黄金の烏 の商品レビュー
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非常に読みやすく面白く、ファンタジーは特に読むのに時間のかかる私でも気になってあっという間に読み終わりました! あぁこういう世界なのかー!と更に理解し始めた巻でした。 どうしても十二国記シリーズ風味もありますが、それなら今流行りの異世界ものの方がどれも設定は似たりよったりなのででも読むと凄く面白いですしね(笑) 雪哉視点なのがやはりいいですね。 まだ謎は残っているので続きが気になります。
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若宮に心から雪哉が仕えることになる事件の物語ですね。 良くも悪くも『十二国記』に似ている所があって、好みは人それぞれなので、受け入れられる方は読み続けるのかな。 私個人はここまでで満足です。
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話は広がりを持ちエンタメとしては面白い おそらく読者のほとんどが気に入っているだろう雪哉が私には魅力的には感じられない それゆえに共感しにくく感情移入もできず
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雪哉の家族はいいな。父親の事は駄目だと思うと同時にしょうが無いとも思ってしまう。 雪哉が蔑ろにされていた訳でも無いし、何より母が強い。良い家族。 若宮は心が無いと言うがそんな事は無いだろうに。 ただ自分では分からないだけで周りには分かる時がある。だから分かる人は若宮の傍に居る。...
雪哉の家族はいいな。父親の事は駄目だと思うと同時にしょうが無いとも思ってしまう。 雪哉が蔑ろにされていた訳でも無いし、何より母が強い。良い家族。 若宮は心が無いと言うがそんな事は無いだろうに。 ただ自分では分からないだけで周りには分かる時がある。だから分かる人は若宮の傍に居る。 小梅の父親はろくでもない事をしたけど一応父親ではあったんですね。 人間の存在が無視出来ない所まで近付いた。 雪哉が山内衆を目指す。楽しみ。
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完全に別世界の話だと思っていたら、最後に出てきた人間世界。それが八咫烏の世界を少しずつ侵食していっているという描写が今現在、現実世界で直面している自然の問題と重なって良い意味でゾッとした。 また冒頭の話が小梅のことかと思って雪哉と一緒に小梅のことを疑ってしまっていたが、やっぱり今回も驚かされるようなどんでん返しがあってとても面白かった。
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前作に続きやっぱり雪哉と若宮のコンビがいいね 謎がだんだん解けたような、さらに謎が深まったような、、、 続きが楽しみ
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前二作で后候補たちの思惑や日嗣の御子の置かれた状況などがわかり、さぁ今作からいよいよ朝廷内の反抗勢力に立ち向かっていくのか?と思っていたら甘かった。第一作を読み始める前と同様にまたまた甘かった。それどころではない事態が起き、果ては山内の現状や金烏についての秘密も少し分かる結末を迎...
前二作で后候補たちの思惑や日嗣の御子の置かれた状況などがわかり、さぁ今作からいよいよ朝廷内の反抗勢力に立ち向かっていくのか?と思っていたら甘かった。第一作を読み始める前と同様にまたまた甘かった。それどころではない事態が起き、果ては山内の現状や金烏についての秘密も少し分かる結末を迎えて、この先がますます気になってしまった。雅やかな世界に渦巻く八咫烏たちの人間(烏)模様や悲喜交々を中心に描かれていくのかと思いきや、山内と外界の生き物全てに関わる異変が描かれていく壮大な物語が繰り広げられる中で宮中の諍いもあると心積もりしたほうが良いかもしれない。 舞台となる世界の広がりを強く感じる一方、登場する人物たちの心のありようや変化を克明に感じる。知っていくほどに深く心が動かされていきそうな予感がするが、果たしてその辺りはどう進んでいくのだろうか?今作ではひとまずの決着がついたが、解決はしていないし更なる問題が発生することが最後の一文に書かれている。現代の犯罪に通じることや身分による悲劇なども盛り込まれてきたことで期待値はまだまだ上がりそうだ。
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面白かった!!!!!!!!!! 「真の金烏」の正体にまず驚き、2巻で袂を分かった若宮と雪哉が、ラストで雪哉から忠誠を誓うという構図に変わったのが美しすぎて感嘆の声をあげました。 不気味な「猿」の存在、外界の有り様、人間………… 様々な事象が絡み合って、1巻を読んだ時には考えられないような壮大なストーリーになっています。 本当に面白い。続きも読むのが楽しみ!
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ミステリとして読んでもシリーズものとして読んでもとにかく面白い作品であることは間違いない。ここまで読者に鮮明な情景をイメージさせ、深い考察を促し、ハッとさせられる作品は少ないであろう。
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