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ロボット・イン・ザ・ガーデン の商品レビュー

3.9

216件のお客様レビュー

  1. 5つ

    56

  2. 4つ

    77

  3. 3つ

    50

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    4

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2017/06/25

表紙が可愛いっ!こんなロボットが庭にいたらうちにいれるな〜♪(´ε` ) ダメ男とダメロボットが助け合って頑張るって、あれ? のび太とドラえもん?∑(゚Д゚)

Posted byブクログ

2017/06/09

店頭ポップに洋風ドラエもんと書かれていたので購入。うん、ドラエもんじゃない。でも、主人公がタングに関わることで成長していく過程が良かったです。

Posted byブクログ

2017/05/24

デボラ・インストールのロボット・イン・ザ・ガーデンを読みました。 ベンとエイミーが暮らす家の庭にロボットのタングが迷い込んできます。 タングは金属製の四角い箱の胴体に四角い箱の頭、排水ホースのような腕と足、旧式のロボットなのでした。 タングのAIは未発達で幼い子供のようです。そ...

デボラ・インストールのロボット・イン・ザ・ガーデンを読みました。 ベンとエイミーが暮らす家の庭にロボットのタングが迷い込んできます。 タングは金属製の四角い箱の胴体に四角い箱の頭、排水ホースのような腕と足、旧式のロボットなのでした。 タングのAIは未発達で幼い子供のようです。そしてタングの胸の中のシリンダーにはひびが入っていたのでした。 優秀な法廷弁護士のエイミーに頭の上がらないベンは定職に就いたことがなく親の遺産で生活しています。 そしてベンとタングはタングを修理できる技術者を探してカリフォルニア、ヒューストン、東京、パラオと旅をしていくことになります。 幼い子供のようなタングの言動がほほえましい物語でした。

Posted byブクログ

2017/05/24

ウォーリー(ピクサーの)と3歳児を掛け合わせたようなロボット、タング 癒しになりますね タングの能力が未知数すぎてすごい笑

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2017/05/19

タングが可愛くて、優しくて、いじらしい。 後半はタングの優しさで泣きながら読んだ。 都合良く話が進みすぎる所もあるけど、気持ちよく読めた。 タングが可愛いからまあなんでもいい!

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2017/05/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タングが、ひたすらかわいい! ベンの名前を連呼するところなんか、胸がくーっとなります。やだ!やだ!が、まさに幼児のいやいや病で、しかたないなぁとほほえましくなります。 お別れがいつ来るのか、ひやひやしながら読んでいたでけど、最後まで一緒で、ほんとよかった。 「映画化したい本」らしいので、なんか情報ないかなと思って検索したら、NHKのラジオドラマがありました!5月6日だった!終わってる!(泣)

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2017/05/05

久しぶりにSF小説を読んだ。アンドロイドが家庭で実用化されている世界の話。ベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれただけあって、物語の情景が浮かんでくる。 最初はタングとベンのコミュニケーションが上手く取れていないことや、タングのわがままにはらはらしていた。後半になると、...

久しぶりにSF小説を読んだ。アンドロイドが家庭で実用化されている世界の話。ベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれただけあって、物語の情景が浮かんでくる。 最初はタングとベンのコミュニケーションが上手く取れていないことや、タングのわがままにはらはらしていた。後半になると、タングが人間の子供みたいに自分で考えて判断する能力を身に着けていることを頼もしく思えた。 さくっと読めるSF。

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2017/05/04

AIが発達し、家事などを代行してくれるアンドロイドを持つ家庭が増えてきている近未来。イギリスに住む主人公のベンは事故で両親を亡くしたばかりの無職の30代男性。 奥さんのエイミーはやり手の弁護士。愛し合って結婚したはずが、どんどん意欲的に仕事をこなし、忙しくなっていくエイミーに対し...

