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マチネの終わりに

平野啓一郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 毎日新聞出版
発売年月日 2016/04/09
JAN 9784620108193

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商品レビュー

4

550件のお客様レビュー

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2025/01/22

過去は変えられないと考えていました。 嫌な過去はなるべく忘れて過ごしてきましたが、これからの経験や考え方の変化で、過去を変えられることに希望を感じますね

Posted by ブクログ

2025/01/10

DNAの構造が螺旋状になっているようにこの2人もそのような関係でもどかしく、消して憧れるような恋愛ではない。ただ、このような恋愛は私も含めそうそう経験がないのではないだろうか。序章にて筆者が端的に傍観者でありたいと言った意味が読了後であれば理解できる 恋愛のゴールは成就か別れの...

DNAの構造が螺旋状になっているようにこの2人もそのような関係でもどかしく、消して憧れるような恋愛ではない。ただ、このような恋愛は私も含めそうそう経験がないのではないだろうか。序章にて筆者が端的に傍観者でありたいと言った意味が読了後であれば理解できる 恋愛のゴールは成就か別れの2択しかないのか 新たな可能性を恋愛に示してくれる

Posted by ブクログ

2024/12/26

 大人として人を好きになることが、こんなに切なく美しいことなのかと二人から教えられる。  恋愛が主軸のこの物語の中には綺麗とはいえないリアルが溢れていて、読んでいて苦しくなる場面も多い。  それでもずっと読み進めてしまうのは、読んでよかったと思うのは、小峰洋子と薪野聡史の愛がど...

 大人として人を好きになることが、こんなに切なく美しいことなのかと二人から教えられる。  恋愛が主軸のこの物語の中には綺麗とはいえないリアルが溢れていて、読んでいて苦しくなる場面も多い。  それでもずっと読み進めてしまうのは、読んでよかったと思うのは、小峰洋子と薪野聡史の愛がどれだけ純粋で、真っ直ぐ想っているのかというのを読み取れるから。  二人の視点それぞれで見るお互いが、それはもう魅力的に描かれているから。 『すれ違って、届かなくて、間違えて、後悔して。(仕事や病気など)色んな問題に立ち向かって行かなければいけない苦境の中、恋さえ思い通りにいかない...』  そんな苦しいシーンが続くのに、ラストシーンがあれだけ美しいのは、二人がどれだけ愛し合っていたかを知っているからかのかな。今までの痛いくらいのやりきれない思いをしっているからかもしれない。場面の描写が二人の心情と重なってこれ以上ない綺麗な1シーンとして完成されていた。  左手で抑えるページが薄くなっていくのを感じながら読んだ情景が、今でも思い出せるくらい、のめりこんだ。  小峰洋子はどんどん美しく魅力的になっていくし、蒔野聡史の辛さは痛いほど伝わってくる。  儚さも醜さも理不尽も切なさも全部含めて、大人になってする恋だって美しいんだよと思わせてくれる。人を好きになりたいなと思わせてくれる。好きだった人を思い出す。  人を好きになること・好かれることには辛さや苦しさ、逃げ出したくなる要素が致し方なく伴う。ただ、それらから目を背けずに向き合って、それでも大人として人を好きになることが、こんなに切なく美しいことなのかと二人から教えられる。

Posted by ブクログ