〆切本 の商品レビュー
休みの日は眠たくないのに、仕事の日は眠くなるとか 机に向かってパイプの掃除ばかりしているとか ようもないのにトイレに行ってしまうとか 仕事中の私と同じだ。みんないつだって仕事に乗り気になれるわけじゃないわよね。 私のは、締め切りのある仕事じゃないし、クリエイティブな仕事でもない...
休みの日は眠たくないのに、仕事の日は眠くなるとか 机に向かってパイプの掃除ばかりしているとか ようもないのにトイレに行ってしまうとか 仕事中の私と同じだ。みんないつだって仕事に乗り気になれるわけじゃないわよね。 私のは、締め切りのある仕事じゃないし、クリエイティブな仕事でもないのだけどね… 手元に置いてたまにパラパラ読むとなんか元気出るかもしれない。 三浦綾子さんの本が口述書き取りという方法で生み出されていたのは驚きでした。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今まで読んだ中でいちばん笑って、いちばん元気が出ました!ちょっぴり人生も変わって、いちばんお気に入りの一冊です!!(続編も大好き!!) 数多の人の心を揺り動かす言葉をいくらでも綴ってきた偉人たちが、〆切が迫ったり過ぎたりするたび、編集者への手紙がどんどんと肩身の狭そうな雰囲気を出して、遂には「だってなんにも思いつかないんだもん!」と子供のように逆ギレしたり、言い訳したり、逃亡してみたり…また、(周りから見れば)大げさに手足を投げ打って絶望してみたり… 正直言ってこの上なく情け無くて、この上なく面白かったです!!wwww 読んだのは1年以上前ですが、今でも思い出し笑いするくらいです。 間に合わなかったある人の実際の白紙掲載されたページなんかも載っており、4ページくらい何も書いてないのに、ウホホホホと猿のような笑いが止まりませんでしたwwww 自分だったら悪夢でしかないのに、気持ちいいくらいの間に合ってなさにもう笑うしかない! 同時に「どんな天才も秀才も、〆切に苦しんでいるんだ」と親しみと勇気が湧いて、読んだあとは仕事が捗りま………せんでした。wwwwダハハwwwwwwwwwwwww (深夜、もうダメだという絶望感を薄らげてくれる強力な痛み止めとしては大いに役に立ってくれました。) でも何かを作るという、生みの苦しみで七転八倒する気持ち、自分の他には誰も自分の思い描くものを知り得ない孤独感に寄り添ってくれる仲間を得たようで心強い。 今は何もアイデアが出なくとも、悩み続けて、作りたいものを目指そう。呆れられ笑われてもいいと、勝手に励まされておきました。 文豪たち、または単純に他人のひどい苦しみ様を愛でたい人、ついでに、(極道入稿常連だったり迫りくる無茶な〆切に絶望している)創作活動家にオススメです。 (後者の場合、名も知らぬ友よ、エナドリと胃薬で乾杯!!)
Posted by
明治の文豪あたりの書簡になると、歴史的出来事の一部のような縁遠さのほうが感じられるが エッセーに近い諸作家の文言は、各々の事情が垣間見えて面白い。 ただ、テーマを定めたエッセーから好みの作家を探るには、個人的には煙草という題材が必要十分な形を取っていると感じる。
Posted by
〆切を守れない筆者のいいわけだけではなく、そもそも「〆切」とは何か、その効用とは、筆者と編集者の関係性とか、などなど、ウィットに富んだ文章あり。
Posted by
どんな文豪も みんな締切に追われていたり ああ 悩んで苦しんで 同じように息をしていたんだと 感じられて、楽しかった。 それと、意外と締切に追われて書けないけれど、手紙はたくさん書いてしまっていて、それがすごくいい文章だったというエピソードが面白かった。
Posted by
人間らしさ 小説家というのは響きはいいが生み出す苦労は出産に近いように思える 苦しんでもがいて生み出す 言い訳や逃げ出すなどの滑稽さに誰もが味わった苦い気持ちを感じます
Posted by
感想 できない。間に合わない。無理。そんな叫びにお化粧してあげる。時に派手すぎて素顔がわからなくなる。だけど相手もそれを楽しみにしてるかも。
Posted by
☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB21995517
Posted by
第23回アワヒニビブリオバトル「社会人になる人に読んで欲しい一冊」で発表された本です。 2017.03.07
Posted by
テーマとしてはとても面白かった。 皆さんの言い訳、思わずニヤニヤしちゃいます。ただ、あまりに古い物が多くて、文体が読みにくく 実感が遠くなるものも。もうちょっと現代の人々の言い訳集(笑)を読みたいな。次作(まだ読んでない)に期待★
Posted by