〆切本 の商品レビュー
小説家、評論家、学者、漫画家、編集者などなど、締め切りにまつわるエッセイをまとめた本。 締切破りの言い訳や締切に追い詰められる感じが人それぞれクセがあって面白い。 卒論は締切守らないとハードルが上がるから、頑張って書くように促す大学の先生の話が、仕事柄一番共感できた。
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新聞で紹介されていて面白そうと思い、ちょうど近所の図書館にあったので読んでみました。 その名の通り〆切にまつわる様々な文章。有名な文豪たちが、どのように〆切を乗り越えてきたか、一人ひとりの性格が垣間見え、楽しく読めます。 何かやる気が出ないとき、〆切に終われているとき、または...
新聞で紹介されていて面白そうと思い、ちょうど近所の図書館にあったので読んでみました。 その名の通り〆切にまつわる様々な文章。有名な文豪たちが、どのように〆切を乗り越えてきたか、一人ひとりの性格が垣間見え、楽しく読めます。 何かやる気が出ないとき、〆切に終われているとき、または暇つぶしのときなどにオススメです。
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発売されて割とすぐ買ったのに今日やっと読んだ。めっちゃ面白かった。「〆切過ぎてから原稿もらうことを『美談』として話す編集者がいるが酔っ払っているとしか思えない」と一蹴する森博嗣御大が最高だった。
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面白かった! 切実だったり飄々としてたり、面白く書けるってことは流石作家さんだよなぁと納得。 締め切りとは背中を押してくれるものというのも、なるほどなーと思った。 好評で2も出てるようなのでそっちも読みたい。
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明治の文豪から最近の作家(西加奈子)まで、〆切にまつわるエッセイなどを集めたアンソロジー。 よくぞここまでの文章を集めたな。脱帽。 それぞれの作家の〆切に関わる面白おかしいエピソードを集めたものなのかと思っていたが、様々な作家が書いた〆切に関連する文章を集めているものであった。...
明治の文豪から最近の作家(西加奈子)まで、〆切にまつわるエッセイなどを集めたアンソロジー。 よくぞここまでの文章を集めたな。脱帽。 それぞれの作家の〆切に関わる面白おかしいエピソードを集めたものなのかと思っていたが、様々な作家が書いた〆切に関連する文章を集めているものであった。 時代も含めて、ここまで多彩な作家を集めてアンソロジーを組み、テーマをブラさないというのは相当大変なことだと思うが、この本はそれを成し遂げている。 作家は当然誰でも文章表現をしている。そしてそれは芸術活動でありながら、経済活動でもある。〆切は芸術と経済のはざまに立つ、永遠の根源的な象徴であるからこそ、どんな作家にも共通する切り口となりえる。 この切り口をみつけ、アンソロジーを組むという着想がこの本を成功させている。 〆切が好きな作者は誰ひとりいないが、その対応方法や、表現は本当に十人十色。 また、自嘲気味であったり、なんだか余裕がありそうだったり。〆切(差し迫った脅威)に対する態度は、意外とその人の本質的な人格をしみださせるものである。 というのが分かるのが面白い。 名前は良く知っているけど、読んだことのない文豪の文章をサラサラ読めるのも魅力。 田山花袋、車谷長吉 さすが、文章が趣深い。文章に惹きつけられる。 いつかきちんと読まねば。
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文豪たちの言い訳がかわいい。 でも〆切をちゃんと守る健気な作家たちに 共感した。 〆切守らない方が偉いみたいなさー笑
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可愛かった。 長ったらしく丁寧な書き出しでたらたら書き綴ったかと思えば、言いたいことは、小説 どうしてもかけない だけだったり、わざと遅れたんじゃない、自分はこういうスタイルなんだ、というアピール。 微笑ましい。不思議と勇気付けられる。
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装丁およびタイトルに惹かれ手に取りましたが、期待していた程ではなかった。確かに著者によって〆切に対する姿勢や考え方が十人十色だとは感じましたが、それだけでした。やはりプロなので過程ではなく結果で勝負ですね。
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面白い!!本当に面白い!! まあ,これだけ〆切に関するいろいろなものを集めたもんだと思う. 〆切がない仕事は果たして張り合いがあるのだろうか?そんなことも考えさせられる.
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〆切に対する思いと一口に言っても、 その書きようは本当にさまざまですね。 確かに、この方々、 一般企業には向かない方々ばかりだわ。 人間の弱いところ、ずるいところ丸出しです。 でも、そのダメな部分に惹かれる自分もいる。 絶対に自分にはできない~と思うからこそ、 ある意味大胆不敵な...
〆切に対する思いと一口に言っても、 その書きようは本当にさまざまですね。 確かに、この方々、 一般企業には向かない方々ばかりだわ。 人間の弱いところ、ずるいところ丸出しです。 でも、そのダメな部分に惹かれる自分もいる。 絶対に自分にはできない~と思うからこそ、 ある意味大胆不敵な先生方に憧れるのかも。 その一方で〆切ギリギリなんて怖くて嫌だという 先生方がいるのもおもしろい。 いずれにせよ、人間なんですよ、どの人も。
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