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やり抜く力 GRIT の商品レビュー

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391件のお客様レビュー

  1. 5つ

    117

  2. 4つ

    145

  3. 3つ

    72

  4. 2つ

    20

  5. 1つ

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2017/01/01

ビジネスで重要なのは、才能よりも継続力。 継続は力なり、という言葉が世界的に実証された。 ただし、意味のある練習の継続があってこそ。 ただ漫然と続けるのは意味がない。 このあたりの塩梅が、一流と二流の境目になりそう。

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2016/12/31

・訳者が適切  スタンフォードのストレスを力に変える教科書を翻訳された方で、多くの人の生きる上での基本的な考え方を解説に専門性があると思う。読んでいて非常に読みやすかった。 ・考え方に共感  筆者の成功は、才能その物と言いたくなるぐらい凄いし、比較対象に出てくる偉人達も優秀とい...

・訳者が適切  スタンフォードのストレスを力に変える教科書を翻訳された方で、多くの人の生きる上での基本的な考え方を解説に専門性があると思う。読んでいて非常に読みやすかった。 ・考え方に共感  筆者の成功は、才能その物と言いたくなるぐらい凄いし、比較対象に出てくる偉人達も優秀という幅をはるかに超越している。それでも、基本的な考え方としてよく理解できた。 ・自分自身の今後に期待しようと思える  着実に自分の中で実行して、自分の将来をより輝かせるために努力しようと思った。

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2016/12/28

内容的には、僕が教師としての経験から得た実践知を超えるものはほとんどなく、目を開かされるような情報はなかった。 しかし、この本の価値は、そうした当たり前のことを科学的に裏付けようとしていることにある(全ての親や教師が、必ずしもこうした当たり前のことを弁えているわけではないから)...

内容的には、僕が教師としての経験から得た実践知を超えるものはほとんどなく、目を開かされるような情報はなかった。 しかし、この本の価値は、そうした当たり前のことを科学的に裏付けようとしていることにある(全ての親や教師が、必ずしもこうした当たり前のことを弁えているわけではないから)。 教師にとっては、保護者に助言をするときの理論武装としてこの本を使えるだろう。

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2016/12/27

諦めず根気強くやり抜く力を持っているかどうかが成功の条件だよ〜〜ていう話 *他者にベクトルが向いた目的を持つこと

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2016/12/25

大切なのは才能よりもやり抜く力。仕事や勉強でも才能だけで終わる人、手は付けても長続きしない人を見ていて、つくづく、Doではなく、penetrateの大事さを感じていたが、その思いを裏付けてくれる1冊に会えて、非常に合点がいった。

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2016/12/24

人生で成功するのに必要となるのは才能ではなくやり抜く力である事を様々な事例を基に説明している本。 自身のキャリアに行き詰まりを感じていたので非常に参考になりました。何事も一時的な迷いに惑わされず、やり抜く事が大事だと感じました。

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2016/12/22

やり抜く力と才能は、逆相関。 努力のほうが重要と思っていても、同じ能力なら、努力家より天才を評価しやすい。 一流の人は当たり前のことしかしていない。しかし継続的に積み重ねていって相乗効果を生み出している。 努力ではなく才能と考えると、できない自分が楽になる。 才能×努力によって...

