ヒポクラテスの誓い の商品レビュー
法医学教室に来た研修医が主人公。死生観や解剖制度の問題にも踏み込んでいて興味深かった。別作品のカエル男で出てきたメンバーが主要人物として登場しており、より楽しめました。
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光崎教授の法医学教室に研修医として来た真琴。 好きな古手川さんも出てきて、なんだか嬉しかった。 遺体は嘘をつかないから、真実を教えてくれるんだね。
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法医学教室の研修医が主人公。内科志望なのにと戸惑う主人公を迎えるのは、無愛想な教授と米国人の准教授。日本での死体解剖が少ない背景、解剖の意義、日米での解剖に対する考え方の違いなども書かれている。最近、父が睡眠中に死亡し、年齢以外に思い当たる病気もなかったことから解剖を希望するかと...
法医学教室の研修医が主人公。内科志望なのにと戸惑う主人公を迎えるのは、無愛想な教授と米国人の准教授。日本での死体解剖が少ない背景、解剖の意義、日米での解剖に対する考え方の違いなども書かれている。最近、父が睡眠中に死亡し、年齢以外に思い当たる病気もなかったことから解剖を希望するかと聞かれた時に、正確な死亡原因を知ってどうなるわけでもなし、解剖までは必要ないと答えたのだが、この本を読んで、もしかしたら解剖すべきだったのかもしれないと迷っている。(今更、間に合わないけど。)
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法医学ミステリー。色んなところに登場する光崎教授の法医学教室が舞台。同じくいろんなところで顔を出す古手川和也も登場して、主人公の研修医・真琴とは良いコンビになりそうな予感。准教授のキャシーの性格も個性的で、陰惨な雰囲気を緩和してくれてる気がする。
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ページをめくる手が止まらない! 滑らかな展開で、気持ちの良いラスト。とても面白かった。 巻末の書評も面白く読めて、大満足で閉じました。 事件解決とともに主人公の研修医が成長していく様も描かれているのだけど 冒頭はまだ直情径行な主人公に若干いらいらが募るものの、後半の肝の座りっぷり...
ページをめくる手が止まらない! 滑らかな展開で、気持ちの良いラスト。とても面白かった。 巻末の書評も面白く読めて、大満足で閉じました。 事件解決とともに主人公の研修医が成長していく様も描かれているのだけど 冒頭はまだ直情径行な主人公に若干いらいらが募るものの、後半の肝の座りっぷりは読んでいて気持ちがよかった。 評価の高い一冊。
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法医学ミステリーの世界、面白かったです。 五編それぞれに完結形式だと思って読んでたら、最終話でまさかの伏線回収。 なるほど、そういうことだったのね~。 医療小説を読んでると日常では縁のない単語や、病気に関する情報がいっぱい出てくる。 ミステリーとして面白かったし、専門的知識もた...
法医学ミステリーの世界、面白かったです。 五編それぞれに完結形式だと思って読んでたら、最終話でまさかの伏線回収。 なるほど、そういうことだったのね~。 医療小説を読んでると日常では縁のない単語や、病気に関する情報がいっぱい出てくる。 ミステリーとして面白かったし、専門的知識もたくさんで興味深い1冊でした。 危うく闇に葬られてしまうところだった真実を明らかにし、亡くなった人の無念や気持ちのうえで遺族の救いにもなる法医学分野。 その分野でのドラマを見てても思うけど本当にすごい。 個性的な登場人物たちが今後どういう関係性になっていくのか、法医学教室研修医の真琴の今後の成長も気になる。 軽い読み心地で未知の分野を楽しめるシリーズ、今年中に読破したい。
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法医学教室もの。検視官とか、科捜研とか、論理的でスッキリしますね。刑事が靴を擦り減らして犯人を追うとか、取調室で泣き落とすとか、密室のトリックを解くとか、そういうのもいいけど、客観的な事実が真実を伝える、ていいよね。しかも、それは光崎教授のような職人でなければ見えない真実というと...
法医学教室もの。検視官とか、科捜研とか、論理的でスッキリしますね。刑事が靴を擦り減らして犯人を追うとか、取調室で泣き落とすとか、密室のトリックを解くとか、そういうのもいいけど、客観的な事実が真実を伝える、ていいよね。しかも、それは光崎教授のような職人でなければ見えない真実というところがいいよね。
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法医学教室に「試用期間」として入った研修医は、偏屈だけど知識・技術ともに卓越した老教授と死体好きの外国人准教授に振り回されつつ、医師として、そして法医学に携わる者として成長していく。 老教授が解剖する、一見すると事件性が無い遺体の謎と、物語全体の謎。先が読めるけれど、結果に辿り着...
法医学教室に「試用期間」として入った研修医は、偏屈だけど知識・技術ともに卓越した老教授と死体好きの外国人准教授に振り回されつつ、医師として、そして法医学に携わる者として成長していく。 老教授が解剖する、一見すると事件性が無い遺体の謎と、物語全体の謎。先が読めるけれど、結果に辿り着くまでの道のりがスリリングで面白い。 解剖室の匂いがする様な描写がリアルだった。
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とあるYoutubeで中山七里先生を拝見し、拝読いたしました。背表紙の解説に惹かれ法医学ミステリーという初めての分野に挑戦しました。 医学的な専門用語も多く、専門的でないとイメージしづらい部分もありましたが、多くの作品を描かれている七里先生がこれを書かれるなかでどれだけ医学を勉強...
とあるYoutubeで中山七里先生を拝見し、拝読いたしました。背表紙の解説に惹かれ法医学ミステリーという初めての分野に挑戦しました。 医学的な専門用語も多く、専門的でないとイメージしづらい部分もありましたが、多くの作品を描かれている七里先生がこれを書かれるなかでどれだけ医学を勉強したんだろうと考えがら読了しました。 非常に個性的なキャラクターだらけであり、おもしろい。続編も読みます。
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流石 中山七里作品。大変面白く読ませていただきました。なんでこんなにも魅力的な主人公が出てくるのか。本当に松岡圭祐か中山七里かと思える程魅力的な主人公が多く それが微妙に絡んでくる。良い意味で娯楽作家の天才である。申し訳無いが全ての続編に期待!
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