黄金の烏 の商品レビュー
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前2作の政治関連、女同士のバトルから一転、何やらホラーな展開に……。 最初は、何やら怪しげな薬が出回っていて、それを飲むと人形を取れなくなって、狂って死んでしまう、というところから始まる。 若宮と雪哉は、仙人蓋というその薬の流通経路を探るべく調査をするが、その過程で八咫烏を食う、大猿に遭遇する。 まさか、金のために、一族全てを危険に晒すような外敵を引き込んでる人がいたり、問題の薬がまさか人間(ホモ・サピエンス)の骨からできているとは思わなかった。 というか、この世界に人間がいて、我々の住む世界のどこかに彼らがいる、という設定だったとは全く思ってなかった。 ラストでは、日嗣の御子である若宮の孤独も描かれている。 浜木綿カッコいいな。
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お、面白すぎて一気に読み切ってしまった…。 ええ?3巻はまた全然違うテイストだわ!と驚いたのが一つ。 そして、金烏とは何かという真相と共に、作中のミスリードに乗せられて雪哉の目線で見ていた末のどんでん返しに、やられた〜といういう驚きに読後の満足感が半端なかった。これはもう続き読む...
お、面白すぎて一気に読み切ってしまった…。 ええ?3巻はまた全然違うテイストだわ!と驚いたのが一つ。 そして、金烏とは何かという真相と共に、作中のミスリードに乗せられて雪哉の目線で見ていた末のどんでん返しに、やられた〜といういう驚きに読後の満足感が半端なかった。これはもう続き読むしかないじゃない…。
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第3部、世界観はもっと深く、壮大に。 前2作までが序章だと言われていた理由がよく分かりました。 キャストが出揃い、山内で相次ぐ事件、そしてそれらが紡いでいくこの世界観の謎と真実。 これまではキャラクターにスポットが当てられていたのが、 今作では、取り巻く世界の描写が随所に散りばめられ、伏線にも少しずつ触れられています。 読み進めるうちに、なるほど…!という思いが湧いてきます。 垂氷郷の事件から、山内を揺るがす大事件へ。 事態は深刻なはずなのに、チラッと垣間見える人物たちのギャグ展開、 そして、垂氷郷長一家(母、兄)の情の深さにも、心温まります。 今作を通して、自分の意思で再び中央へ戻ることを決意した雪哉くん。 一回り成長し、どんどん逞しくなっていく姿に期待です!
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タイトル回収が秀逸。巻数を経るごとに読み進める手が止まらない。 今回は山内の側面に関するお話で、その世界における身分格差を取り巻く葛藤と現実、そして侵入物とされるものとの戦い。その中で若宮が金烏であるが故の立ち振る舞いを知られた一冊だった。 今回の発端の一つである猿の正体は分からず仕舞いであったが、後半の解決へと向かうテンポ感に無駄がなくて夢中になれる。 次回は雪哉があんなに嫌がっていた場所へ、決意と忠誠を胸に自ら飛び込んだお話しらしい。期待を裏切られないことは確信しているので、早速次巻を買いに行こう。
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ただの宮廷物語と思っていた2巻から、大きく世界が広がっていく3巻。こっからが物語の本番!という感じ。また、ミステリーとしても最後の最後まで楽しませてくれる。 「真の金烏」である奈月彦がそう呼ばれる理由や、外界のことなど、今まで解き明かされなかたことが少しずつ明かされていく。 危険...
ただの宮廷物語と思っていた2巻から、大きく世界が広がっていく3巻。こっからが物語の本番!という感じ。また、ミステリーとしても最後の最後まで楽しませてくれる。 「真の金烏」である奈月彦がそう呼ばれる理由や、外界のことなど、今まで解き明かされなかたことが少しずつ明かされていく。 危険な薬と突如八咫烏の村を1つ喰らい尽くした大猿ーー大きく二つの謎と恐怖が出現する本作では、手に汗握らされること間違いなし。
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八咫烏シリーズ第3段。危険な薬と人喰い大猿。一度若宮のところを離れていた雪哉が再度登場、謎を解き明かす。そして雪哉が若宮に忠義を近い、ラストは次巻へ続く模様…。 まだまだ謎は多くある。楽しみだなあ。
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非常に読みやすく面白く、ファンタジーは特に読むのに時間のかかる私でも気になってあっという間に読み終わりました! あぁこういう世界なのかー!と更に理解し始めた巻でした。 どうしても十二国記シリーズ風味もありますが、それなら今流行りの異世界ものの方がどれも設定は似たりよったりなのででも読むと凄く面白いですしね(笑) 雪哉視点なのがやはりいいですね。 まだ謎は残っているので続きが気になります。
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若宮に心から雪哉が仕えることになる事件の物語ですね。 良くも悪くも『十二国記』に似ている所があって、好みは人それぞれなので、受け入れられる方は読み続けるのかな。 私個人はここまでで満足です。
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話は広がりを持ちエンタメとしては面白い おそらく読者のほとんどが気に入っているだろう雪哉が私には魅力的には感じられない それゆえに共感しにくく感情移入もできず
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