ロボット・イン・ザ・ガーデン の商品レビュー
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見た目はポンコツだけど、優秀なAI搭載のタングといい相棒になっていく様子がほほえましかった。 「僕大きくなったら、助産師になれる?」のセリフに笑ってしまった。
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あたたかくて優しいお話でした。 30代のダメンズとポンコツロボットの世界旅行。 途中で東京なんかにも立ち寄るので面白かったです。タングみたいなちびすけロボットがてくてく歩いていたら日本人は写真撮っちゃうだろうなぁ(笑) 旅行から帰ってきたら「ベンとタングは末長く幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし」と終わるのかと思いきや、帰ってきた時点でページはかなり残っていてまだまだ続く。 エイミーがなんて勝手な女なんだろうと思いながら、釈然としない気持ちで読み終えました。まあ、ベンとタングが幸せならなんでもいいや。
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ほんわか。 一緒に旅をしている気分。 大人の自分探しはお金も時間もある分、スケールが大きいなあ。 自分も新しいことを始めてみたくなった。
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内容(「BOOK」データベースより) AI(人工知能)の開発が進み、家事や仕事に就くアンドロイドが日々モデルチェンジする近未来のイギリス南部の村。弁護士として活躍する妻エイミーとは対照的に、親から譲り受けた家で漫然と過ごす三四歳のベン。そんな夫に妻は苛立ち夫婦は崩壊寸前。ある朝、...
内容(「BOOK」データベースより) AI(人工知能)の開発が進み、家事や仕事に就くアンドロイドが日々モデルチェンジする近未来のイギリス南部の村。弁護士として活躍する妻エイミーとは対照的に、親から譲り受けた家で漫然と過ごす三四歳のベン。そんな夫に妻は苛立ち夫婦は崩壊寸前。ある朝、ベンは自宅の庭で壊れかけた旧型ロボットのタングを発見。他のアンドロイドにはない「何か」をタングに感じたベンは、作り主を探そうと、アメリカへ。中年ダメ男とぽんこつ男の子ロボットの珍道中が始まった…。タングの愛らしさに世界中が虜になった、抱きしめたいほどかわいくて切ない物語。 これはロボット萌えという言葉が出来るのではないかと思うような作品です。ロボットのタングの可愛らしさが全面に押し出されていて、自分もタングと過ごしているような気持になります。レトロなブリキのおもちゃのような男の子のロボットがペタンと座って、無心に馬に見入っているシーンを想像しただけでなんとなく切なくなってきます。 結局つくられた無生物であるという所に悲しさがあるのですが、それなのに心を持ってしまった彼の行く末が心配で心配で最後どうなるのかと心配しました。 ネタバレは好みでは無いのですが、不朽の名作にはもっと哀切が必要かとも思います。きっとその方がみんなの心にキリキリと刻まれてしまって忘れられない本となった事かと思います。 でもまあほんわか好きなのでこれでいいのだ。とも思う。
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like The Doubtful Guest. all of men and women like that. what's love? but what a fantastic love!
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ベンとタングは奇跡的な素晴らしい出会いをした。なぜか惹かれ合う恋愛のようでもあり、一緒に遊び学ぶクラスメイトのようでもあり、相手を放っておけない親子のようでもあり、とにかくお互いにとって欠かせない存在になった。人間とロボットという間で。 タングは小さな男の子みたいで手がかか...
ベンとタングは奇跡的な素晴らしい出会いをした。なぜか惹かれ合う恋愛のようでもあり、一緒に遊び学ぶクラスメイトのようでもあり、相手を放っておけない親子のようでもあり、とにかくお互いにとって欠かせない存在になった。人間とロボットという間で。 タングは小さな男の子みたいで手がかかるけど可愛らしい。世の小さな子がいる母親なら毎日のように嫌というほど、目にしている光景なのかも。小さな子の「なんで?」「どうして?」「やだ」は、面倒でもほっこりするところがあるけど、大人から聞かされると面倒なだけだ。でも、そうわかりながら言える人は素直な人なのかもしれないなぁ。 ベンとタングの物語はすごく面白かったんだけど、ベンとエイミーの元の鞘に戻る流れはなぁ、ハッピーエンドなのかもしれないけど、離婚しなければロジャーとの関係もなかっなわけたしベンも傷つかなかったのにと思う。男と女の話になると途端によくわからない。 映画になるのが楽しみだな。
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近い将来には、この小説の出来事が実際に起こりうるのか…と思える物語の内容です。 人間に近い体型をしたアンドロイドではなく、AIを内蔵したポンコツロボットと妻に三下り半を突きつけられた青年との友情物語です。ある日突然、ベンの妻エイミーは家の庭にロボットを見つけます。タングと名乗るそ...
