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玉依姫 の商品レビュー

3.6

125件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    40

  3. 3つ

    43

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    3

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2019/12/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

このシリーズの中で、1番すぐ読めたかも。 今までのお話と違う角度からのお話で初めは少し戸惑いましたが、馴染みのメンバーも出てきて、そして奈月彦が色々思い出したようで何より。八咫烏や山内の成り立ちなども分かったので、これで完結への支度は整ったということかしら。 それでも私は雪哉が恋しい!(← 全部読み終えてから装丁を見ると良いですね。烏も猿もモモもいる。そして一面の椿。椿。椿。 続編読まねば…。

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2019/09/11

八咫烏シリーズ五作目。 山内と下界、猿との繋がり、山神の存在が明らかになる。 うーむ。2、3、4巻は個人的にグイグイ引き込まれて読んだのだが、5巻はちょっと足踏みというか…。 世界が広がり過ぎて、焦点がちょっとボヤけた感じがする。 山神のオレ様キャラに人間臭さを感じるといえば...

八咫烏シリーズ五作目。 山内と下界、猿との繋がり、山神の存在が明らかになる。 うーむ。2、3、4巻は個人的にグイグイ引き込まれて読んだのだが、5巻はちょっと足踏みというか…。 世界が広がり過ぎて、焦点がちょっとボヤけた感じがする。 山神のオレ様キャラに人間臭さを感じるといえばそうなのだが、ちょっと横暴すぎやしませんかね…祟り神というより、暴君。玉依姫になる志帆自身の人となりがあまり描かれずに御供さんになってしまうので、志帆に感情移入出来なかった。 古事記や地方に伝わる伝説のような神と人の世界を描いているのだが、現代の人間社会が登場することで、なんかこれまでの重厚さが薄れてしまうように感じるのは私だけだろうか。2019.9.10

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2019/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なかなか最後が衝撃的。うーん、ほんとは違うのかその通りなのか、もうわかるのは玉依姫だけ、でしょうか。今後関わってくるのかなぁ。

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2019/01/17

あれなんか思ってたのと違った感…。 エピソード0と聞いて時系列的に前を想像したのも良くなかったな。 今度は人間界サイドも交えたお話。伝奇系ホラーや育児物語の様相を呈しつつ全体の物語も明らかにしようとする点で前回と同じく番外編なノリもあり、基本的には楽しく読めたのだが…。 民俗学的...

あれなんか思ってたのと違った感…。 エピソード0と聞いて時系列的に前を想像したのも良くなかったな。 今度は人間界サイドも交えたお話。伝奇系ホラーや育児物語の様相を呈しつつ全体の物語も明らかにしようとする点で前回と同じく番外編なノリもあり、基本的には楽しく読めたのだが…。 民俗学的な見地で「八咫烏」ワールドの内外を改めて定めたかったのかなという気もするけど、ちょっと盛り込みすぎたのか散らかってる印象が強いんだ。個々の情報の繋がりが薄いというか。今回のストーリーに対して盛り込みたい情報が多すぎてマッチしてないというのが近いかも。情報が多い分キャラクターの掘り下げが浅めになってしまったこともあり、物足りなさはどうしても感じてしまう。あと元々がホラー苦手というのがある。 シリーズ通じて様々挑戦しているのが印象的な著者さんなので、次は一旦の集大成を期待してもいいのかな?楽しみです。

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2019/01/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

物語が緻密。更地に家が建つ感じ。土台がしっかりしてる。1章読むごとに驚きがあり、胸が打たれる。むごく切ない。 最後の扉を開ければ、おおー。と感嘆のため息。 主人公の志帆のなかには山内村の血が流れている。母親の代で村を離れていたけれど、帰ってきた。ということか。異界に行きっぱなしかと思ったけど、行って帰ってくる物語に当てはまるのかもしれない。 久しぶりにこのシリーズを読んだけど、やっぱり好み(^-^*)タイトルの「玉依姫」になぜ「烏」の文字が入っていないのか。主人公が人の世界で生きてきた者だからかな?番外編のような感じ。 次巻が第一部完結編。 表紙の椿の花が目を引く。思いきりのいい赤。

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2018/08/02

八咫烏シリーズのスピンドル版・・・かな。 八咫烏の長、奈月彦が使える神が、成長していく過程で、供え物とされた女子高生の話・・・ 信じ切ることって、難しいよね~

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2018/06/08

八咫烏シリーズ5作目。 人間界が初のお目見え。山内の秘密もわかります。 ページを捲るのももどかしく、一気に読了したものの。 評価は2.5。 話が強引すぎる感あり。次作を読んだら違う感想かもしれないが。

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2018/06/06

八咫烏シリーズの第5弾。今回は八咫烏の世界がどうやって出来たのかなど色々と明らかに。登場人物も今までと変わり、人間の世界寄りの話。日本の神様の事などが沢山出てきて興味深かったです。 今までの登場人物の雪哉達が出てこなかったのは寂しかった。それと、若君も大人し目だったので次巻(第1...

八咫烏シリーズの第5弾。今回は八咫烏の世界がどうやって出来たのかなど色々と明らかに。登場人物も今までと変わり、人間の世界寄りの話。日本の神様の事などが沢山出てきて興味深かったです。 今までの登場人物の雪哉達が出てこなかったのは寂しかった。それと、若君も大人し目だったので次巻(第1部完結)で暴れてくれるのに期待してます!!

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2018/06/02

シリーズ初の人間界との絡み。玉依姫、別雷の神、下鴨神社、大山祇の神、日吉大社、三輪神社。 んー関西の有名神社オンパレードです。神様世界を描くなら、もう少し掘り下げて欲しかったなぁ。神の力がどこから湧いてくるのか、着地点もなぁ、今までより弱い感じ。最終章に繋げる為に出力を抑えている...

シリーズ初の人間界との絡み。玉依姫、別雷の神、下鴨神社、大山祇の神、日吉大社、三輪神社。 んー関西の有名神社オンパレードです。神様世界を描くなら、もう少し掘り下げて欲しかったなぁ。神の力がどこから湧いてくるのか、着地点もなぁ、今までより弱い感じ。最終章に繋げる為に出力を抑えているのか?

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2018/06/02

今までのシリーズとはちょっと違って、山神、八咫烏、大猿との関係性が志帆をキッカケに時間軸を辿って明らかになっていく。神話を織り交ぜながら人間の残酷さや憂い、儚さも表現され話に親和性を持たせている。 唯、個人的には以前のシリーズのようなスピーディでワクワクするような展開が好きかな...

今までのシリーズとはちょっと違って、山神、八咫烏、大猿との関係性が志帆をキッカケに時間軸を辿って明らかになっていく。神話を織り交ぜながら人間の残酷さや憂い、儚さも表現され話に親和性を持たせている。 唯、個人的には以前のシリーズのようなスピーディでワクワクするような展開が好きかな。

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