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ロボット・イン・ザ・ガーデン の商品レビュー

3.9

216件のお客様レビュー

  1. 5つ

    56

  2. 4つ

    77

  3. 3つ

    50

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    4

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2022/09/03

ある日突然庭に現れた壊れかけのロボット「タング」 彼を直すためにベンは世界を旅することに。 その中で様々な出会いを経て成長していく 最初は正直んーって感じだった。目的や話はシンプルだが物足りなさがあった。オシャレさをだそーとしてでもうまくいってない感じ。 子供を持つ人、子供に読...

ある日突然庭に現れた壊れかけのロボット「タング」 彼を直すためにベンは世界を旅することに。 その中で様々な出会いを経て成長していく 最初は正直んーって感じだった。目的や話はシンプルだが物足りなさがあった。オシャレさをだそーとしてでもうまくいってない感じ。 子供を持つ人、子供に読んでもらうにはいい本だと思う

Posted byブクログ

2022/09/03

他の人のレビュー通り、タングがひたすらかわいかった…! ちびっ子らしい特徴(言動)万歳で、 笑えるシーンも数知れず。なんなら数分間笑いが 止まらなくなって、隣でゲームしていた夫も つられて笑っておりましたww 2人の冒険を通して、家族愛とか自分と向き合うという、ありがちな話かと...

他の人のレビュー通り、タングがひたすらかわいかった…! ちびっ子らしい特徴(言動)万歳で、 笑えるシーンも数知れず。なんなら数分間笑いが 止まらなくなって、隣でゲームしていた夫も つられて笑っておりましたww 2人の冒険を通して、家族愛とか自分と向き合うという、ありがちな話かと思って、この本を長年放っておいたのは 我ながら痛恨のミスでありました。 続編もじっくり読みたいです。

Posted byブクログ

2022/09/01

読む前は人工知能やそれに関連する倫理問題を扱った小説なのかと勝手に思っていた。結局、そんなことはどうでもよくなる程、ロボットのタングがひたすら可愛かったので大いに満足。

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2022/08/20

映画「タング」の原作はどうかと思って、読みました。映画に対する他の人の発言通り、やはり主人公とタングとの心の通い方が原作の方が遥かに自然で納得が行きます。 映画は端折ることが必然的に伴うので致し方ないとは思いますが・・・ シリーズ物になっているようなので今図書館から借りている...

映画「タング」の原作はどうかと思って、読みました。映画に対する他の人の発言通り、やはり主人公とタングとの心の通い方が原作の方が遥かに自然で納得が行きます。 映画は端折ることが必然的に伴うので致し方ないとは思いますが・・・ シリーズ物になっているようなので今図書館から借りている本を読み終えたら次作を読むかも知れません。

Posted byブクログ

2022/08/18

お互いのことを思うベンとタングの姿に心を打たれた。 タングを作った博士の元から逃げるシーンとエミリーが赤ちゃんを産むシーンが、とても印象的だった。 タングが子供みたいで可愛かった

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2022/08/16

前半はうだつが上がらない男性がロボットにまごついている状態が続くのであまりページが進まなかったが、タングに息が吹き込まれるにつれて、主人公に共感するように見方が変わっていき、後半は手が止まらずに読み終えた。面白かった。弁護士という立場の人間が「重なっていた」時期があることや、働い...

前半はうだつが上がらない男性がロボットにまごついている状態が続くのであまりページが進まなかったが、タングに息が吹き込まれるにつれて、主人公に共感するように見方が変わっていき、後半は手が止まらずに読み終えた。面白かった。弁護士という立場の人間が「重なっていた」時期があることや、働いていないのに飛行機もホテルも簡単に利用し、挙げ句の果てには高級車をポンと買ってしまう状況には触れては野暮なのだろう。

Posted byブクログ

2022/08/15

数年前に読み、この度映画が公開されて観に行き、劇団四季バージョンがめちゃくちゃよかったことがきっかけで読み直しました。 改めて読んでも、やっぱりタングがかわいい! この作品、9割がタングかわいいでできていると言っても過言ではない…。 ガシャガシャいわせながら歩くところとか、すぐ...