近い将来には、この小説の出来事が実際に起こりうるのか…と思える物語の内容です。 人間に近い体型をしたアンドロイドではなく、AIを内蔵したポンコツロボットと妻に三下り半を突きつけられた青年との友情物語です。ある日突然、ベンの妻エイミーは家の庭にロボットを見つけます。タングと名乗るそのロボットは、内蔵されたシリンダーにヒビが入っており燃料の液体が漏れているようなのです。まるで幼児の様なたどたどしい喋り方と駄々をこねるタングにベンは魅了されます。エイミーのタングへの冷たい視線をよそにベンは、タングを連れて彼の製作者を探す旅に出ます。両親が事故で亡くなり、仕事もせず引きこもりがちだったベンでしたが、タングのために敢然と行動し始めたのでした。 如何にも昔からのロボットというイメージどおりの姿が、タングの愛らしさに繋がっているのは不思議です。人間そっくりの姿は却って不気味なのかもしれません。 最近の将棋や囲碁の世界では、もう人間を凌ぐ知能の進化を遂げたAIを搭載したロボット事情に、楽しみと言うか末恐ろしいと言うのか複雑な心境です。
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読んででほっこりした。 ロボットの役割は「人の生活に必要なモノ・͡コトをつなげる」こと何だなぁと感じる。このつなげるモノは人と人もそうだし、人の心も入るんだろう。 いまはまだそこまで高度になっていないが、これから技術が進むと、いまいじょうに技術が私たち人間の心をつなぐ手伝いを...
読んででほっこりした。 ロボットの役割は「人の生活に必要なモノ・͡コトをつなげる」こと何だなぁと感じる。このつなげるモノは人と人もそうだし、人の心も入るんだろう。 いまはまだそこまで高度になっていないが、これから技術が進むと、いまいじょうに技術が私たち人間の心をつなぐ手伝いをするのではないか。そんな気がしてなりません。 ホントは技術の助けがなくても人の心がつながればいいんですけどね笑
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表紙の絵にもかかわらず、頭の中での絵はダンボー。 タング、口調やしぐさがいちいち可愛いなあ。 名もなき日本のヒトを好感をもって描いてくれていて 日本人としてはうれしいなあ。 ベンは、うじうじしたダメな男(30歳超!)に見えて タングと自然と対等に接するあたり 器用じゃないけど優...
表紙の絵にもかかわらず、頭の中での絵はダンボー。 タング、口調やしぐさがいちいち可愛いなあ。 名もなき日本のヒトを好感をもって描いてくれていて 日本人としてはうれしいなあ。 ベンは、うじうじしたダメな男(30歳超!)に見えて タングと自然と対等に接するあたり 器用じゃないけど優しいなあ。 最初のタングの印象は幼児だったけど タングが成長していくのとともにベンのこころに 変化が生まれてきて周りも理解を示してくれて・・・ エイミーの行動に一部釈然としないものがあるけど それもタングが穏やかに吹き飛ばしてくれて 優しい気持ちになれる。映画化されたらぜひ見たい。 続編をぜひ読みたい。
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最高に良かった。すごい感動とか泣けるとかじゃなくて、ジワジワと、ちょっとずつタングとの距離が縮まっていくストーリーが、気づいたらもう離れられないところまで来ていて、読み終わるのがもったいなかった。2人のこれからを読みたいような、読みたくないような。。。子育てもこんな感じなのかなー...
最高に良かった。すごい感動とか泣けるとかじゃなくて、ジワジワと、ちょっとずつタングとの距離が縮まっていくストーリーが、気づいたらもう離れられないところまで来ていて、読み終わるのがもったいなかった。2人のこれからを読みたいような、読みたくないような。。。子育てもこんな感じなのかなー。
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