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玉依姫 の商品レビュー

3.6

122件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

    40

  3. 3つ

    42

  4. 2つ

    7

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    3

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2017/10/15

一番つまんないって評が多いから、どんなにつまんないかって思ってたら、一番面白かった! 人の意見あてになんねーな♪(´ε` ) でも全ては神様の誤解と八つ当たりのせいって思うとなんか納得いかないけど、そもそも気に触れば祟るのが神だもんねヽ( ̄д ̄;)ノ 「夏目」にもあった、信仰さ...

一番つまんないって評が多いから、どんなにつまんないかって思ってたら、一番面白かった! 人の意見あてになんねーな♪(´ε` ) でも全ては神様の誤解と八つ当たりのせいって思うとなんか納得いかないけど、そもそも気に触れば祟るのが神だもんねヽ( ̄д ̄;)ノ 「夏目」にもあった、信仰されなくなった神様の最期ってなんとも悲しい。「誰か」にかかった存在って、赤ん坊より力が無いじゃない。でも「誰か」の手を借りて生き永らえるのってしんどいかも。愛するものと生きて、死んで終われる方が幸せな気がするなー。良かったね、椿として志帆と一緒に終われるなら。巻き添え喰らう、猿と烏は気の毒だけど。犬はしもべじゃないの? 何も望まずにそばにいるの? だったらすごく嬉しいけど(^ω^)

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2017/10/06

物語の構築力や文章力がすごい。 読みやすくて引き込まれるし、人間の怖さもリアリティを持って描かれている。

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2017/10/10

雨の描写が多い今作。心が締め付けられるような切なさ、やり切れなさがじーんと胸に沁みる作品だった。 雪哉や長束様は出てこず、前作とのギャップが大きくて、戸惑う人もいるかもしれないが、 私は、「作者は奇をてらうのが好き!自分のこだわりを捨てて物語にのめり込むのだ!」、と自分に言い聞...

雨の描写が多い今作。心が締め付けられるような切なさ、やり切れなさがじーんと胸に沁みる作品だった。 雪哉や長束様は出てこず、前作とのギャップが大きくて、戸惑う人もいるかもしれないが、 私は、「作者は奇をてらうのが好き!自分のこだわりを捨てて物語にのめり込むのだ!」、と自分に言い聞かせながら読むことにしている。 過去作よりもさらに表現が豊かになってきていて、読みごたえが増してきているので、次回作も期待したい。

Posted byブクログ

2017/09/02

なんだかもったいなくてなかなか読めずにいた一冊。次が出たので安心して手をつける。 今度は外(?)からの物語。 また初めからからシリーズ読み返すんだ。 何度も読みたい作品に出会えるのは本当に幸せ。 あ、そうそう。私、彼らのセリフ正確に発音できる自信アリ!

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2018/03/19

シリーズ五作目。 連作でありながら、いつも異なる視点と登場人物でストーリーを広げるのはさすが。 でも、まだよく消化し切れていない情報を散りばめたような乱雑さがあり、いまひとつ納得しにくかった。 これは、借りて読んでちゃ駄目かなσ(^_^; ちゃんと、わかるまで何度も読めるように買...

シリーズ五作目。 連作でありながら、いつも異なる視点と登場人物でストーリーを広げるのはさすが。 でも、まだよく消化し切れていない情報を散りばめたような乱雑さがあり、いまひとつ納得しにくかった。 これは、借りて読んでちゃ駄目かなσ(^_^; ちゃんと、わかるまで何度も読めるように買うべきか。

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2017/08/12

猿と烏を従わせ、犬を連れた彼は桃太郎ではなかったのか… このシリーズはいつも違う角度から攻めてくる。 ついに文庫化が待ちきれず、大きいので買ってしまった… 続きは第一章完なのか、シリーズ完結なのか!! どっちだよ!

