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玉依姫 の商品レビュー

3.6

125件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    40

  3. 3つ

    43

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    3

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2017/01/10

今回は現実世界?から山神や猿、烏たち異界へと踏み込んでしまった少女(志帆)のお話。 山神へ少女を生け贄に差し出す風習のある村のもの達にだまされ山へ送られた志帆 醜悪でわがままな赤ん坊の山神の母親となって山神を育てろとの命を受ける。 そこには山神の側近として大猿と烏(奈月彦)もいた...

今回は現実世界?から山神や猿、烏たち異界へと踏み込んでしまった少女(志帆)のお話。 山神へ少女を生け贄に差し出す風習のある村のもの達にだまされ山へ送られた志帆 醜悪でわがままな赤ん坊の山神の母親となって山神を育てろとの命を受ける。 そこには山神の側近として大猿と烏(奈月彦)もいた。 志帆が山神のことを理解し育てていくうちに、そもそも最初の生け贄であった玉依姫の存在が明らかになっていく。 また、奈月彦の無くした過去の記憶を取り戻すきっかけとなる話でもある。 今回は雪哉たちが出てこないのでだいぶ不評だったそう。 これはこれとして面白かったのでいいと思うんだけど… でもやっぱりシリーズとしての繋ぎの感はあるかな。 次巻は第一部完とのことなので派手な展開になるのでは?!

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2016/12/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

無理やり神様の母親になるために人間が自分以外いないところに連れてかれても、最後は自分の意志で母親になることを決めた志帆の度量の深さに敬礼。確かに人間の『普通の幸せ』ではないけれど、彼女らしい幸せがつかめてよかった。

Posted byブクログ

2016/12/31

本質を見失っているのは、山神か八咫烏か、それとも人か。 八咫烏シリーズ5作目。舞台は外界、人間の住む現代。高校生の志帆は、祖母の過去を確かめるべく伯父に誘われ山内村を訪れる。村の祭りの“ゴク”となった彼女が見たものとは…。 これまでの話の流れで、八咫烏の住む山内が何なのか、何と...

本質を見失っているのは、山神か八咫烏か、それとも人か。 八咫烏シリーズ5作目。舞台は外界、人間の住む現代。高校生の志帆は、祖母の過去を確かめるべく伯父に誘われ山内村を訪れる。村の祭りの“ゴク”となった彼女が見たものとは…。 これまでの話の流れで、八咫烏の住む山内が何なのか、何となく察していたので、驚きはなかった。一冊に納めよう、あくまでこれまで出てきた八咫烏たちではない視点で語ろうとしたせいか、説明を読んでいるような感じで、話が駆け足で進められた印象。スケール感も一気に狭まってしまった。 シリーズを読んで八咫烏たちが好きでたまらない私としては、先行きの明るくなさそうな展開に、次巻を読むのが怖い。

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2016/12/28

何回読んでも最後の数ページの意図がわからない〜(T_T) そもそもこの時系列がシリーズの中のどのあたりに当たるのかもわからない… 雪哉の名前も出てこない…なんなの… と思っていたら1、2巻目同様、自作と裏表になっているみたいだ!! 夏が楽しみ。

Posted byブクログ

2016/12/21

2016.12.18読了 山神についての物語。 今までの巻よりも内容が薄い?ためか、あっという間に読了してしまった。 神隠し系の話は好きなので、おもしろかった。 今後、烏・大猿・山神がどうなっていくのか楽しみ。

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2017/11/09

阿部さんの八咫烏の世界を描いたファンタジー小説第5弾! 八咫烏の世界と人間界の接点 そして山神と猿や烏との因縁の関係が 現代に生きる女子高校の志帆によって暴かれる。 生贄伝説のある村から逃げ出した祖母に育てられた志帆は ある日、叔父と名乗る男から生まれ故郷の村へ招待される。 そ...

阿部さんの八咫烏の世界を描いたファンタジー小説第5弾! 八咫烏の世界と人間界の接点 そして山神と猿や烏との因縁の関係が 現代に生きる女子高校の志帆によって暴かれる。 生贄伝説のある村から逃げ出した祖母に育てられた志帆は ある日、叔父と名乗る男から生まれ故郷の村へ招待される。 そして訪ねた村で恐ろしい儀式に巻き込まれ、 山神への人身御供となってしまう。 連れ去られた志帆の人身御供としての役目は、 人間が立ち入ることのできない山の領域で 猿と八咫烏に見張られながら、 山神とよばれる年よりのような容貌の 赤ん坊を育てることだった。 山神が志帆に心を許し、母してとなついて、 次第に慈悲深い神に育っていけるかどうかは志帆にかかっていた。 最初怖がっていた志帆だが、 あることに気が付いてから、一生懸命に山神を育てようとする。 そして山神が成長してきたとき、悲劇がおこった・・・。 第1弾の花嫁選びからどんどんとストーリーは広がって ついには、八咫烏の世界の始まりの謎にまでたどり着いた。 八咫烏の世界と人間界の繋がりの謎が解けたのはいいが、 神秘的な八咫烏の世界は そっくりそのままファンタジー界として 残しておいてもよかったような気がする。 3kiさんがすでにレポを書かれているが、 第1弾同様、確かにこの作品も女性が主人公である。 そして、意志の強い女性が最後に勝つところも、 表紙のイラストの艶っぽさも、第1弾を思い起こさせた。 物語の意外な結末にもビックリだった。 ファンタジーにミステリーも加わった八咫烏シリーズ。 まだまだ続きそうで楽しみにしている。

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2016/12/04

まあまあ、かな。最初の勢いはなくなったよね。まあ、八咫烏たちがどうなるのか、見届けたいから読むけど・・・

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2017/02/16

ラスト…混乱 誰が誰であるかは自分が決めるもの、ってことなのか。 みんなのレビューを読んで正直、そうなのかと。 若宮に繋がっているのね。

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2023/10/27

「玉依姫」 阿部智里 ★★☆☆☆ 八咫烏シリーズの主役の一人、雪哉はでてきません。 本作は、人間界のお話。一応八咫烏も出てきます。 すげー小難しいです。神様とか神話・伝承が下敷きになっているので理解が追いつきません。 本作があることがシリーズとしてどういう効果が出てくるのかが気...

「玉依姫」 阿部智里 ★★☆☆☆ 八咫烏シリーズの主役の一人、雪哉はでてきません。 本作は、人間界のお話。一応八咫烏も出てきます。 すげー小難しいです。神様とか神話・伝承が下敷きになっているので理解が追いつきません。 本作があることがシリーズとしてどういう効果が出てくるのかが気になるところですが、今のところは本作はいらない子ですね。次作が第1部完となるそうです。 今作と同じ時間軸を雪哉側から描いて、本作の結末の地点に途中で追いついて対決的な。。。。 #引用 ご機嫌伺いは打算からのものだけど、思いやりの裏にあるのは優しさ。

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2016/11/18

今回は今ひとつ。 八咫烏の世界と現代が繋がっているという設定に 気持ちがうまくフィットしなかった。 若宮が、これまで描かれていた若宮とは 別人のようで、 そこもなんとなくモヤモヤ。 次作に期待!

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