はなとゆめ の商品レビュー

冲方丁(著者)

2016/08/10

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http://takotakora.at.webry.info/201608/article_2.html

2016/08/07

清少納言への愛に溢れたまなざしで書かれている解説が素晴らしい。

子供時代、清少納言には高慢なイメージを持ったと思う……それすら忘れていたけれども。
楽しむことを至上とし、それ自体を武器とし、男たちの謀略の中で懸命に自分の居場所を立脚せんとしたという話。枕草子を読んでみたくなった。

いかんせん勉強不足なので、和歌は苦手。

2016/08/04

「天地明察」「光圀伝」と、歴史小説の名作を連発した次の作品ってことで、単行本発売当時から注目していた作品。でもこのサイトでの評価が全く振るわず、”何でかな？”とか思いながら、とりあえず文庫化を待つことに。で、期待半分不安半分みたいな感じで挑戦。で、僕も好きじゃないなという結果でした。史実の羅列に終始してしまっている感が強く、もちろん時代背景とか人物関係とか、はては歌に至るまで、凄く勉強した上で書かれているのは分かるけど、十分にこなれきってないというか、小手先の器用さがかえって目立ってしまっているように思いました。さすがにクライマックスあたりになると、それなりの感動も覚えたんですが、出来れば次は、また江戸時代に戻ってもらいたいです。

2016/07/31

少女漫画雑誌ではないです(笑) 清少納言の語りで、中宮定子との朝廷での生活や出来事が記される。中宮定子との、主従の関係を超えた、慈愛と尊敬に満ちた関係は心を動かされる。
ベースは枕草子とのことだが、印象は大きく変わった。学生時代、教科書では「春はあけぼの、、、」の暗唱や「いとおかし」の暗記などで終わっていたが、実は、宮中の複雑な歴史の流れが反映されている。いつか原著も読んでみたい。

2018/10/14

中宮定子と清少納言のスピリチュアルな関係を軸に、モノローグ形式なのだが、ちょっと綺麗にまとめようとしすぎている感じ。