数年前に読み、この度映画が公開されて観に行き、劇団四季バージョンがめちゃくちゃよかったことがきっかけで読み直しました。 改めて読んでも、やっぱりタングがかわいい! この作品、9割がタングかわいいでできていると言っても過言ではない…。 ガシャガシャいわせながら歩くところとか、すぐに拗ねてしまうところとか。 子どものようで、ちゃんとロボらしさもあって…。 こんなふうにロボットがいる生活も悪くないって思う…。 ストーリー的なハラハラ感は控えめながら、うだつの上がらないダメ男が、目的を得て成長していく過程が丁寧に描かれている作品で、前向きな気分になれる。 出てくるマッドサイエンティストとか、恋敵役は、お約束だなぁって感じ。 二度目の読破、映画とミュージカルをどっちも見た上で、改めて読み直すと、原作はベンの成長やエイミーとの関係性が丁寧に描かれていて、そこにタングの存在感が必須になっているところが良かったと思う。 タングは何も知らない子供のような無邪気さがある。 でも、人間の子どもとはやっぱり違ってて、命はないのに命があるような感じ方をするロボットに、世の中のルールや、人間同士の関係性を教えていく…。 教えるって行為が本作ではとても大切なんだと思う。 自分も教員だから日々何かを教えて生きているわけだけど、親が子に教えたり、先生が子供に教えたり、実は教えている側が学ぶことってたくさんある。 ロボットという生命とはかけ離れた存在に、心を教えていくことで、ベンは相手の気持ちに立てるようになる…そういう過程がアットホームに描かれていてとても素敵な話だと改めて思った。 タングにまた会うために、次回作も近々読む予定。

Posted byブクログ

2022/08/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タング可愛すぎる〜、立派なおじさんですが、久々に胸キュンです(笑) 二宮和也主演、映画「TANG タング」も上映が始まりましたね。 実を言えば本作の映画版であることなども(劇団四季でミュージカル化されていることも)全く知らず、単なるジャケ買いで積読となっていた一冊です。 コロナ禍での夏季休暇、帰省も出来ず単身赴任で1人の淋しさを紛らわそうと手にしてみましたが、タングの可愛さに完全にノックアウト(〃ω〃) ベンとタングの成長物語ですが、タングの可愛さは読んだ読者にしかわからないですよね☆ いやぁ〜参った(笑) 説明 内容紹介 抱きしめたいほど切なくかわいい友情物語! 2016年ベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれた、抱きしめたいほどかわいくて切ない友情物語! AI(人工知能)の開発が進み、家事や仕事に従事するアンドロイドが日々モデルチェンジする、近未来のイギリス南部の村。法廷弁護士としてバリバリ働く妻エイミーとは対照的に、仕事も家事もせず親から譲り受けた家で漫然と過ごす34歳のベン。エイミーはそんな夫に苛立ち、夫婦はもはや崩壊寸前。 ある朝、ベンは自宅の庭で壊れかけのロボットのタングを見つける。「四角い胴体に四角い頭」という、あまりにもレトロな風体のタング。けれど巷に溢れるアンドロイドにはない「何か」をタングに感じたベンは、彼を直してやるため、作り主を探そうとアメリカに向かう。そこから、中年ダメ男と時代遅れのロボットの珍道中が始まった……。 「とにかくタングがかわいい!」と世界中の読者を虜にしている、抱きしめたいほど切ない物語。 【編集担当からのおすすめ情報】 カバー画は、「よるくま」「ぼく おかあさんのこと…」などで知られる大人気の絵本作家・酒井駒子さんが担当しました。 内容(「BOOK」データベースより) AI(人工知能)の開発が進み、家事や仕事に就くアンドロイドが日々モデルチェンジする近未来のイギリス南部の村。弁護士として活躍する妻エイミーとは対照的に、親から譲り受けた家で漫然と過ごす三四歳のベン。そんな夫に妻は苛立ち夫婦は崩壊寸前。ある朝、ベンは自宅の庭で壊れかけた旧型ロボットのタングを発見。他のアンドロイドにはない「何か」をタングに感じたベンは、作り主を探そうと、アメリカへ。中年ダメ男とぽんこつ男の子ロボットの珍道中が始まった…。タングの愛らしさに世界中が虜になった、抱きしめたいほどかわいくて切ない物語。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) インストール,デボラ 前職はコピーライター。『ロボット・イン・ザ・ガーデン』で作家デビュー 松原/葉子 大阪府生まれ。六歳からの七年間ロンドン郊外のウェンブリーで育つ。国際基督教大学教養学部語学科を卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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2022/07/25

