あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 の商品レビュー
ずっと読みたかった作品。Amazonプライムで映画を見て、すぐに原作小説を購入した。 特攻隊の人の手紙を特集か何かで見たことがあったが、国のために自分の命を捧げるというのはどのような思いだったのか、とても苦しい気持ちになった。 小説の中でも出てくるように、皆が誇らしく思って死...
ずっと読みたかった作品。Amazonプライムで映画を見て、すぐに原作小説を購入した。 特攻隊の人の手紙を特集か何かで見たことがあったが、国のために自分の命を捧げるというのはどのような思いだったのか、とても苦しい気持ちになった。 小説の中でも出てくるように、皆が誇らしく思って死んでいったのではないと思うと本当に辛い。 日本は敗けるのにどうして。。。と私も同じことを考えた。 戦争はどうして存在するのか。 今でも遠い国で起きているが、何のために命を奪うのか。 私たちがどれだけ安全で幸せな状況を生きているのか。 考えさせられる小説だった。 最後の手紙やエピローグでの彰の思いに、涙が出た。
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最後に泣かされた。 面白かったのでweb版の続きも見てしまった。 web版の続きはなんだかグダグダとしてからのハッピーエンドだったけど、本としてはこの一冊で完結してもいいんじゃないかと思うくらい最後にやられた。 途中までは幼い主人公のやりどころのない気持ちとか、読んでいてそうかそ...
最後に泣かされた。 面白かったのでweb版の続きも見てしまった。 web版の続きはなんだかグダグダとしてからのハッピーエンドだったけど、本としてはこの一冊で完結してもいいんじゃないかと思うくらい最後にやられた。 途中までは幼い主人公のやりどころのない気持ちとか、読んでいてそうかそうかとそこまで感情移入できてなかったが、最後の最後で主人公ではなく彰の方に泣かされてしまった。 映画も見たくなりました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
現代から1945年の日本へタイムスリップする少女のお話。 分かりやすいお話ですがメッセージが強いのでたくさんの日本人に読んでほしいです。 歴史を知っている未来人として行動を起こすことのない百合には尊敬の気持ちが強いです。 彼女がどこまで考えていたのかは分かりませんが、結果として当時を生きる人々を尊重していたと感じます。 彰は誰も殺さなかった。 著書の「他人の命を奪う権利は誰にもない」という言葉をぎりぎり保ってくれたのだろうか。
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知覧へ行った事がある。 特攻隊員の笑顔で映る写真に涙が止まらなかった。この本も同じく。 今年も終戦記念日が近い。広島、長崎に原爆投下された日も来週である。命をかけて守ろうとした方々の犠牲の上に今の日本がある…本当にそうだな。 戦争の事は決して忘れてはいけない。こんな愚かな事はない...
知覧へ行った事がある。 特攻隊員の笑顔で映る写真に涙が止まらなかった。この本も同じく。 今年も終戦記念日が近い。広島、長崎に原爆投下された日も来週である。命をかけて守ろうとした方々の犠牲の上に今の日本がある…本当にそうだな。 戦争の事は決して忘れてはいけない。こんな愚かな事はないのに今もあちこちで起こっているのは何故なのだろう?何故わからないのだろう? 戦争に関する本を読んでも、映画を観ても、憤りを感じこの感情をどうしたら良いのか暫く分からなくなる。遺族ではない私がその位思うのだから遺族はとてもとても苦しい時を過ごしてきたのだろう… この世から戦争が全くない日が来る事を切に願うばかりだ。
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①全ての物事に感謝の気持ちを持つことが大切! ②映画よりも感情の機微が細かく描かれていて、感情移入しやすい! ③続編がすごーく気になる!早く読みたい!!
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戦時中にタイムスリップした中学生が特攻隊員の青年と出会い、愛するようになり、今までの生き方、考え方が変わるという、分かりやすいストーリー。 結末も変な細工はなく、素直に読んで、そして戦争の理不尽さを痛感する。 知覧特攻の資料館も行ったことがある。 若い今ならばまだ少年と呼べるよう...
戦時中にタイムスリップした中学生が特攻隊員の青年と出会い、愛するようになり、今までの生き方、考え方が変わるという、分かりやすいストーリー。 結末も変な細工はなく、素直に読んで、そして戦争の理不尽さを痛感する。 知覧特攻の資料館も行ったことがある。 若い今ならばまだ少年と呼べるような人たちが残した手紙は本当に美しく、切ない。 戦争を随分遠く感じる人が多い中、これだけ読みやすい本が映画にもなり、沢山の人の目に触れるのはとても良いと思う。 平和のありがたみを感じつつ
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中学2年の百合は母と喧嘩をして家を飛び出した 目を覚ますと戦時中の日本にいた そこで助けられた彰は特攻隊員で出撃を待つ身だった ○食堂のツルさんの人柄が素敵 ○彰と百合のかき氷を食べる場面が好き ○彰をはじめ特攻隊員の出撃の思いが切ない
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異世界転生やトリップ系は大体同じ感じの物語だけどこの作品は戦争をしてはいけない平和の大切さを感じさせると共に変えることのできない運命とその中で生まれる愛がとても胸に刺さる作品だった。本当に涙なしでは絶対に読めない…
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若者に今人気だとテレビで照会していて、あめり期待せずに読み始めたのだけれど、戦争について改めて考えるいい機会になった。不覚にも泣いてしまって職場で読まなくてよかった〜。
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今までは戦争についてあまり考える時間がなかったけど、この本を読んでどれだけ今の自分が当たり前に感じていることが幸せなことなんだと実感することができた。
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