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砕け散るところを見せてあげる の商品レビュー

3.3

149件のお客様レビュー

  1. 5つ

    17

  2. 4つ

    37

  3. 3つ

    54

  4. 2つ

    17

  5. 1つ

    6

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2022/05/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

全体的には楽しく読めたが、陳述トリックというほどでもないのでは、、と思ってしまった。 意味がわかったところで、すごい!ではなくへー、そう。という感じ。 UFOの件とかもちょっと意味がわかんなくていまいちだった。 そこを期待しなければ全体的には読みやすく、悲しい面もあるけどヒーローの優しい物語だった。

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2022/04/23

表紙と意味ありげなタイトルに釣られて読んだ。ライトな文体と学園舞台の物語なので軽い小説と思って読んでたら結構残酷な物語でした。

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2022/04/07

中盤まで「ラノベかよ…」と思っていたぶん、良いサスペンスだった。逆に学生生活を書いた辺りは安っぽい。校章のくだりとか冷める。

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2022/04/02

途中まで本当に面白かったのですが、最後の最後がなんか勿体無い様な気がして☆2つにしました。二人のハッピーエンドを求めていた自分がいたのか。。でも途中家庭事情や沼の底の真実などが分かった時は面白かったです。

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2022/03/30

ブックチューバーさんのオススメの本で気になっていました。 気になって気になってつい検索という御法度までしてしまいましたが、あらすじやネタバレを見てからでも最初から最後まで興味を持って読めました。 世界中のいじめや虐待をどうにかできないことはとても悲しく悔しいですが、せめて手の届く...

ブックチューバーさんのオススメの本で気になっていました。 気になって気になってつい検索という御法度までしてしまいましたが、あらすじやネタバレを見てからでも最初から最後まで興味を持って読めました。 世界中のいじめや虐待をどうにかできないことはとても悲しく悔しいですが、せめて手の届く範囲の人たちに愛を持って接したいです。

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2022/03/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

素敵だった。 ただ悲しくて残酷な物語なのではなくて、全てを読み終わって、自分のなかで考えた後、じんわり心が温かくなるような、そんな物語だった。 「わたしにとって先輩は、澄んだ空気そのものです!先輩のそばにいるだけでいいんです!死んでた細胞もいきなり元気に回復します!そうやって何度でも、わたしは新しく蘇れるんです!」 彼らの真っ赤な嵐がそう感じていたように、人間は単純で、彼らは永久機関なんだと心から思った 愛には終わりがない、他でもない、玻璃と清澄の息子である、「彼」がそう言ったことに、「清澄」を感じて、心がじんわりと温かくなった 清らかで澄み切った真冬の空気のような、綺麗で、純粋な性格の玻璃 優しくて、きっと玻璃には宝石のように輝いて見えたであろう清澄 お互いの名前がお互いを表しているような印象を受けた 個人的に玻璃がとても好きだった。言葉も、性格も。 清澄は彼女の純真さに、冷たい夜に、顔を洗われたんじゃないのかな わたしもそんな感覚がした 以下考察 冒頭の母と父は、玻璃と清澄 UFOのせいで死んだのは二人 ー父を殺す前の玻璃と、清澄。清澄が新しい君と言っていたこと、本当の名前は玻璃って言うのと息子に告白したことからも、父を殺してから玻璃が名前を変えたことがわかる 玻璃の父を殺して、結婚した後も彼らのUFOは消えずに執着し続けていた 彼女が産んだ真っ赤な嵐がヒーローになりたいと言い出す →砕け散った清澄は最小単位の物質となって虚空に消えたのではなく、酸素のように存在し続けている 「父さんは目に見えないだけでどこにでもいる。俺はいつだってどこにだって父さんに存在を感じることができる。俺が生きるこの世界の全てに満ち溢れている」 「家中に、町中に、世界中に、この星中に、宇宙のそこかしこに、母さんの大切なものはいくつもあった」 玻璃と清澄の息子が、冒頭の部分で玻璃と呼んでいるのは、後々わかる通り、彼女が息子に対して玻璃と呼ぶように願ったから 題名「砕け散るところを見せてあげる」 →玻璃ではなくて清澄の言葉であると考えられる 「お母さんに本名は明かすなと言われていた」 →お母さん=義母さん=清澄の母 →この台詞の主は玻璃で間違いないと断言できる

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2022/01/10

すごい幸せを与えてもらったのだろうと思うけど、読者として、もっと二人(3人)で幸せになってほしかった。

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2022/01/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「最後の一文、その意味を理解したとき、あなたは絶対、涙する。」 の帯に惹かれて買ったけども…うーーーん? 登場人物の掛け合いとかは可愛くてまぁ良いなぁと思ったけども、展開⁇なぜ僕と父をそういう扱いにした⁇ イジメの解決?もそんなに突然ひっくり返らないでしょ、とか、尾崎妹に告白させた意味、とか、死体の入ったスーツケースを取りに行くという展開も⁇⁇え⁇ ラストは突然抽象的な言葉が並び出して⁇ 冒頭の死んだのは4人とか2人とか人差し指がどうとかっていうのも⁇そんなにひっぱるネタ⁇ 登場人物の可愛さだけは良かった。

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2022/01/01

私は断然映画の方が好きだ。 一人称小説で男の子の目線となるとやっぱり色々目につくところがあるが、この小説も見事にそうでちょっとがっかりしてしまった。 ミソジニー要素は無くても思春期の男の子はいくらでも描けると思うんだが。 例えば清澄が尾崎を見て「彼氏アリの印である指輪をわざわざチ...

私は断然映画の方が好きだ。 一人称小説で男の子の目線となるとやっぱり色々目につくところがあるが、この小説も見事にそうでちょっとがっかりしてしまった。 ミソジニー要素は無くても思春期の男の子はいくらでも描けると思うんだが。 例えば清澄が尾崎を見て「彼氏アリの印である指輪をわざわざチェーンに通してかけているのがまあうざいことうざいこと」や、清澄が自分の母に対して「男の繊細さってやつがわからないから再婚できないんだよ(意訳)」とか、自分が父親似でかっこ悪いわけじゃない、自分の顔は結婚できるレベルとか言いながら「相手は所詮母さんだからな。こう言っちゃ悪いけど」など、母をおばさんとして見て無意識に下に見ている感じが鼻につく。 他にも田丸が手を拝むように温めるのを見て「女子なら結構かわいい仕草だが、野郎にされると気持ちが悪い」のような、他人を見下す文章がノイズとなり、大変厳しいものに仕上がっている。 むしろ映画版はどれだけ上手く脚色していたのかが分かって映画版の方ばかり評価が上がる。 もう一生読まないだろう。 読んでいて辛かったな。

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2021/10/06

なかなか展開が目まぐるしく、ポイントの多い小説でした。 全体は重めで辛く怖いけども、救いもある。他の本ではなかなか感じられない揺さぶられ方をしました。

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