聖なる怠け者の冒険 の商品レビュー
ファンタジー的な要素多くて読んでいてとてもワクワクしました。京都に行きたくなるような本です。有頂天家族を読んでから読むと被るところが多く楽しかったです。
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独特の森見ワールドです。 登場人物はみな自由に行動しまくる。 それだけでわちゃわちゃして面白くなるのがこの著者のすごさだとおもう。
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私自身土日は地蔵のごとくゴロゴロするので、それを肯定されているようで嬉しい。無理をしないで、自分の本心に従って輝くみんなが好きだ!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
昔、京都で学生をしていた時、友達の半分ぐらいは怠け者だったような気がする。かくいう私も確かに怠け者だった。祇園祭の日も出かけるのが億劫で近くの銭湯に行き、そのあとは下宿で無駄にテレビをかけラジオをかけ流し漫画を読みボケーっと寝落ちをし気づいたら朝だったという経験がある。今思えば街に繰り出し充実した日々を送ればよかった。この物語のような、京都という摩訶不思議な空間にやられたに違いない。そうに違いない(笑)
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カバーの裏に印刷されているものを初めて見た。しかも狸のお面のイラストという無駄な気合の入れように笑ってしまう。森見登美彦はもちろんこの本に関わった人たちの笑い声が聞こえてくるようだ。京都を舞台にした森尾登美彦の荒唐無稽な物語はずっと続けてほしいな。オイラはまったく飽きることがない...
カバーの裏に印刷されているものを初めて見た。しかも狸のお面のイラストという無駄な気合の入れように笑ってしまう。森見登美彦はもちろんこの本に関わった人たちの笑い声が聞こえてくるようだ。京都を舞台にした森尾登美彦の荒唐無稽な物語はずっと続けてほしいな。オイラはまったく飽きることがない。アニメ化したらきっとどれも面白い仕上がりになるんじゃないかな。あんな現実離れした場面を文字だけで表現しちゃうのってスゴい。だってオイラの頭の中で登場人物たちのハチャメチャ振りが映像化されて見えるんだもの。玉川さんの方向音痴のところでは、同じ方向音痴のオイラは心の中で「わかる、わかる!」って叫んでた。大きな感動を期待させずに最後まで一気に読ませてくれるところも好きだ。読後にニヤッとさせてくれる、それがあればそれだけでいい、って過保護な読者になってしまう。
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宵山の一日を、こんなに滑稽に、不思議に描けるのが面白いと思う。 玉川さんが魅力的でした。 「僕は人間である前に怠け者です」 「小冒険を嗤う者は小冒険に泣く」
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物語が進むにつれて、いつの間にか読者も宵山の不思議な世界に迷い込んでしまう。地に足をつけていると思っていたのに、いつしか浮遊しているような世界観が良い。
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京都祇園祭の宵山土曜日の1日の出来事を綴った物語。 基本ドタバタ劇ですが、後半はファンタジー色が強くなります。 宵山の朝。校庭で椅子に縛られた小和田君から始まり、宵山の夜、四条通りの交通規制が解かれるところで終わります。 内容濃く、とても1日の話とは思えませんが、よく考えたら1日...
京都祇園祭の宵山土曜日の1日の出来事を綴った物語。 基本ドタバタ劇ですが、後半はファンタジー色が強くなります。 宵山の朝。校庭で椅子に縛られた小和田君から始まり、宵山の夜、四条通りの交通規制が解かれるところで終わります。 内容濃く、とても1日の話とは思えませんが、よく考えたら1日の話しなんです。 怪人ぽんぽこ仮面は小和田君に跡継ぎを強要。 そのぽんぽこ仮面を捕まえんとする謎の組織。 それを取り巻く名脇役達。 さぁ、どうなりますか。 かつて京都の街に怪人が現れた。 そいつは虫喰い穴のあいた旧制高校のマントに身を包み、ステキにかわいい狸のお面をつけていた。 この名をぽんぽこ仮面という。
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いかにも森見登美彦と言わんばかりの、荒唐無稽でお気楽な一冊 読んでいてだんだん頭がぐらぐらしてくるような世界観ではあるものの、 まぁ細かい事は良いではないか、と楽しく読み進められてしまうのが魔力的 特に土曜倶楽部あたりからの流れは思わず笑ってしまった
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例の下宿に例の組織に例のお酒と狸たち。京都の宵山に展開する森見式マルチバース。 弟が厄介ごとを持ってきて、以前引きこもり生活と人生相談をしていたという浦本探偵の前世はもしや…等とニヤニヤしてしまう。 いつか森見先生が『ヨジョーハンズ・インフィニティウォー』『ヨジョーハンズ・エン...
例の下宿に例の組織に例のお酒と狸たち。京都の宵山に展開する森見式マルチバース。 弟が厄介ごとを持ってきて、以前引きこもり生活と人生相談をしていたという浦本探偵の前世はもしや…等とニヤニヤしてしまう。 いつか森見先生が『ヨジョーハンズ・インフィニティウォー』『ヨジョーハンズ・エンドゲーム』的な作品を上梓されるのを夢想するものである。
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