はなとゆめ の商品レビュー
大河の清少納言に感動して、ブックオフで300円の中古をクーポン利用して150円で購入したら、なんとサインが書いてあった。 本読み仲間からは、文庫にサインはしないものだ。と言われたけど、どう見ても本物! 信じて大事にします。 2024-029
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オーディブルで聴いた 清少納言のの目を通した物語 同じ冲方丁さんの『月と日の后』はいろんな人物の語りがあったがずっと清少納言目線 定子への思いと枕草子が出来たストーリーがよくわかった
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もともと、中宮•定子と清少納言の関係性がいいなぁと思っていたので読んで良かった。冲方丁さんの作品はこれが初めてだったけれど、作品への引き込み方や描写もよかった。大河ドラマ、こちらでもよかったのではないかなぁと個人的には思ってしまった。なかなか志半ばで逝った人や敗者は主人公になりづ...
もともと、中宮•定子と清少納言の関係性がいいなぁと思っていたので読んで良かった。冲方丁さんの作品はこれが初めてだったけれど、作品への引き込み方や描写もよかった。大河ドラマ、こちらでもよかったのではないかなぁと個人的には思ってしまった。なかなか志半ばで逝った人や敗者は主人公になりづらいのかな(石田三成とか)ある意味、定型化された大河ドラマのフレームを打ち破る意味でもいいと思うんだけどな。「中宮の番人」清少納言の物語、定子様と清少納言、かっこよかった作品。
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中宮と清小納言の関係と枕草子誕生までの話。清少納言は気が強そうな才女というイメージだったけど、最初の頃緊張してたなんて意外。添い遂げるような純粋さで仕えたいと思う人がいるなんてすごいなあ。
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平安時代に生きた清少納言の物語です。 なぜ、「枕草子」を書こうと思ったのかが描かれています。 永井路子さんの「この世をば」で、藤原道長の物語を読んでおり、人間関係やしきたりなどの予備知識があったためすんなり読めました。 歴史小説ですが、文体は読みやすかったです。
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枕草子の裏方本のような作品。清少納言がどんな気持ち、どんな経緯で枕を書いていたかがリアルに描かれている。 時代が違いすぎることもあって共感しにくいところも多々あるが、主君の定子をひたすら褒めて愛する感じは現代の「推し」活さながら。批判もあったようだが、逆境に負けず真っ直ぐに推しを...
枕草子の裏方本のような作品。清少納言がどんな気持ち、どんな経緯で枕を書いていたかがリアルに描かれている。 時代が違いすぎることもあって共感しにくいところも多々あるが、主君の定子をひたすら褒めて愛する感じは現代の「推し」活さながら。批判もあったようだが、逆境に負けず真っ直ぐに推しを信じ抜く人生は楽しそうで眩しく思えた。
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枕草子の内容と、それを書くに至った背景が小説としてわかりやすく描かれている。 『枕草子のたくらみ』『平安人の心で源氏物語を読む』や御堂関白記の訳などとあわせて読むと楽しい。 伊周、隆家兄弟が、花山院の袖を射る事件(長徳の変)とそのすぐ後の清少納言の動きとその理由や、その後の則...
枕草子の内容と、それを書くに至った背景が小説としてわかりやすく描かれている。 『枕草子のたくらみ』『平安人の心で源氏物語を読む』や御堂関白記の訳などとあわせて読むと楽しい。 伊周、隆家兄弟が、花山院の袖を射る事件(長徳の変)とそのすぐ後の清少納言の動きとその理由や、その後の則光や斉信との関係。 また、その後の清少納言の孤立の具体的な理由。 定子の「言はで思ふぞ」の手紙の決意。 権力掌握のため必死な道長の策謀と、時勢をみる貴族たちの動き、定子の覚悟とその女房たちの自負と誇り、決意。 特に後半、政治色が強くなるほど哀しくて激しい。 …………伊周と、その弟の隆家、雅な教養はあったんだろうけど…ぼんぼんすぎるっていうか、ちょっとアホ
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「千年の黙 異本源氏物語」という紫式部視点での物語を読んだことがあるが、これは清少納言(中宮定子)視点なので、読み比べをしている感じが面白かった。
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この本の読後、枕草子を読むと、清少納言の中宮定子への敬意と深い愛情が伝わってくる。学生時代に読んだ感じとは全く別物だった。
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前から気になっていたけど、来年の大河もあるし友人も読んでいたので。 清少納言が語り部の、生い立ちから定子様に出会って別れるまでの話。一乗の法とか香炉峰の雪とか知っている言葉の意味を初めて知った。俺は愛の話が大好き。
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