飛行機事故で死んだ親の遺産のおかげで 働きに出ることなく日がな一日 だらだらと過ごす中年男のベン。 ある日、庭に時代遅れのロボットが 座り込んでいるのをみかけ 最新式のアンドロイドが欲しい妻の 怒りを買いつつも家に入れてしまう。 なんとか意思疎通のできたロボットは 自分をタングと...

飛行機事故で死んだ親の遺産のおかげで 働きに出ることなく日がな一日 だらだらと過ごす中年男のベン。 ある日、庭に時代遅れのロボットが 座り込んでいるのをみかけ 最新式のアンドロイドが欲しい妻の 怒りを買いつつも家に入れてしまう。 なんとか意思疎通のできたロボットは 自分をタングと名乗るが どこから来たのか、どうしてベンの庭にいたのか わからないのだという。 〝彼〟の中のよくわからない 小さいシリンダーが壊れているのを 見つけてしまったベンは 修理したいと言い出したことで 決定的に夫婦間の溝を作り ひとり寂しく手がかりを求めて アメリカへと旅立つことにしたのだが。 やばかった。 通勤の途中で何回も泣きかけた。 全然、泣くような話じゃないの。 悲しくて泣きたくなるんじゃないの。 例えるならば、安堵と愛しさの涙。 ちょっとロードムービーなのよ。 タングを直せる人を捜して アメリカを皮切りに日本、太平洋と 渡り歩くんだけど ロボットに対する扱いもまちまちだし。 最初は妻へのあてつけっぽかったけど どんどんタングに愛情がわいてきて 故障がひどくなったときとか…もう(T=T) とにかく、タングが可愛すぎます。 文庫の裏表紙の紹介に書かれているくらいだからね。 作者の造形もいいんだろうけど この可愛らしさを日本語に訳した 訳者さんの言葉の選び方もいいんだと思う。 タングが気に入らないことがあると 「やだ」ってすぐ言うんだけど 「いや」じゃなくて「やだ」ってのが ポイントよねぇ〜(^o^) いじけると胸の壊れたところを止めてる ガムテープをイジイジするとこも。 なんでもベルリン国際映画祭で 映画化したい本に選ばれたらしく そこにエージェントの人が タングのぬいぐるみをつれて行ったと あとがきに書いてありまして。 めっちゃ探しましたがな(笑) Janny Savill さんの Twitter これまた可愛いぬいぐるみのタング! でも、読んでいる最中のイメージは 完全に表紙の酒井駒子さんの ちびちびなタングでした。

Posted byブクログ

2022/07/20

AI技術が進み、一般家庭にも家事をするアンドロイドが居る世界で ある日、夫婦の庭にボロボロのポンコツロボットが佇んで居るところから始まる。 そんなガラクタなんて捨てろという妻とこの子を直してあげたいという夫で意見が分かれ、夫は製作所を訪ねるためにロボットと世界を旅する。 その旅を...

AI技術が進み、一般家庭にも家事をするアンドロイドが居る世界で ある日、夫婦の庭にボロボロのポンコツロボットが佇んで居るところから始まる。 そんなガラクタなんて捨てろという妻とこの子を直してあげたいという夫で意見が分かれ、夫は製作所を訪ねるためにロボットと世界を旅する。 その旅を通しての夫の心の成長とロボットの愛らしさに読む手が止まらなかった。 何でも吸収していくロボは子供のようで愛らしさもありながら、勘弁してくれよと思うところもあった。 所々の言い回しが面白く、作品も大きく2編に分かれてずっと盛り下がることなく楽しめた。 人に勧められる良い本でした。

Posted byブクログ