玉依姫 の商品レビュー
「八咫烏」シリーズ第5弾。これまでのシリーズとは打って変わっていきなり現代日本で始まったので、「前日譚」か「番外編」なのかと思って読み始めたら、正統続編でした。 しかも、過去も含めて世界の謎が明らかになる重要な巻。 でも第4巻と時系列的にはつながっているものの、描かれた場面が全く...
「八咫烏」シリーズ第5弾。これまでのシリーズとは打って変わっていきなり現代日本で始まったので、「前日譚」か「番外編」なのかと思って読み始めたら、正統続編でした。 しかも、過去も含めて世界の謎が明らかになる重要な巻。 でも第4巻と時系列的にはつながっているものの、描かれた場面が全く別なので、第6巻で両者の登場人物達がどう絡んで物語が動いていくのかに期待。
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神と烏と猿の世界で、ついに人との関わりが描かれる八咫烏シリーズの五作目。そしてその関わり方が、思ったより生臭いというか、不条理を感じるが、それ故にドラマになっている。 詰まるところこれは、(単なる男女愛とは違うが)愛の物語だ。 そういえば、すっかりファンタジーのつもりだったけ...
神と烏と猿の世界で、ついに人との関わりが描かれる八咫烏シリーズの五作目。そしてその関わり方が、思ったより生臭いというか、不条理を感じるが、それ故にドラマになっている。 詰まるところこれは、(単なる男女愛とは違うが)愛の物語だ。 そういえば、すっかりファンタジーのつもりだったけど元々本作はミステリーだったな、というのを思い出させてくれる展開もある。神道的な要素が色濃く絡んでくるのも楽しい。 また、幾つか知らなかった美しい言葉(表現)が使われていて、私的にはそれを知れたのも嬉しい。
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今までファンタジーの世界だったのが、突然の現代が入り、違和感をあったが、外伝的な位置づけで、今回の内容が次巻の第1部最終章につながっていくのだろう。 第1部というからには、新たな展開の第2部も!? 嬉しいような気もするが、あまりダラダラとシリーズ化されるのも惰性になりそうで、微妙...
今までファンタジーの世界だったのが、突然の現代が入り、違和感をあったが、外伝的な位置づけで、今回の内容が次巻の第1部最終章につながっていくのだろう。 第1部というからには、新たな展開の第2部も!? 嬉しいような気もするが、あまりダラダラとシリーズ化されるのも惰性になりそうで、微妙。 ますほが取りすがっていた八咫烏は誰なのかが、気になるところ。 八咫烏で雉ではないが、猿・鳥・犬と揃うと桃太郎みたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人間の世界と続いているのは示されていたとはいえ、まさか現代からだったので、ちょっと驚きまし た。 最後に明確に書かれていたとは言え、本当に自分の意思なの?という気持ちにはなるかなぁ。 奈月彦が猿と共に山神に使えているあたりは次巻かな?
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質のいい少女向けファンタジーラノベって感じだった!(※とても褒めています) 個人的に、戻って来ちゃったらジュブナイル、戻ってこないのがラノベだと思っている。…まあ例外もあるけども。なんやかんやで良質を目指すと戻ってきちゃうのが多いじゃないですか?そういうのはどうしても寂しさ悔しさ...
質のいい少女向けファンタジーラノベって感じだった!(※とても褒めています) 個人的に、戻って来ちゃったらジュブナイル、戻ってこないのがラノベだと思っている。…まあ例外もあるけども。なんやかんやで良質を目指すと戻ってきちゃうのが多いじゃないですか?そういうのはどうしても寂しさ悔しさでいっぱいになるので、戻ってこないタイプには拍手を送りたい。やったぜ!好きです! まあそんなこんなで、八咫烏シリーズの、大枠…八咫烏が八咫烏として存在する理由、その仕えるべきものについて語られ、その在りように変化が訪れた今巻でした。…うーん、先行き不穏な気がするなあ…どうなっちゃうのだろうか…。
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これまでもずいぶんな展開に(よい意味で)裏切られ続けてきましたが、これは想定外も甚だしく、ちょっとテンション下がりました。時代が現代で、人間世界からはじまったのにビックリ。山内衆は、ここでは脇役。 玉依姫の伝説と、山神を結びつけた展開なんだけど、志帆はなぜここまで尽くすことができ...
これまでもずいぶんな展開に(よい意味で)裏切られ続けてきましたが、これは想定外も甚だしく、ちょっとテンション下がりました。時代が現代で、人間世界からはじまったのにビックリ。山内衆は、ここでは脇役。 玉依姫の伝説と、山神を結びつけた展開なんだけど、志帆はなぜここまで尽くすことができるのか、玉依姫とはなにか、のちに分かるようにはなっているけれど、そこに至るまでの志帆の姿には無理を感じてしまう・・・。 玉依姫の気持ちに添いにくかったのもあり、いまひとつのめりこめず。 それでも山内の秘密がついに明かされ、八咫烏たちの運命まで予見させる展開は、ますます目が離せない。
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文庫で揃えたいのでガマン中なのだが、 そろそろガマンも限界。 買ってしまおうか。買ってしまおうか。買って…(延々と続く)
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番外編的な感じみたいだし、どうだろうと思っていたのですけれど、予想に反して面白かったです。メインは山神と志帆の話でしたが、今まで謎だったことが明かされたり、「山内」のこれからが気になるラストだったりと、今までとこれからにもつながるお話でした。第一部完結の次巻も楽しみです。
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いやーおもしろかった! 満足満足♪ ついに明らかになる山内の秘密、とゆー文と表紙から あれ?これもしかして思いっきり過去の話になるのかな? と思いきや、 いやーそうくるうかあ、過去と現代とまとめてきましたかーっという感じ。 おもしろかった! 生贄とかどんな村やねん、いつの時代...
いやーおもしろかった! 満足満足♪ ついに明らかになる山内の秘密、とゆー文と表紙から あれ?これもしかして思いっきり過去の話になるのかな? と思いきや、 いやーそうくるうかあ、過去と現代とまとめてきましたかーっという感じ。 おもしろかった! 生贄とかどんな村やねん、いつの時代やねんとか、 つっこみいれつつ志帆ちゃんどうなるのーっとか思っていたら、あれれ、奈月彦??ヤタのみなさん?? こっちきてんの?? うわー前巻からつながってんのねーっと感動。 今までの主人公をまるっきり脇役にしての本編終了、すごいわ。 でも、これ絶対ヤタ烏側からのがでるよなあっと思う。 さらに猿側からのもありえるかも、とも思ったり・・・。 つーか、雪哉もしかして、若君庇って重傷?? ますほさまといい仲になってたっけか?? もしや、それまでに、 何人か山神に殺されてたりするのか?? うう、一応決着はついてるものの もやもや感半端ない。 そしてそして、外伝でぜひ若君の 現代日本での生活を!! なんと、頭切れる上に料理までおできになったとは・・・。 えっと、結局、山内はなくなります、な方向なんだよなあ。神さまのエネルギー供給源だったわけだだら・・・ いやあ、でもほんっとおもしろかったです。 NHKさん、次、大河ファンタジーは このシリーズでお願いします。
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人とは違う世界観の中に今回は現代の人間も混ざり合って金烏の記憶に繋がっていくとは…神様も大変。 烏メインじゃなかった分これはますます次作楽しみ。
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