恩讐の鎮魂曲 の商品レビュー
御子柴礼司シリーズの3作目。前の2冊は6年以上前に読んでて、忘れてていい頃なのだが、2019年12月から1月に掛けて、フジテレビ系の連ドラがあったので、記憶が鮮明。この話は第3話から3回続けて放送された。私の頭の中では要さんと勝野さんにしか思えない。ドラマは原作にほぼ忠実だったと...
御子柴礼司シリーズの3作目。前の2冊は6年以上前に読んでて、忘れてていい頃なのだが、2019年12月から1月に掛けて、フジテレビ系の連ドラがあったので、記憶が鮮明。この話は第3話から3回続けて放送された。私の頭の中では要さんと勝野さんにしか思えない。ドラマは原作にほぼ忠実だったと分かる。事件は深い深い話。難しいものだ・・・
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御子柴礼司シリーズ3作目。 暴力団を使ってまで恩師を弁護しようと必死な主人公。犯した罪を償いたいと訴える恩師と償いのために無罪を狙う御子柴とはどこまでも噛み合わないのがもどかしく先が気になってしょうがなかった。 全てを承知した上で罪を認め償おうとする稲見教官がかっこいい。
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御子柴礼司シリーズ3。 恩師稲見教官が人を殺めるなんて衝撃。入居者様々な人間関係、被害者の過去の事件、本当の動機が明らかになっていく。 無罪となった緊急避難、なるほど現代ではスマホによって罪が暴かれ拡散されるのだ。恐怖、、、 介護士による暴行虐待には憤りしかない。 御子柴らしくない心乱れる場面あり、人間らしさを感じられる今作品。稲見教官は最後まで彼らしい信念を貫き通す。手練手管を得意とするも今回ばかりはそうならず。 人物設定がしっかりしてるせいか稲見教官なら、、御子柴なら、、と予想できる展開から大きく外れる事なく、結末はやや安直に思えた。
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御子柴礼司シリーズ3作目。 前作で「死体配達人」の過去が知れて自身の状況が一変した御子柴。 その中でかつての恩師の逮捕。 全て逆境となりつつも冷徹に。そして恩師を救うために弁護を奪う。 冒頭の事件との繋がり。伯楽園の闇。護るものと奪われたものの復讐。 全て計算し尽くされた物語作り...
御子柴礼司シリーズ3作目。 前作で「死体配達人」の過去が知れて自身の状況が一変した御子柴。 その中でかつての恩師の逮捕。 全て逆境となりつつも冷徹に。そして恩師を救うために弁護を奪う。 冒頭の事件との繋がり。伯楽園の闇。護るものと奪われたものの復讐。 全て計算し尽くされた物語作りはさすがとしか。 正義への信念の違いで結果的に敗北となってしまったかたちに。 でも、最後の手紙で救われましたね。
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中山七里さんの作品の中でも好きなシリーズです。 御子柴の心の動きが、人間らしい。 御子柴は、恩師の為に、力になれるのか。 彼の思いを尊重するのか、弁護士として無罪を勝ち取るのか。 バタバタと奔走して悩む御子柴が、らしくなくて魅力的でした。
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シリーズ3作目。 本作ではモーツァルトのレクイエムが登場。 (二十歳の女の子のお気に入りの曲として成り立つのかは少し疑問...) 稲見教官がかっこいい回。「自分のしたことに責任を持つ」という理念を、最後まで少しも曲げずに貫く姿勢には感服。と同時に一番救いたい人を救えなかった御子柴のやりきれない思いにも共感できて、複雑な気持ち。。。 「被害者より加害者に優しい国」というのは本当にそうだなと思う。少しずつ法改正もされているが、実際に犯罪に巻き込まれた人やその家族は、生き地獄のような苦しみを味わっているのかと思うといたたまれない。 殺人を犯しても罪に問われない「緊急避難」というワードは初めて知った。
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このシリーズでは、今までで1番胸に迫るものがありました。 しかし必要なシーンと分かっていても、虐待の場面は読むのが辛かったです。 あと冒頭の船のシーンもつらかった。 あと御子柴先生のイメージ、前と少し変わりました。 人間味を感じたというか。 それもやはり稲見教官のおかげかと思いますが。 最終弁論読みながら、「嗚呼これだけページ残ってたら、また稲見教官がやってくれちゃうのでは…」とソワソワしてたら案の定(笑) でもきっと、あれが最良の形だったと思います。 判決後の稲見教官と御子柴先生の『親子』の対話にグッときて、そして倫子ちゃんにダメ押しされました。揺さぶられた…。 程度にはよりますが、やはり1度底を見たことがある人は信用できるし強いなぁと思います。だから御子柴先生が憎めない。 このシリーズ、本当に読んでよかったです。
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止まらない。堪らない。 元殺人者で現弁護士の御子柴シリーズ3作目。 恩師の起こした事件の弁護を請け負う中で、これまでの贖罪を問いかける内容。 キャラ立ちしていて、冷徹でクールなイメージだったけど、血肉の通った一人の人間だったのだな、と。 善き人との出会いはその後の人生を大きく変え...
止まらない。堪らない。 元殺人者で現弁護士の御子柴シリーズ3作目。 恩師の起こした事件の弁護を請け負う中で、これまでの贖罪を問いかける内容。 キャラ立ちしていて、冷徹でクールなイメージだったけど、血肉の通った一人の人間だったのだな、と。 善き人との出会いはその後の人生を大きく変えるし、大きく左右する。人は変われる、更生できる。と信じたくなる話。
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御子柴の人間らしい一面が垣間見れるのが良かった。でも「緊急避難」判例って実際に使われたことあるんだろうか。 老人ホームの介護実態の話も含めて、こんな事件があったら世論すごそう。
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めちゃくちゃ面白い! 事件の裏の裏のそのまた裏が明かされていくのが面白い。 御子柴の人間らしい苦悩と、稲見の信念と... とっても面白かった。 このシリーズの最新作を読むのが楽しみ。
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