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2017/08/10

文庫化を待つつもりだったけど、シリーズ完結編をどうしても読みたい!と思い、やっぱりはずせないだろうと購入。結果として読んでよかった。外伝のようでいて本編のようでもあり、読むことで更にこのシリーズの世界観が深まっていくように思う。

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2017/08/08

そうきたかー。 今作は人間の世界が舞台。正直まだ何かあるなって感じで終わった。 人間の世界といっても、時代が現代だし前作の少し後位の時系列だと思うが、奈月彦の口からバイタルやら何やら現代の用語が出てくることに違和感。 奈月彦こんな性格だったっけ?? 現代といっても1995年設定...

そうきたかー。 今作は人間の世界が舞台。正直まだ何かあるなって感じで終わった。 人間の世界といっても、時代が現代だし前作の少し後位の時系列だと思うが、奈月彦の口からバイタルやら何やら現代の用語が出てくることに違和感。 奈月彦こんな性格だったっけ?? 現代といっても1995年設定らしいけど、これは何か関係あるのか最終巻が気になるところだ。

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2017/08/08

数時間で読み切ってしまった。 こんなに集中したのは久しぶりかも。 神という存在の恐ろしさにしばらく眠れなかった 猿は絶滅してしまったの? 人々からの信仰がなくなってしまったのなら、山内はどうなってしまうのだろう。 次巻は、暗いお話のよう。 読みたいけどなぁ… でも、楽しみ...

数時間で読み切ってしまった。 こんなに集中したのは久しぶりかも。 神という存在の恐ろしさにしばらく眠れなかった 猿は絶滅してしまったの? 人々からの信仰がなくなってしまったのなら、山内はどうなってしまうのだろう。 次巻は、暗いお話のよう。 読みたいけどなぁ… でも、楽しみで仕方がない

Posted byブクログ

2017/07/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文庫『空棺の烏』を読破し、 来月最新刊が出るのならと、それまで文庫待ちをしていたけど単行本購入。 『空棺の烏』の解説ページに、 ”「玉依姫」の話が原点となって八咫烏シリーズが始まった” と書いてあったので、時代は過去に遡るのかと思っていたら 『空棺の烏』から数年後みたい。 どういう経緯で奈月彦が山神と相見えて再び仕えることになったのか その辺の話を次の第一部最終巻で明かされるのか webインタビューをさらっていたら、 「5巻と6巻は表と裏」と著者がおっしゃっていたのを見たので、期待したい。 山神の怒りに触れて死んだ側近は誰なのか 大火傷をして生死をさまよったのは明留なのか これまで山内にどっぷり浸かってきたのに 山内衆については奈月彦とますほの薄くらいしか実名が明かされず 奈月彦は巻を重ねるごとに威厳が薄まって行く。 最初は完全無欠のなんでもお見通しやろうだと思っていたのに。 山神と相対する奈月彦は、やっぱり愛情という面において個に対する情を持てないから 山神とは分かり合えないんだなと思った。 玉依姫より産まれ育てられ神になっていく山神は 個に対する情を抱き、玉依姫によって成長し 悟りを得ることで神になっていくのか さよは山神にとって愛情を与える存在ではあったけど 個に対する愛情を教えたのみで 万人に対する愛を教えることはできなかった。 志帆の性分は神に近いのでは 相手が喜ぶなら自分を省みない 「志帆はからっぽなのだ」 それは中身がないというより滅私奉公の方が近いと思う だから最終的に山神と相性がよかったんだろう 最後病院から抜け出して新しい神と相対するシーンは、 1巻を思い出して「また女子が病んでる系か?」と思ったけど 最終的に本当に病んでないのかまともなのか 微妙だと思ったまま終わりを迎えたわけだけど、 まあ神だなんだな話をする女子はいずれにせよ 「大丈夫?」ってなるよな。 やっぱり女の子の話を書かせると爽やかにならなくなる方なんだな、、、と思ったのであった。

Posted byブクログ