはれ"、民藝の柳宗悦など様々な事柄が取り上げられていて興味深かったです。
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先日たまたま行った本屋さんに平積みしているのを見て直感で読みたくなって、すぐに図書館で予約して借りて読んだ1冊。 脳が欲しているもの、と、身体が欲しているもの、の違いにハッと気づかされた。 一汁一菜でよいという提案に、私も賛成です。 この前提にあるからこそ、たまの贅沢も赦されるの...
先日たまたま行った本屋さんに平積みしているのを見て直感で読みたくなって、すぐに図書館で予約して借りて読んだ1冊。 脳が欲しているもの、と、身体が欲しているもの、の違いにハッと気づかされた。 一汁一菜でよいという提案に、私も賛成です。 この前提にあるからこそ、たまの贅沢も赦されるのではないかなと、私の中では納得したので。
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