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すべての疲労は脳が原因 の商品レビュー

3.4

46件のお客様レビュー

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2017/10/20

身体の疲労を感じても筋肉等に損傷等はない(乳酸菌は疲労物質ではない)、脳が疲れを感じているだけである、といった内容の本。 脳疲労を軽減する方法を食品や生活習慣などから提案している。

Posted byブクログ

2017/10/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本書で扱うのは「腕立て伏せを200回やって腕が疲れた!」というような疲労のことではなく、どちらかというと、「今日は次から次へと仕事が舞い込んでもうくたくただ」と言うような精神的な疲労がメインんだと思っておいた方が良い。そもそも、体を酷使して疲れる、と言う場合、最終的に疲れを”感じる”のは脳なんだから、そりゃぁ疲労の原因は脳でしょ、ってことになる。当然。本書の主張は、疲れた~と脳(大脳)が感じる疲れの元は自律神経の”疲れ”であり、それは脳神経細胞がはたらく際に活性酸素に曝されることでだんだん反応(シナプスでの信号伝達)が鈍くなることが原因だ、というようなもの。で、結局、その自律神経が疲れる大きな原因は、良い睡眠が取れていないこと、となっている。良い睡眠が疲れを回復するのに重要だというのは昔から誰でもわかっていることだと思いますが。活動すれば(脳が)疲れる、良い睡眠で(脳を)休ませて回復する・・当前です。まぁ、疲労は脳で感じるものなのだということを理解していくことは重要だと感じた。例えば、栄養ドリンクのようなものを飲んで元気になるのは疲れの原因が無くなったのではなくて、栄養ドリンクに含まれるカフェインのような成分で脳を麻痺させて疲れを感じさせなくしているだけであるらしい。さらに、仕事が楽しくて集中しているほど脳内麻薬が分泌され、長時間でも疲れを感じないで仕事が続けられるらしい(俗に言うフロー状態でしょう)。過労死になる人の自分で率先して長時間労働している場合も多いようで、日本人の多くは確かにこのような状態で過労に陥っているような気がする。要は、(脳が)疲れを感じるというのは「これ以上無理したら体が壊れるぞ」という体からの警告なのだから、栄養ドリンクなどでごまかして働き続けるのではなく休もうということでしょう。 本書は、著者が参加した研究プロジェクトの成果を一般向けに新書で紹介した内容なんです。疲労大国日本において、疲れを客観的に数値化する方法を確立し、過労死に繋がるような疲労を減らしていくために研究を進め警鐘を鳴らしていくることは重要だと思います。ただ著者が自慢たらしく「私が・・」「我々が・・」「私の・・・」という文章が頻繁に出てくるのがちょっと鼻につきます。そして、これらの研究成果を利用して著者が個人的に病院を開院し、新書でそれを宣伝しているというのもどうなのかとも思う。

Posted byブクログ

2017/10/05

神戸医療大学のセミナーに参加してきました 講師は、大阪市大の梶本先生です メディアに出演が多いせいか聴衆に分かりやすいお話で楽しく拝聴しました 一般に言われている疲労回復に関する事が根拠のないことだったり、するんですよね 事前に著書を読んでいなかったら、ショックが大きかったかも(...

神戸医療大学のセミナーに参加してきました 講師は、大阪市大の梶本先生です メディアに出演が多いせいか聴衆に分かりやすいお話で楽しく拝聴しました 一般に言われている疲労回復に関する事が根拠のないことだったり、するんですよね 事前に著書を読んでいなかったら、ショックが大きかったかも(^^; 自分は、睡眠が少ない方で気にしているのですが、元気に過ごせているので足りているのかなぁ? それとも、充実しているようで麻痺しているとか??

Posted byブクログ

2017/09/14

24時間365日休まず機能している自立神経の負荷を軽減させるという点については納得。 自立神経に不調を来すと、本当に体の至る所が悪循環に陥るので、質の良い睡眠を心掛けたいと思う。 しかし、後半の論調はいただけなかった。 疲労回復に効くと言われている成分(ポリフェノールなど)は...

24時間365日休まず機能している自立神経の負荷を軽減させるという点については納得。 自立神経に不調を来すと、本当に体の至る所が悪循環に陥るので、質の良い睡眠を心掛けたいと思う。 しかし、後半の論調はいただけなかった。 疲労回復に効くと言われている成分(ポリフェノールなど)は水溶性なので体に残らないため効果が期待できない、と書いた数ページ後には、疲労回復に効くと著者が推奨する成分も水溶性である事を書いている。 また同じように、疲労回復に効くと言われている成分は統計的に有意とは言えないと断じるのに、疲労回復に効くと著者が推奨する成分には、統計的に有意性はなかったが良い効果が期待できる、と、どうも作為的な誘導を感じる。 ベースは産学共同研究の結果なので、自分たちの成果をビジネスに結び付けないといけないプレッシャーがあったのかもしれない。

Posted byブクログ

2017/09/03

くたくただと思っても、実は体はたいしてつかれていなく、自律神経を使いすぎ、脳が疲れているということを書いている本。 なんとなく自分は実感できる。 良い睡眠をとることが大事とのことで、 サプリとしてイミダペプチドのことが絶賛されていたが、試してみる価値があるか否か、迷い中。。。...

