1,800円以上の注文で送料無料

図書館の魔女(第二巻) の商品レビュー

4.2

86件のお客様レビュー

  1. 5つ

    29

  2. 4つ

    27

  3. 3つ

    12

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2019/05/30

前半は前巻から続く地下水道の話と市内お忍び行動。 相変わらずなかなか物語は進まず、これどう話が広がっていくのかなあと思っていた。 後半、陰謀話が始まるあたりから一気に面白くなった。 それにしても、丁寧で詳細なのはわかるんだけど、展開が遅い。 あと、作者の専門だから仕方ないけど、...

前半は前巻から続く地下水道の話と市内お忍び行動。 相変わらずなかなか物語は進まず、これどう話が広がっていくのかなあと思っていた。 後半、陰謀話が始まるあたりから一気に面白くなった。 それにしても、丁寧で詳細なのはわかるんだけど、展開が遅い。 あと、作者の専門だから仕方ないけど、言葉の用法の説明がが詳細すぎて、もう少し簡単かつ分かりやすくならないものか。 そしてキリヒトの正体は、さもありなん。 意外だったのは、そのことを彼自身が厭うていたこと。 そうかそういうお話なのか。 ようやく、この物語の核心が見えた気がした。 ラストでマツリカはそれまで彼女に欠けていたヒトの痛みを知ることができるようになったということなんだろう。 ならば、キリヒトにかけているものをマツリカが与えることができるのか。 願わくば、この物語は彼ら二人が魂で結ばれる物語になってほしい。 さて、次巻だ。

Posted byブクログ

2020/06/13

このシリーズは刊の最後に爆弾を残すのか。 惜しむらくは、自分の想像力ではキリヒトの動きがしっかり掴めなかったこと。

Posted byブクログ

2019/04/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2体の巨人に襲われてからのマツリカとキリヒト、イラムとアキームの繊細なやり取り、彼らの心象風景に触れて思わず泣いてしまった。

Posted byブクログ

2019/03/19

第2巻の感想が気になったあなた! そう、もう物語は始まり、魔女が動き出した。 1巻を読み終えたと言う自信を糧に物語を堪能して下さい。 ストーリーは他の方のレビュー通り。

Posted byブクログ

2019/03/08

しょっぱなから、ハルカゼとキリンの話に仰天した! けどマツリカとキリヒトの冒険にワクワク! なのに。。。。 私、マツリカとキリヒトは恋に落ちてると思うんだけど!? 三に進みます。

Posted byブクログ

2019/02/10

この巻で明らかになったキリヒトの正体が意外でした。只者ではない雰囲気を漂わせてはいたものの、ここまでのレベルだとは。 次巻あたりから物語が大きく展開しそうなので、続きが楽しみです。

Posted byブクログ

2018/12/17

図書館の魔女と呼ばれる少女マツリカと司書見習いの少年キリヒトが発見した地下道を探検するところは、マツリカの可愛いところが出ていて可愛らしいと思う一方で、それぞれの思惑で暗躍する政治家たちの企みを司書達と共に暴こうとする魔女らしいところが交錯しています。 後半では、司書見習いの少年...

図書館の魔女と呼ばれる少女マツリカと司書見習いの少年キリヒトが発見した地下道を探検するところは、マツリカの可愛いところが出ていて可愛らしいと思う一方で、それぞれの思惑で暗躍する政治家たちの企みを司書達と共に暴こうとする魔女らしいところが交錯しています。 後半では、司書見習いの少年キリヒトの意外な正体が明らかになります。 これから先が気になる回でした。

Posted byブクログ

2018/11/20

最初は1巻と同じ様な感じで読み進めていたのですが、中盤から急に物語が進みそこからは一気に読んでいました。と言うより、気付いたら読み終わっていました。主人公2人が本当に魅力的で、だからこそとても切ない。

Posted byブクログ

2018/09/21

この物語の舞台、役者、そして、脚本のありようがより明らかになっていく第二巻。 主人公というべき図書館の魔女マツリカ、その左右にあるハルカゼとキリン、そして、キリヒト、イラム、それぞれに個性が際立っていて、魅力的。 背景の図書館や市街地、河畔の風景なども含めて、どんな絵になるのか...

この物語の舞台、役者、そして、脚本のありようがより明らかになっていく第二巻。 主人公というべき図書館の魔女マツリカ、その左右にあるハルカゼとキリン、そして、キリヒト、イラム、それぞれに個性が際立っていて、魅力的。 背景の図書館や市街地、河畔の風景なども含めて、どんな絵になるのか、見てみたい。 言語にはじまり、言葉に終わる物語でありながら、文字で紡ぎだされるひとつひとつの場面が、とても絵画的。 だからといって、アニメ化してしまったら、この物語を貫く、文字や言語の本質とは何かという深い問いかけが薄らいでしまうから、そういうわけにもいかないでしょう。誰か、挿絵でも書いてくれないかしら。 国家単位の陰謀が渦巻く中、超人的な能力を持った二人の儚く淡く、でも、暖かいつながりが、とてもほほえましく、そのコントラストも、この物語の魅力かな。 川辺で香ばしく焼かれていた捕りたての川鱒が、一瞬の後に踏みにじられてしまう、だけど、また、きっと美しい場面に出会う・・・そういう物語かな。

Posted byブクログ

2018/08/27

 難しい……けど面白い……けど難しい……言葉一つからの話の展開のさせ方が圧巻だし、相変わらず一つ一つの描写がすごく丁寧だし、戦闘シーンの迫力と緊迫感も良かったし、キリヒトとマツリカの関係が切なくて可愛くてたまらない……けど難しいけど面白い! 夢中になるあまり語彙を失くしつつ(笑)...

 難しい……けど面白い……けど難しい……言葉一つからの話の展開のさせ方が圧巻だし、相変わらず一つ一つの描写がすごく丁寧だし、戦闘シーンの迫力と緊迫感も良かったし、キリヒトとマツリカの関係が切なくて可愛くてたまらない……けど難しいけど面白い! 夢中になるあまり語彙を失くしつつ(笑)、次巻に続きます!

Posted byブクログ