マチネの終わりに の商品レビュー
あー、切ない…。 運命の出会いとなったアラフォー男女の恋の物語です。 運命の悪戯や嫉妬による妨害で会えず。また40歳前後という分別のある大人然と振る舞うために、誤解を解くタイミングを逃したりして、すれ違うのがもどかしく、9割方読んでてツラいのですよ…。 最後万々歳とは言えない...
あー、切ない…。 運命の出会いとなったアラフォー男女の恋の物語です。 運命の悪戯や嫉妬による妨害で会えず。また40歳前後という分別のある大人然と振る舞うために、誤解を解くタイミングを逃したりして、すれ違うのがもどかしく、9割方読んでてツラいのですよ…。 最後万々歳とは言えないがじんわり暖かいラストに救われました。 恋愛だけでなく、第二次世界大戦やユーゴスラビア紛争、イラク問題などの社会情勢なども絡み、深く考えさせられた作品でした。
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運命…さだめ…必ずあると私は思う!いや、あってほしい…とおもわせる本です。 二人はこれからどんな人生を歩むのかな〜 二人の幸せを願って… ぜひ〜
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大人の主人公の恋愛ですが、二人とも背負うものが、とてつもなく重い。その重さに喘ぎながらも、逃げず流されず、生き抜いて遂に…。よくぞこのラストに!と、スタンディングオベーションしたいです。
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映画化されると聞いてから読んだので 福山雅治さんを思い浮かべながら読みました。 (その後映画も観てとてもピッタリな配役でした) 策略によってすれ違ってしまう二人。 人生がうまくいかない時に 誰の手を取るのか。 こういうことって実際にもあると思う。 「過去は書き換えられる」 ど...
映画化されると聞いてから読んだので 福山雅治さんを思い浮かべながら読みました。 (その後映画も観てとてもピッタリな配役でした) 策略によってすれ違ってしまう二人。 人生がうまくいかない時に 誰の手を取るのか。 こういうことって実際にもあると思う。 「過去は書き換えられる」 どうか良い思い出に書き換えられることが多い人生でありますように。
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本当に愛しているからこそ自分以外の人との幸せも大事に思えるんだろう。年齢設定も良いと思った。大人の恋愛だなあ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
平野啓一郎さん大好きなので 恋愛小説としてではなく 奥にあるテーマをずっと探しながら読みました 「過去は書き換えられる」 時間の概念についての小説だと思うと めちゃくちゃおもしろいです、天才!
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切ないもどかしい大人の恋愛。 映画を観た後に原作を読むのは、通常とは逆の順番だ。 石田ゆり子と福山雅治が原作と合致し、読みながら映像が目に浮かぶ。 もう一度映画を観て、本を読み直したいと思った。 主要参考文献の冊数多いことも理由である。
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大人な作品でした。読み応えは凄い。 様々なすれ違いにより人生は変わる、それもまた運命って事なんだろうけれど、ちょっと残酷だったなぁ。 こんな大恋愛はした事無いし出来ないのだろうけれど、愛とか恋とかって強がってしまって結局後悔するんですよね。
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それそれ別の人と結婚しても、互いに想い続ける。大人の恋愛って、若い頃のそれより、よほど情熱的なんだ。
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最初はなかなか読み進められなかったが、中盤〜後半は一気に読み終えた。 一人一人が、愛のためにどんな行動をとるのか面白かった。
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