恩讐の鎮魂曲 の商品レビュー

中山七里(著者)

2023/04/16

御子柴礼司シリーズの4作目。
礼司が医療少年院に入院していた頃の担当教官だった稲見の弁護をすることに。
相変わらずの面白さで、一気読み。

2023/04/02

御子柴シリーズは安定しており、読みやすい。今作は少々話が出来すぎておりリアリティに欠けるかなといった印象。

2023/03/05

御子柴シリーズ〈緊急避難〉編

緊急避難なんて用語知らなかった。登場人物が次々とつながっていく後半は、少し出来すぎ感もあるけれど、圧巻だなぁ。

本作こそ境界のタイトルが似つかわしく感じる。法の境界ッテな意味かな。

2023/03/05

シリーズ第三作。少年時代に凶悪犯罪を犯し死体配達人の過去を持つ御子柴。勝率九割の敏腕ながら悪徳弁護士として名を馳せる御子柴だが、殺人容疑で逮捕された少年院時代の教官である恩師の弁護を買って出る。殺人の犯行を認める恩師に対し、あの手この手で真実を解明し弁護する。いつものどんでん返しも楽しめたが、垣間見せた人間らしさが新鮮だった。

2023/02/23

SL 2023.2.22-2023.2.23
御子柴がとにかくどこへでも出かけて話を聞いて真実を暴き出し、それを武器に法廷で鮮やかに弁舌をふるう。毎度のことながらこの経緯がとても楽しく面白い。
前作でも少しその片鱗はあったけど、今回は御子柴の真の人間性が現れる作品。ラストがまたいい。

2023/01/05

御子柴好きにはたまらない。

最強の弁護士の弱さを垣間見た気がする。

負けたっていいじゃない。その後の救いにホッとさせられる一冊。

2022/11/03

御子柴シリーズにハマり中
3作目はとても切ないストーリー
そしてあの御子柴礼司が人間くさい
恩師であり、父親と思っていた人と28年ぶりの再会
御子柴礼司の過去が世間に知れ渡れてからの初めての公判となる
恩師を助ける為に必死に頑張る御子柴を応援しているんだが、これがなかなか
それは御子柴と恩師との贖罪の違い
今回は後味スッキリとはいかなかった
確かに人生いつも上手くはいかないよね

2022/09/04

どんどん人間らしくなっていく。
事件の内容は最低だったけど、すごくステキな話だった。
こんなに頼りにできる弁護士っている？？

2022/08/10

御子柴シリーズ第3弾！
まさかの、恩師、稲見教官が殺人⁉︎
悪辣弁護士・御子柴先生のはずが、恩師を助けたいという思いが終始伝わってきて、読みながら、御子柴先生がんばれ！と思わずにいられませんでした。
稲見教官の清廉さに脱帽。そんな人だから御子柴先生も必死になったんですよね。

2022/08/02

ひとつの事件のようで、その背景にはもうひとつの事件の存在が。

被害者であり加害者。逆も然り…。

御子柴先生の人間味が確実に増しましたね。
稲見教官の矯正教育は院を出てからも続いているわけです。^ ^