本物の英語力 の商品レビュー
言語を学ぶのは一生の勉強。 語彙を増やすこと。多読、精読。単語を覚えるだけではなく、使われているセンテンスごと吸収。 文法は大事。スポーツで言えばルールと同じ。ルールを知らなければ試合に出れない。 補語はイコールで繋げられるもの。目的語は繋げられない。例えばHe makes me...
言語を学ぶのは一生の勉強。 語彙を増やすこと。多読、精読。単語を覚えるだけではなく、使われているセンテンスごと吸収。 文法は大事。スポーツで言えばルールと同じ。ルールを知らなければ試合に出れない。 補語はイコールで繋げられるもの。目的語は繋げられない。例えばHe makes me happy. Heとmeは同じではないので目的語。 守りに入るな。 どんなに大変だと思う仕事も、しばらくすれば慣れてくる。慣れて定常状態に入ると成長は鈍化する。そんな時はあえて環境を変えて変化させる、不均衡状態をわざと作ることで緊張感を維持し、自らが進歩していける。 英語学習の成否を決めるのは、自ら意欲的未知と出会い、緊張感持って努力を継続できるかということ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
Eテレでの鳥飼先生の教え方や解説は大好きであるが、書籍となると言いたいことがぼやけて薄く広がって感じてしまう。ただ第一部第3講の「精読」と「多読」の大切さは身をもって実感している。
Posted by
映画を発生型で観る“ファン・サブ”(ファンによるサブタイトル)が目から鱗でした。 関西弁にしておもしろく入りやすい訳つけたらすんなり入ってきそう。 鳥飼先生の文章はいつも読みやすくておもしろくて勉強になるので大好きです。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
英語学習は格闘だ! 英語を何のために学ぶのか。そこから発展して、どのように英語を学ぶのか、つまり英語の学習法に注目した本。外国語教育をかじっていたものとしては、なるほどと思う話がたくさん。 結局は自律性。自分で必要性と目標を持っていることが外国語学習には必要である。特に英語学習は日本において、普段使う言語でもないし、自ら学びにいかないとインプットもアウトプットも足りない。 いわゆる4技能の何に重点を置くかさえ、それぞれの動機によって異なる。だからある意味中高生が受験のために丸暗記するのは理にかなっている。でも英語もとい外国語学習の醍醐味はそこではないと思う。著者も記しているが外国語が異文化との出会いであり、非ネイティブとのコミュニケーション手段であるとするなら、もっと気楽に考えてよいが目標を明確にして学ぶ。 高校における海外語学研修の経験者のコメントが興味深かった。語学力というより価値観の形成や精神の深みにつながっている。高校生という時期に異文化を知ることの大きさ。そこから外国語だけに限らず学ぶ意味と目標を見つけられたなら。
Posted by
この著者の本を続けて読みましたが、本は読むものだと改めて思いました。「メタ認知ストラテジー」という言葉を初めて知りました。「自分なりの学習目的を設定し、自分にとって適切な学習法を自分自身で見つけ出す。」勉強になりました。そして「慣れるまで習う」という言葉も。
Posted by
時代小説を読むと、長崎通詞の話が、出てくる。 オランダ人やポルトガル人、南蛮の言葉を通訳出来る者が存在しないと貿易は、成り立たなかった。 それでなくとも、外交交渉などの外国語能力を持つ人物が、必要とされていた。 今、英語を学ぶ事に、日本も、力を入れだした。 戦後日本、6年間は習...
