〆切本 の商品レビュー
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締め切りは 明日と思え 三日前 帯に「なぜか勇気がわいてくる。」ってあるけど、勇気はわいてこないな。「こうはなるまい」って思うわ。 どちらかと言わずとも、完全に森博嗣的思考。学生時代森を読みまくったからね。読んでも影響されないひとだっているんだから、もともと感覚的にそっちに近かったんだろう。締め切りは守れよ。ビジネスだったらなおさらだろ。芸術? 文学? そこに金銭が絡んだらビジネスだ、商売だ、約束は守れ。 まあこっちは趣味で同人やってるし、締め切りも自分で決めるんだけど、それだってちゃんと守るし、守れるよう脳内で日数計算もするよ。基本バカだから、がばがばな計算だけど、そこを見越して余裕持って計算するもん。夏休みの宿題は、さっさと終わらせるタイプでした。 っていってもね、自分もいつか締め切り守れないってことがあるかもしれないしね。そんなきっついことばっかりも言ってられんのもあるだろうしね。わかっててもできないひとっているわけでね。ただその場合、努力のあとが見えるか見えないかなんだなぁ。結果が出せそうもないなら、せめて経過を逐一報告しろ、仕事をしているアピールをしろ、と昔上司から教わりました。それだけで印象がだいぶ違うそうで。 締め切りは破ってこそだとか、本気で言ってんのかね。正直好きな作家がそういうこと言ってたら読むのやめそうなので、やっぱりできるだけ作家の私的な面は見たくないなぁ。 金井美恵子が劇的に合わないってことが分かったので、今後読むことはないでしょう。あと内田百聞がひどくて笑える。 社会学者樋口収のは面白かった。なんで人間は締め切りまで余裕があると楽観的に考えちゃうのかっていうことに対する、心理学的な考察。 締め切りが迫ってきててあたふたしてる文章とか、普通に読んでて面白い。発想の勝利な本。
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20170106読了 2016年出版。多くの作家の、締切に関するエッセイや随筆などを抜き出して集めた本。書評で知って借りる。追われてバタバタしたり逃げ回ったり、反応それぞれ。米原万里が印象的。枠があることの有益さ。
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古今、〆切にまつわる、小説家を中心にした作家たちの随筆、エッセイなどをまとめた本。なので、当初想像していた「ひたすら苦悶する作家の呻き」ではなく、ある程度整って紡がれていたので、読みやすいような、肩透かしでもあるような読書だった。 とはいえ、〆切を守らない作家、かならず守る作家...
古今、〆切にまつわる、小説家を中心にした作家たちの随筆、エッセイなどをまとめた本。なので、当初想像していた「ひたすら苦悶する作家の呻き」ではなく、ある程度整って紡がれていたので、読みやすいような、肩透かしでもあるような読書だった。 とはいえ、〆切を守らない作家、かならず守る作家、効用を語る作家等創作者ならではの視点が楽しめ、応対する編集者の苦悩も推し量れて面白い。 ただ一番印象的だったのは、〆切を社会心理学の側面から研究している論文だった。一般人にも、言ってしまえば人生にも、〆切の効用はあるんだなぁ。
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たくさんの作家さんの、〆切に対するそれぞれの思いが書かれていておもしろかった。 勝手なイメージで申し訳ないのだけれど〆切をちゃんと守っている人は少ないと思っていた。きちんと守っている作家さんが多くて驚いた。 森博嗣さんが書いていた、〆切より早く出しても課金されることは無いし逆に遅...