やり抜く力と才能は、逆相関。 努力のほうが重要と思っていても、同じ能力なら、努力家より天才を評価しやすい。 一流の人は当たり前のことしかしていない。しかし継続的に積み重ねていって相乗効果を生み出している。 努力ではなく才能と考えると、できない自分が楽になる。 才能×努力によってスキルが磨かれる。スキル×努力によって達成される。努力はいつでも必要。 やり抜く力=情熱とネバリ強さの2つの要素がある。 夢を実現するための中位下位の目標がない=空想。 中位の目標ばかりで最上位の目標がない=正しい決断はない。時々に応じて、優先順位を決める。 バフェットの目標達成法=仕事の目標を25個書き出す。重要なもの5個に丸をつける。丸をつけなかった20個を目に入れない。より重要なことに集中できなくなるから。=中位の目標ばかりの場合は、最上位の目標に貢献する優先順位を決める。 やり抜く力が強い人は下位の目標が失敗してもすぐに新しい下位の目標に狙いを定められる。 興味をもち練習をし、目的を忘れず達成できる希望を持ち続ける。 好きなことでなければ努力できない。 意図的な練習をしなければ上達しない。 ある一点に絞って高めの目標を設定する。 集中して努力し、目標を達成する。 意図的な練習は、一日3~5時間が限界。1時間毎に休憩を入れる。 意図的練習は楽しくない。フローとは違う。 辛い練習は、それが生み出す結果に着目する。努力あるのみ。なぜなら結果が出たときは嬉しいから。 ラクなことをしても練習したことにはならない。 毎日同じ時間同じ場所での習慣をつくる。 目的が明確で、人の役に立っていること。 幸福は、快楽を追うか目的を追うか。 役に立っている、という意識がやり抜く力になる。 どの職業でも天職と考えている人の割合は変わらない。 無力感は、苦痛ではなく、苦痛を回避できないと思うことから生まれる=失望しなければ頑張れる。解釈の違いが粘りを生む。 脳は筋肉のように鍛えられる。 知能と才能は努力によって向上する、と心から納得する。楽観的に考える練習をする。人に助けを求める。 ひとつはハードなことに挑戦する。

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2016/12/19

やり抜く力とは情熱×粘り強さ。 人のやり抜く力を伸ばすのは、高い期待×惜しみない支援。 まず興味があるものを掘り下げる。 ルーチンを作る。 やり抜く力の強い集団に加わる。

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2016/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この本は、正直に言えば至極当たり前のことしか示していない。 改めてデータと科学的な根拠によって、努力を継続する力の重要性とその方法論を説いた。 しかし、生活の中ではこのことは無視され軽んじられている。わかっていても、目を向けたくないことなのだろう。 この本を理解することは簡単にできるだろう。 しかし、実践していくには、逃げられない自分と向き合うというgritがいきなり試されることになる。 その意思がなければ、この本はただの活字だろう。 しかし、そう嫌な顔をすることはない。 きっとこの本が示した実践方法に関しての体系的なアドバイスが大いに役立つだろう。

Posted byブクログ

2016/12/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

このグリット力の研究によって別名「天才賞」と言われるマッカーサー賞を受賞したアンジェラ・ダックワース教授の力作。自己啓発本としてはかなり読めば読むほど読み応えのある本となっている。 私も含めて今の世の中は「才能礼賛」のきらいがあるのではないだろうか。為末大さんの「諦める力」がヒットしたり普通の地道な努力が軽視されている。 ダックワース教授の理論によると「成果」というのは「才能」が一乗で効いてくるのに対し「努力」は二乗で効いてくるという事である。 自分がこの本で本当に頷いたのは努力で何かを成し遂げられると思ってない人は悲観論者であり「固定思考」である事が多い。アイツは才能がある、アイツはダメだ、社会や会社の人事はしばしばそのような「固定思考」で行われる事が多いがそれに自分もいつの間にか浸ってしまっていないだろうか。 才能礼賛は「固定思考」に結びつき、やがては悲観論者になり不幸にも結びかねない。確かに「固定思考」の人達の世界は窮屈で面白くない。現実は「情熱」と「粘り強さ」で面白おかしく変える事が出来るというのに。そして子供を「成長思考」へ目を向けさせるのは何よりも大人が何かハードルの高い目標を掲げる事だとしダックワースもその実践家となっている。 本書は他にアリストテレスを持ち出し幸せとは「快楽を追求する事」と「目的を追う事」とし双方を追いかける事は大事だとしている。また努力は「意図的な練習」(戦略)が欠かせないとし、その為にはfirst priority 最優先される目標を設定する事が肝要となり哲学が必要となる。この辺りの事は他の啓発書にもある話でありこの本で得られた最大の価値は「固定思考」と「成長思考」という概念を知る事が出来た事だと思う。

Posted byブクログ