くたくただと思っても、実は体はたいしてつかれていなく、自律神経を使いすぎ、脳が疲れているということを書いている本。 なんとなく自分は実感できる。 良い睡眠をとることが大事とのことで、 サプリとしてイミダペプチドのことが絶賛されていたが、試してみる価値があるか否か、迷い中。。。。

Posted byブクログ

2017/08/07

文字通り、疲労の原因は脳が大部分を占めているということを説いた一冊。 自律神経が弱く疲労を感じやすい自分にとってはとても勉強になった。

Posted byブクログ

2017/06/20

興味深い内容だし読みやすいのだが情報としてはAmazon.co.jpのレビュー以上のことは書かれてないし、(新書だから仕方ないという向きもあるが)参考文献の扱いも、国内の発表のものが多い気がするし、稚拙な印象を受ける。例えばあとがきの「大阪市立大学大学院医学部」という所属情報も不...

興味深い内容だし読みやすいのだが情報としてはAmazon.co.jpのレビュー以上のことは書かれてないし、(新書だから仕方ないという向きもあるが)参考文献の扱いも、国内の発表のものが多い気がするし、稚拙な印象を受ける。例えばあとがきの「大阪市立大学大学院医学部」という所属情報も不正確では?(医学系はこれが普通なの?研究科では、、?)と思ってしまう。

Posted byブクログ

2017/05/16

運動時に最も疲れるのは筋肉ではなく脳である、というエビデンスが新鮮だった。 飽きる、疲れる、眠くなる、のシグナルを無視していると次には「視野が狭くなる」がやってくるとのこと。 車の運転でこれらは相当怖いですね。 例えば3時間ぶっ通して運転して15分休むより、1時間運転して5分...

運動時に最も疲れるのは筋肉ではなく脳である、というエビデンスが新鮮だった。 飽きる、疲れる、眠くなる、のシグナルを無視していると次には「視野が狭くなる」がやってくるとのこと。 車の運転でこれらは相当怖いですね。 例えば3時間ぶっ通して運転して15分休むより、1時間運転して5分の休憩を3回繰り返すなど、 こまめに休憩をとりながら運転する方が同じ休憩時間でぶっ通して運転するよりも疲労の回復は早いそうなので、気をつけようと思いました。 一方で、脳疲労を予防しよう、という観点で ・ランナーズハイは危険 ・休日に1、2泊で温泉旅行は疲労のもと →温泉に浸かるなら38〜40度の少しぬるめのお湯に10分以内を目安に半身浴、旅程には余裕を持って などという提言は、確かにそれは正しいんだろうけど、じゃあ脳疲労をなくすためにマラソン走っちゃいけないのか、熱いお湯にどっぷり浸かっちゃいけないのか、ということになってきて、人生のクオリティオブライフの中で何を優先するかは難しいと感じました。 知識を適度に知りつつ、有効活用しつつ、生きたいようにやりたいように、楽しい毎日を送りたいものです。

Posted byブクログ

2017/05/16

疲労因子FFと疲労回復因子FRの関係がわかって興味深かった。 疲労を感じると疲労回復因子FFが働き始めるわけだが、普段、あまり疲れることや体を動かすことをしていない人は、突然に大きな疲労を感じてもうまく疲労回復因子FRが働いていくれずに疲労が一気に蓄積され健康リスクが高まるという...

疲労因子FFと疲労回復因子FRの関係がわかって興味深かった。 疲労を感じると疲労回復因子FFが働き始めるわけだが、普段、あまり疲れることや体を動かすことをしていない人は、突然に大きな疲労を感じてもうまく疲労回復因子FRが働いていくれずに疲労が一気に蓄積され健康リスクが高まるというもの。 睡眠時間との関係性もこの因子にあり、個人差があることを学んだ。

Posted byブクログ

2017/05/14

参考になった。 十分睡眠を取ることしか、疲労は回復出来ない。 飽きたら一旦止める。疲れたら休む。続けてやらない。 休日は、自宅でゆっくり。ソファで横になる。 鳩の胸肉を食べる。 急にやれ慣れない運動、仕事をしない。

Posted byブクログ