たくさんの作家さんの、〆切に対するそれぞれの思いが書かれていておもしろかった。 勝手なイメージで申し訳ないのだけれど〆切をちゃんと守っている人は少ないと思っていた。きちんと守っている作家さんが多くて驚いた。 森博嗣さんが書いていた、〆切より早く出しても課金されることは無いし逆に遅れても罰金が無いからお互いに曖昧になるというのは一理あると思う。一般読者としてはひたすら待つのみですが。
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様々な作家の〆切に関する文章等を集めた本。 ものによっては部分だけを抜粋して、あまり意味のわからない文章になっているものもあり、少しすっきりしませんがまぁ企画勝ちの本ですね。
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〆切とは、何でしょうか? 人生において、一番始めに〆切という言葉を意識するのはおそらく「小学生の夏休み」ではないか、とこの本にあります。 なるほど、宿題を早めに終わらせ遊んだ方、ギリギリになって慌てて取りかかった方、十人十色いらっしゃいます。 さて、世の中には多種多様な〆切があり...
〆切とは、何でしょうか? 人生において、一番始めに〆切という言葉を意識するのはおそらく「小学生の夏休み」ではないか、とこの本にあります。 なるほど、宿題を早めに終わらせ遊んだ方、ギリギリになって慌てて取りかかった方、十人十色いらっしゃいます。 さて、世の中には多種多様な〆切がありますが、そのなかで想像しやすいのは、作家の原稿の〆切ではないでしょうか? あなたは、〆切と作家と聞いて、どんな様子を浮かべますか? 「書けない、どうしても書けない。」とペンを握りしめ白紙の原稿用紙に向かっている様子でしょうか? 〆切前に編集者の方によって缶詰にされている様子でしょうか? 「あと2日、いや1日。」と〆切をのばして欲しいと言っている様子でしょうか? 夏休みの宿題の取り組み方が人それぞれ違ったように、作家の数だけ色々とあるようで…。 明治時代の文豪から現代の人気作家まで、 総勢90名による〆切にまつわるエッセイ、日記、手紙、対談等を集めたこの本。 なかには、きっと自分とよく似た方もいるかもしれません。 好きな作家のものを読んでみると、こんな風に書いてるんだなと、今度その方の本を手に取るとき、また違った視点でみることができるかもしれませんね。 読んだあと、作家の方々がどこか身近に感じられる一冊です。 ペンネーム ネコヤナギ
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〆切に追われているときの気持ちというのは、大作家も庶民もあまり変わらないのかな。生みだされるものには雲泥の差があるのに。
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〆切近くになって焦ってくると手が伸びる本。仲間を見つけて安心してしまう。しかも名だたる文筆家の「仲間」。あぶないあぶない。こっちは〆切直前とかカンヅメとかしたって、文豪たちのように才能あふれる素晴らしい文章をひねり出せるタマじゃないのに。
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(2016/12/1取りやめ) 西加奈子さんが入っていたので借りた本。 夏目漱石や島崎藤村も収録されて、年代の幅がかなりある。旧仮名文字も使われて、言いまわしもその当時のままで、序盤を読んで私にはちょっと無理と感じたので、気になる作家さんのだけ読んで、やめました。 文学が好きな人...
(2016/12/1取りやめ) 西加奈子さんが入っていたので借りた本。 夏目漱石や島崎藤村も収録されて、年代の幅がかなりある。旧仮名文字も使われて、言いまわしもその当時のままで、序盤を読んで私にはちょっと無理と感じたので、気になる作家さんのだけ読んで、やめました。 文学が好きな人(読書がではなく)にはたまらないんだろうなぁ。 ちなみに、私が読んだのは、 序盤の、白川静、田山花袋、夏目漱石、島崎藤村、泉鏡花…ここで挫折 ここからは、気になる作家さんで、 江戸川乱歩、藤子不二雄A(漫画)、浅田次郎、泉麻人、吉本ばなな、西加奈子、手塚治虫、村上春樹 (内容) 作家としめきり、悶絶と歓喜の94篇!
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大家が様々な弁を尽くしてひたすら言い訳してる。 ように最後にはもう見えてくる。 一方で、〆切後に得た原稿こそ価値があるとする編集者に対して「酔っ払ってるとしか思えない」と切り落とした彼がちょっと好きになりました。
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