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砕け散るところを見せてあげる 新潮文庫nex
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砕け散るところを見せてあげる 新潮文庫nex

竹宮ゆゆこ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2016/05/28
JAN 9784101800653

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商品レビュー

3.3

150件のお客様レビュー

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2024/11/26

アマプラで観て、audibleで聴き、文庫本を読んだ。難しい話じゃない。むしろ、ど直球なボーイミーツガール。でも仕掛けは幾つかあって、それに拘ったならば分かり難いかも。 わたしは(何度も言うけど)少女が健気に頑張るお話が好物である。助けたくなる。本作は健気な少女の「ヒーロー」に...

アマプラで観て、audibleで聴き、文庫本を読んだ。難しい話じゃない。むしろ、ど直球なボーイミーツガール。でも仕掛けは幾つかあって、それに拘ったならば分かり難いかも。 わたしは(何度も言うけど)少女が健気に頑張るお話が好物である。助けたくなる。本作は健気な少女の「ヒーロー」になろうとした、高校の2年先輩・清澄の話である。 学年中からイジメに遭っていた玻璃(はり)を、見て見ぬふりが出来なかった清澄は、玻璃を助けた夜に少女に恋して仕舞う。でも少女には、もっと酷い秘密があって‥‥。 「ヒーローは、決して悪の敵を見逃してはならない」 「ヒーローは、決して自分のためには戦ってはならない」 「ヒーローは、決して負けてはならない」 この陳腐なヒーロー三箇条も、やがて大きな意味を持つ。 映画を先に観て良かった。小説でこねくり回している仕掛けは、冒頭であっさりバラしていたり、映像でわかりやすく説明していた。そして台詞部分は、驚くほど殆ど省略せずに原作まんまだった。戸惑いと、回りくどい心情吐露、繊細な愛の台詞。彼らから見たらおじいちゃんに違いないわたしは、ドキドキする。 映画ではボサボサの髪で隠されていた石井杏奈の顔が、開始1時間にしてやっと初めてその全貌を現す。アマプラなので、わたしはそこで初めて石井杏奈が主役だったんだと気がつく。彼女は一貫して健気な役が多くて(「ソロモンの偽証」「スプリング、ハズ、カム」)、今回も見事に嵌まっていた。清澄(中川大志)の恋、映画でも説得力があったけど、小説の描写は更に説得力があった(省略)。恋って良いよね。少女を守るヒーローになる。少年の決意は当然だ。 小説を読んだお陰で、整合性がつかない幾つかの謎は解決し、唯一残ったラスト近くの整合性がつかない「彼の想い」は、でもそのままにしておく。わたしには、二つ目のUFOは見えていないのだから、仕方ないのかもしれない。いつか、わかる時が来るかもしれない。 「砕け散るところを見せてあげる」竹宮ゆゆこ 新潮文庫 2016年発行 2020年12月配信 五十嵐裕美朗読 2021年4月(SABU作品)公開(中川大志、石井杏奈、清原果耶)2024年11月21日読了

Posted by ブクログ

2024/08/14

積読本 タイトルと装画のイメージだけで、いじめられっ子の女子高生を男子高校生が助けるけど、最後は女子高生が.. みたいな話を想像してたけど、いい意味で裏切られた。 予想通りだったのは、いじめられっ子はよく見たらかわいいって事 最後の方で時系列⁇ってなったけど、他の人の考察読んだ...

積読本 タイトルと装画のイメージだけで、いじめられっ子の女子高生を男子高校生が助けるけど、最後は女子高生が.. みたいな話を想像してたけど、いい意味で裏切られた。 予想通りだったのは、いじめられっ子はよく見たらかわいいって事 最後の方で時系列⁇ってなったけど、他の人の考察読んだら、なるほど〜ってなった。 他の作品も気になるところ。

Posted by ブクログ

2024/03/28

ゆゆこさんの作品は初です! ライトノベルみたいで読みやすく、 内容も面白かったので3分の2くらいまでは ガーッと一気に読んでしまったのですが、 残りは不穏な展開とトリッキーな構成で 何が何だか分からないまま読み終えてしまいました。 どうやら私は勘違いしていたようです。 速攻で解説...

ゆゆこさんの作品は初です! ライトノベルみたいで読みやすく、 内容も面白かったので3分の2くらいまでは ガーッと一気に読んでしまったのですが、 残りは不穏な展開とトリッキーな構成で 何が何だか分からないまま読み終えてしまいました。 どうやら私は勘違いしていたようです。 速攻で解説をググってみたら すんなりと理解したつもりでいた 序盤の物語でさえも全く別もののようでした… 改めて軽く読み返しやっと合点がいって、 あぁ…と腑に落ちました トリックが難しくすんなり理解出来なかったというのもあって 涙するほどではなかったですが、 悲しくも心温まる物語でした

Posted by ブクログ