AIが発達し、家事などを代行してくれるアンドロイドを持つ家庭が増えてきている近未来。イギリスに住む主人公のベンは事故で両親を亡くしたばかりの無職の30代男性。 奥さんのエイミーはやり手の弁護士。愛し合って結婚したはずが、どんどん意欲的に仕事をこなし、忙しくなっていくエイミーに対し、まだモラトリアムな主人公は獣医としての勉強も頓挫し、ぼんやりと日々を過ごしていて、それがエイミーとの関係にもちょっと影響を及ぼし始めている。 そんな時、エイミーが自宅の庭にロボットを見つける。スラッとした体つきのアンドロイドではなく、四角い大きな箱の上に、少し小さな箱を乗せたような旧型のロボット。 ロボットを追い出すようにエイミーから言われたベンが、様子を見に行くと、そのロボットはアクリッド・タングと名乗り、見るからにどこか調子が悪そうだ。胴体にあるパネルの中を見ると、シリンダーに日々らしきものがあり、液体が漏れ始めている。修理してやりたいが、方法がわからない。 タングの身体に刻まれた幾つかの文字から、とりあえずカリフォルニアにある会社を訪ねてみようと考え始めたベンだが、タングの扱いを巡ってエイミーとベンは意見が対立してしまい、とうとうエイミーは家を出ていってしまう。 ベンは自暴自棄になりながらも、タングを連れて、タングを修理してくれる人を探して、アメリカのカリフォルニアに向けて旅に出るのだが…。 幼児程度の知能のロボットと、大人になりきれない男の道中記的な成長物語。 大人になりきれない男が、小さな子供の世話をすることで、世間や思いやりというものを知り、成長するという展開を効くと、少し前のハリウッド映画に似たような話がなかったっけ?という気がしなくもないが、その小さな子供を「ロボット」に置き換えるとこの物語になる。 身も蓋も無い言い方ですが、この物語がそれだけで終わらないのはやはりロボットであるアクリッド・タングの行動や発言が、人間ではないロボットとしての愛嬌や、魅力に溢れているから。 物語の進行に新味は無いものの、タングというキャラクターには魅力があるので、本国イギリスで映画化を期待する声があるというのも頷ける。

Posted byブクログ

2017/05/02

タングの可愛さにやられてしまった。 最初は無機質なロボット感が強いのに、どんどん人間のこどものような存在になっていって、主人公にとっても唯一無二の存在であることが伝わってくる。 旅を通しての成長も温かみを感じられて良かった。

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2017/04/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

AIの開発が進んだ近未来のイギリス南部の村。ある朝、ベンは自宅の庭でこわれかけた旧式のロボットを発見する。「アクリッド・タング」と「オーガスト」と「いや」しか喋らない彼(タング)と、両親が事故死して以来気力をなくし、自分と向き合えなくった34歳のベン。タングの作成者を探す二人の世界を又にかけた珍道中が始まる。 なんといっても、タングの愛らしさがこの作品の魅力。ちょうど、言葉を喋りだした1歳児のような、まだ人間とも呼べないような異星人の感じ。子育てをした経験があれば懐かしくて思わず目を細めてしまう。 嬉しい時の足をバタバタする感じ、興奮した時のキーキー声、「いや!」という時の頑固さ、そしていじけるとき胸に張ったガムテープをいじる姿がなんとも愛らしい。 そんなタングと友情を築いていくベン。タングとの旅の過程で、ベンは自分と向き合い、前を向いて生きていく気持ちを取り戻す。 あとがきによると、「アクリッド・タング(ツンとする臭い)」の名は、当時作者の家にいた新生児からインスパイアされたものらしい。 あ~あのおむつから漂う強烈な酸っぱい臭いね~と思い当たる節もあり、タングという名前にさえ愛着を覚える。 作中では、人がロボットに高度な能力を与えながら、性の相手をさせたり、傲慢に、非人道的(人ではないけど)に扱う場面も多々あり、嫌~な気分にさせられる。 そんな中、タングが人が持つ数ある複雑な感情の中で、「愛」という感情を理解したことがとても嬉しい。 映画化とか、続編とか期待される本作。 また、タングに会えるといいな~

Posted byブクログ