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人口と日本経済 の商品レビュー

3.6

72件のお客様レビュー

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2017/05/05

人口減少の現実を、豊富なデータで検証していきます。 歴史的な背景も踏まえての検証は、説得力があります。 人口減少をただ単に悲観的にとらえるのではなく、希望もあることを説きます。 イノベーションが経済成長をもたらすことを、本書は説きます。 示唆に富む本でした。

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2017/04/30

最新作であることから時事ネタや現状をよく汲み取れた作品。経済初心者でも読める説明付きで、オススメ!人口減少による経済の衰退を危惧している現状を完全に覆す内容でした。悲観的な捉え方を真っ向から否定する本書に力強さを感じた。

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2017/04/24

人口減少=日本経済の終焉に対し統計資料をもって反論している。人口が減少しても経済成長をすることは可能。そのためにはイノベーションが必要と説く。 個人的には他の本でも読んだが、人類は一夫一婦制より、緩やかな一夫多妻制が自然だという話や寿命のジニ係数などの記述がある第3章が面白かった...

人口減少=日本経済の終焉に対し統計資料をもって反論している。人口が減少しても経済成長をすることは可能。そのためにはイノベーションが必要と説く。 個人的には他の本でも読んだが、人類は一夫一婦制より、緩やかな一夫多妻制が自然だという話や寿命のジニ係数などの記述がある第3章が面白かった。

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2017/04/23

筆者の主張には、概ね納得できるところも多いが、「人口の減少を一人当たりの生産性の向上で補う」(ざっくりした要旨)、というのも、いささか。 地方の人口減少問題は?とか、結局一極集中なのかな、とも思った。 0件の返信 0件のリツイート 0 いいね

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2017/04/13

吉川先生と言えば、学部時代のマクロ経済の教科書書いてた人だよなぁくらいの認識。たぶん松原隆一郎先生の授業だったが、3回目くらいから眠すぎてリタイアした覚えが...。というくらいのつながりで気になって読んでみたが、面白い! 人口を切り口に現実問題と歴史を絡めながら、新書の形に落と...

吉川先生と言えば、学部時代のマクロ経済の教科書書いてた人だよなぁくらいの認識。たぶん松原隆一郎先生の授業だったが、3回目くらいから眠すぎてリタイアした覚えが...。というくらいのつながりで気になって読んでみたが、面白い! 人口を切り口に現実問題と歴史を絡めながら、新書の形に落とし込む腕前は見事なもの。人口減少社会の悲観論へはシュンペーターが処方箋になるんだが、門外漢からすると創造的破壊って当たり前じゃん⁉︎ と思う理論なんだけどちゃんと経済学的理論づけがあるんだろうなぁ。漱石とか中谷宇吉郎とかの引用が出てきて、面白いなぁと感じた。

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2017/03/24

現状世界第3位というGDP大国であり、経済成長せずに現状に甘んじることも一つの答えである。その上で、経済成長とは、何のためにあるのかを考えさせられた。 今以上に生活が便利で豊かになることと、イノベーションによる経済成長は同義である。 この先、超高齢化していく中で、より少ない若者...

現状世界第3位というGDP大国であり、経済成長せずに現状に甘んじることも一つの答えである。その上で、経済成長とは、何のためにあるのかを考えさせられた。 今以上に生活が便利で豊かになることと、イノベーションによる経済成長は同義である。 この先、超高齢化していく中で、より少ない若者が年寄りを支えていかなければならない。負担がかからないよう、若者が年寄りを支えずとも大丈夫なくらいに、年寄りが自立できるくらいには生活が便利で豊かになることが必要だ。 故に、イノベーションによる経済成長を起こしていくことが必要なのである。 個人的には、他の国の豊かさと比べても、日本は本当に生活水準が豊かであると思うので、これ以上豊かになりたいとまでは言わないが、現状の豊かさはせめて守っていきたいと思う。 よって、筆者のいう通り、経済成長の果実を忘れて反経済成長になって、今以上に生活が不便になることは嫌だと思うので、国民の生活の豊かさを維持できるくらい程度での経済成長が必要であると思う。 筆者は老人に対するサービスの向上によるイノベーションを提起していたが、年金暮らしの老人の一人当たりの消費は少ないなるので、財布の紐の固い彼らをターゲットとしたサービスは難しそうではあると思った。

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2017/03/16

豊富なデータで人口と経済について述べられていました。 海外の事例や時間軸的には大昔と言っても過言でないほど古いデータも例示されています。 最近の流行語なのでしょうか、やたらと「イノベーション」の文字が登場するのがやや本題とは不似合いな印象を持ちました。 77ページには、 ”スター...

豊富なデータで人口と経済について述べられていました。 海外の事例や時間軸的には大昔と言っても過言でないほど古いデータも例示されています。 最近の流行語なのでしょうか、やたらと「イノベーション」の文字が登場するのがやや本題とは不似合いな印象を持ちました。 77ページには、 ”スターバックスの誕生は、まさに「技術進歩」、イノベーションなのである。” との記述がありましたが、さすがにこれはちょっと違うんじゃないのかなぁと思ったり致します。 イノベーションってのは、「技術革新」ではなくて、「新結合」という解釈が適当だと思うのですが。 と、まぁ、本題とはやや外れる指摘をさせていただきましたが、人口と経済の問題を理解するための一冊としては何ら問題はないと思います。 付箋は22枚付きました。

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2017/03/11

人口が政策で飛躍的に伸びるようなことは有り得ないと思うし、とは言っても悲観的なことをあれこれ考えても意味はなく、生産性の向上などで発展していくことが大切であると思う。

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2017/03/09

現在の人口は政府の政策によるもので、人口減少は当然の結果。それを憂うのでなく、高付加価値な経済を目指すことが重要か

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2017/02/25

冗長的な解説。 引用が多いのだが、その使い方が持論を補足するのではなく、紹介に止まっている。 修士論文レベル。 当たり前すぎる結論があんまりでは。

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