砕け散るところを見せてあげる の商品レビュー
中吊り広告に惹かれて購入。 序盤〜中盤のテンポの良い会話が面白かった! 終盤の展開は、初め理解できず、冒頭を読み直し 現世で会うことはなかった親子だけど、ヒーローになりたいという思いは受け継がれている親子の絆の物語なのだと私は理解した。 作者の意図通りかは分からないけれど。
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ツイッターや電車のつり広告で、毎日この表紙を見かけるのでさっそく購入!その意味を理解したとき、あなたは絶対、涙する。といううたい文句なのですが、わたしの読解力がいまいち残念なせいか繋がりやUFOとかいまいちピンとこなくて迷子になってしまった。この解釈で合っているのか、誰かと答え合...
ツイッターや電車のつり広告で、毎日この表紙を見かけるのでさっそく購入!その意味を理解したとき、あなたは絶対、涙する。といううたい文句なのですが、わたしの読解力がいまいち残念なせいか繋がりやUFOとかいまいちピンとこなくて迷子になってしまった。この解釈で合っているのか、誰かと答え合わせをしたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
帯のキャッチを中吊りで見て興味を惹かれましたが、未だに涙していないということは、最後の一文を理解できていないということなのでしょうか? どなたか涙した方がいらっしゃいましたら意味を解説していただけないでしょうか… もっとも、それで『あ〜なるほどね』となったとしても涙なんて出ないけどね。 結局、清澄(ヒーローだった亡き父)&玻璃と、2人の息子・嵐が繋がってるのは分かったけど、受験生親子(+父さん)との繋がりが不明。何の繋がりもない親子を持ち出すことで愛の普遍性を伝えたかったのかな?それよりも、父さんが実は2人の息子・嵐だったとか、母さんが清澄に助けられた女の子だったとか、何らかの繋がりが見えたら最後の一文に素直に感動出来たのかもしれません。 最後にタイトルのこと。砕け散るところってのが、1つ目のUFOを撃ち落とした時のことを玻璃が清澄に言ってるのだとしたら、なかなかグロい話になってくるなァ。(ー ー;)
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とらドラの竹宮先生、ラノベ文体のまま一般文芸に移って書いてるのは読み手の好き嫌いが分かれそうだけれど、マジックリアリズム的な物語の流れは推理しながら読ませてくれるし、読むにつれてがらりと変わっていく展開は読んでいて引き込まれた。
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いじめられている女の子とヒーローを夢見る男の子のボーイミーツガールもの…かと思いきや。 独特のテンポ良いセリフ回し、美少女の描写のうまさは健在。電撃文庫のときから、テンポよく重い話を読ませるのが上手かったですが、今回は受け止めきれない重さ。後半では想像以上の展開になり、物語の落と...
いじめられている女の子とヒーローを夢見る男の子のボーイミーツガールもの…かと思いきや。 独特のテンポ良いセリフ回し、美少女の描写のうまさは健在。電撃文庫のときから、テンポよく重い話を読ませるのが上手かったですが、今回は受け止めきれない重さ。後半では想像以上の展開になり、物語の落としどころも良い意味で「???」という部分があり、1回読んだだけでは自分の中に落としきれない小説でした。思わず冒頭からもう一度読み直し。
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ネタバレを読んでも、ネタバレって言えるほどのどんでん返しもなくて ネタバレさえ嘘なのではないかと思える。 最後の一文を本当の意味で理解できていないからモヤっとするのか、期待値が大きすぎたのか。
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ヒーローになりたかった高校生・清澄は、全校集会でいじめにあっている後輩・玻璃の姿を目撃する。放っておけない清澄は玻璃を助け、そこから始まるボーイミーツガール的な話が主軸になるんだけど、そこには仕掛けがあって、所々で「あれ?」と思ったり、引っかかる部分がある。うーん……感想を書くの...
ヒーローになりたかった高校生・清澄は、全校集会でいじめにあっている後輩・玻璃の姿を目撃する。放っておけない清澄は玻璃を助け、そこから始まるボーイミーツガール的な話が主軸になるんだけど、そこには仕掛けがあって、所々で「あれ?」と思ったり、引っかかる部分がある。うーん……感想を書くのが難しい、私も1度読んだだけで全部理解できている自信がないし。ただ、いじめられている女子高生を助けたい気持ち、彼女を守りたい気持ちはストレートに伝わってきた。構成は凝っていたけど、最後の文章って煽り文句にあった程、効果的かどうかは疑問だなあ……帯にあったような涙は出なかったし、あまり驚きもなかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
これほどまでに、どのように感想を残せばよいのか迷ったのは今年はじめてでした。 ボーイミーツガールが主軸で、でも終盤は重苦しく、描写も難解な場面がありながらも静かに読了。ん!? 終わり?みたいな。 強い印象が残らない、静か過ぎたせいか、逆に引っかかりました。だから何気なく冒頭や巻末を読み直してみると、「UFO」を打ち落とそうとした2人の"絆"や"息子"の存在で、新たに「家族」の物語でもあったのかなと思うように。そのように考えると物語の中の2人のやりとりは輝きが増すようです。 でもやっぱりタイトルの意味合いはわかりません。このセリフ(?)誰が誰に向かって言ったのでしょう?
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あーなるほどね。二人ね、と。サントラよりは読めた。でも個人的にすごく疲れるなという印象。望んでもない場所まで連れて行かれて、帰りの手段も与えられないまま置き去りにされたみたいなかんじ。 それでも、根底にあるのは、愛だね。
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