時代小説を読むと、長崎通詞の話が、出てくる。 オランダ人やポルトガル人、南蛮の言葉を通訳出来る者が存在しないと貿易は、成り立たなかった。 それでなくとも、外交交渉などの外国語能力を持つ人物が、必要とされていた。 今、英語を学ぶ事に、日本も、力を入れだした。 戦後日本、6年間は習うのに、実践出来る事は、少ない。 作者のように、最初から、目的を持って進まないと、上達は出来ないのかも。 読んでいて、未だに、a,を付けるのか、the付けるのか、と、悩む。 ある本では、what time is it now?も、今は、使われないと、掲載されているものもある。 how do you do?も同様か? 小さな国土の日本でさえ、北から南まで、訛りや方言がある。 広い米国、英語も同様であろう。 マイフェアレディもそれと似ているのだろう。 そして米国と英語でさえ、同じ単語でも違う。 私が、昔習ったには、pantsは、米国では、ズボン! でも、英国は、アンダーウエアの品物になる、と! 英語格差をなくすには、やはり、語彙を日頃使わないと劣化する。 今の私は、もう、劣化状態で、中学生の英語から、学ばないと、……と思っている。
Posted by
英語学習に関する本はまさにピンキリで、しかも「極論」を「言ったもん勝ち」なところもあるのだからよっぽどこっちが眉に唾をつけないとエラいことになる。その中でこの本はさすがで、英語学習者が(特に彼らが真面目であればあるほど)ドツボにはまりがちであるそのジレンマをきめ細かく紐解き、実際...
英語学習に関する本はまさにピンキリで、しかも「極論」を「言ったもん勝ち」なところもあるのだからよっぽどこっちが眉に唾をつけないとエラいことになる。その中でこの本はさすがで、英語学習者が(特に彼らが真面目であればあるほど)ドツボにはまりがちであるそのジレンマをきめ細かく紐解き、実際的に処方箋を書いてくれる。キモとなるのはやはり「自律性」をどう築くかということだろう。誰とどのように学ぶとしても、目的意識を持ち「英語で何を学びたいか」「どうして英語を話したいか」明確にする。その大事さを教える侮れない好著だと思う
Posted by
長崎通詞(江戸時代、オランダとの貿易で通訳を果たしていた人)の話がけっこう衝撃的だった。オランダ人から英語を教わり(とはいえオランダの人も英語を教える先生ではない)、しかしそれでもアメリカ人との会話は成り立たない。日本に密入国しようとしたアメリカ人が捕まえられ、頭を下げて英語を教...
長崎通詞(江戸時代、オランダとの貿易で通訳を果たしていた人)の話がけっこう衝撃的だった。オランダ人から英語を教わり(とはいえオランダの人も英語を教える先生ではない)、しかしそれでもアメリカ人との会話は成り立たない。日本に密入国しようとしたアメリカ人が捕まえられ、頭を下げて英語を教わった姿勢には逆にこっちが頭下がる。ましてそれがあったからペリー来航に備えられたという…。凄まじい日本史である。小説、『海の祭礼』読んでみよう。 ともあれ、どんな形で英語を使いたいかは明確にしとかないといけない。旅行で使う英語、ビジネスで使う(会社の取り引きやスポーツまで幅広い)英語なのかイメージしとこう。 任侠映画見まくって日本語覚えたらとんでもない言葉遣いを覚えてしまった外国人がいるように(笑)、英語もまたしかりらしい。それはそれでちょっと面白いが、映画を見て(字幕なし)英語を覚えるのはやってみようと思った。好きなところから入る。やはりこれに尽きるな。
Posted by
2018.2.14 現代社会における英語の必要性や学び方。大学からの課題図書で、初めてしっかりと新書を読んだが、知らないこと、納得すること、吸収するものが多く、おもしろかった。英文法を異文化理解のつもりで学ぶ、相手に合わせた論理構成、思考するための基盤となる知識を養うことが大切。
Posted by
過去から現在にかけてもなお英語学習で多数メディア出演されてる鳥飼さんの本。 インフルエンサーのような派手なアプローチをせず、地道に信頼を勝ち取り英語教育の重要性を説いた方であり、この本からもそれが垣間見れた。 ホームステイ制度のはじまりが、フランスとドイツの学生間で第二次世界大戦...
過去から現在にかけてもなお英語学習で多数メディア出演されてる鳥飼さんの本。 インフルエンサーのような派手なアプローチをせず、地道に信頼を勝ち取り英語教育の重要性を説いた方であり、この本からもそれが垣間見れた。 ホームステイ制度のはじまりが、フランスとドイツの学生間で第二次世界大戦のねじれ解消を目的としていたことは驚きだった。
Posted by