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幸せになる勇気 の商品レビュー

4.2

700件のお客様レビュー

  1. 5つ

    288

  2. 4つ

    240

  3. 3つ

    106

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

    4

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2024/04/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「嫌われる勇気」に続き読みました。特に愛に関する部分で「私」の視点から「私たち」に変えていかなければならないという部分に深く頷きました。

Posted byブクログ

2024/03/31

以前「嫌われる勇気」を読み、アドラー心理学についてより理解を深めたいと思ったため、続けて本書を読んでみました。 前作でもそうでしたが、本書もやはり内容を理解するのに精一杯でした。 それだけでなく、「理想論なのでは…」と思ってしまうことも何度がありました。 しかし、特に本書で語...

以前「嫌われる勇気」を読み、アドラー心理学についてより理解を深めたいと思ったため、続けて本書を読んでみました。 前作でもそうでしたが、本書もやはり内容を理解するのに精一杯でした。 それだけでなく、「理想論なのでは…」と思ってしまうことも何度がありました。 しかし、特に本書で語られている「自立」を理解するにつれて、私は自分のライフスタイルがどれだけ他者に依存しているかということに気づくと同時に、早急に見直す必要があることを実感させられました。 中でも印象に残ったのは、カントの言葉として紹介されている「自分の理性を使う勇気を持て」です。 私は自分の意思で行動することに自信が持てず、他人に意見を求めがちです。 これだけならまだ慎重な行動としてポジティブに解釈することも出来るのですが、問題は「こうすべき」という考えがあるにもかかわらず、他者からの同意が得られないと勇気が出ず、行動に移すことが出来ない点です。 「自分の理性を使う勇気を持て」という言葉は、まさにこの問題点を貫いた指摘だと思います。 それから本書のメインテーマでもある「愛」についてですが、ここでは「他者を愛することは、他者から愛されるよりも何倍も難しい」という哲人の言葉にものすごく共感しました。 私は人・モノを本当の意味で愛したことが無く、それについてずっと悩んでいました。 本書でも語られていますが、自分を愛すことが出来なければ他者を愛すことも出来ないということから、恐らく私はまず自分を好きになる必要があるのだと思います。 しかし、他者を愛するためにはそれだけでなく、「愛するという決断」が必要であることを学びました。 「愛すること」に関係なく、私は普段から理性をもってそのような決断をすることが出来ていません。 すぐに自分を好きになることは難しいですが、自分の理性を使って行動することは今からでも出来ることです。 まずは他者の意見に依存せず、自分の意思で行動が起こせるような人間になりたいと思います。

Posted byブクログ

2024/03/28

・幸せになる勇気=精神的に自立する勇気 ・自立のためには愛すること。自分を愛し、相手を愛する。 ・良い別れのために努力する。 ・日々の積み重ね 改めて、今自分は自立していないなと思った。まだまだ自己中心性から抜けられていない。自分の価値を見つけて自分も他人も愛せるようになること...

・幸せになる勇気=精神的に自立する勇気 ・自立のためには愛すること。自分を愛し、相手を愛する。 ・良い別れのために努力する。 ・日々の積み重ね 改めて、今自分は自立していないなと思った。まだまだ自己中心性から抜けられていない。自分の価値を見つけて自分も他人も愛せるようになることが今の課題だなと思った。自分という基盤をもっと固めていきたい。

Posted byブクログ

2024/03/24

運命の人ってたぶんなくって、決断っていうのはすごくストンと落ちた、誰でも好きになれるし愛せるけど、選べない、候補者に理由をつけて踏み込もうとしない 最良の別れに向けた不断の努力 称賛の要求 所属感 承認には終わりがない 信頼はその人を信じる自分を信じる 能力の高さではなくて...

運命の人ってたぶんなくって、決断っていうのはすごくストンと落ちた、誰でも好きになれるし愛せるけど、選べない、候補者に理由をつけて踏み込もうとしない 最良の別れに向けた不断の努力 称賛の要求 所属感 承認には終わりがない 信頼はその人を信じる自分を信じる 能力の高さではなくて、この人が困った時助けたいか

Posted byブクログ

2024/03/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

嫌われる勇気の内容をより具体化した話。 勉強しよう、新しい知識を得ようとする方には嫌われる勇気の方がおすすめで、こちらは物語として読むような感じがした。 繰り返し読む、手元に置く本は嫌われる勇気だけで十分かなと思う。 以下、本書の中で心に残った点。 嫌われる勇気と被っている部分が多い。 ﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏ 目的論 人間は過去の「原因」に突き動かされる存在ではなく、現在の「目的」に沿って生きている。 自分の人生を決定するのは「いま、ここ」を生きるあなたなのだ。 アドラー心理学は承認欲求を否定する。「あの人」の期待を満たす生き方を選んではならない。 承認欲求は他者からの承認を求めるが、「自立」は自分の価値を自分が決定すること。 「特別な私」であろうとするために他人からの承認を求める。「普通であることの勇気」が自立には必要。 人間の価値は仕事に対し「どのような態度で取り組むか」によって決まる。仕事における分業(人間関係)において大切なのは「この人と一緒に働きたいか?」であり、その要因はその人の誠実さと仕事に取り組む態度。 分業(仕事)には「他者を信用すること」が必要。 心を豊かに保ち、その蓄えを他者に与える →他者に無条件の信頼(尊敬)を寄せること。 尊敬とは、その人の「ありのまま」を認めること。

Posted byブクログ

2024/03/13

「愛のタスク」がよくわからない。 これは、パートナーと呼べる人ができなければ、一生達成したことにはならないのだろうか。 人を愛する、ということは、そういうことでしか成り立たないのだろうか? 逆にパートナーがいても、「愛のタスク」を成し遂げられている人ばかりではないのは読んでいれば...

「愛のタスク」がよくわからない。 これは、パートナーと呼べる人ができなければ、一生達成したことにはならないのだろうか。 人を愛する、ということは、そういうことでしか成り立たないのだろうか? 逆にパートナーがいても、「愛のタスク」を成し遂げられている人ばかりではないのは読んでいればわかるのだけど、パートナー(的な人)に向けた愛の課題に踏み出せない限り、人はずっと幸せにはなれないということなのだろうか? なんか違う気もするんだけど、最後の方はそう読めてしまった。

Posted byブクログ

2024/03/12

「嫌われる勇気」の補足のような内容。 全ての人に尊敬と愛。 愛されるよりも愛する勇気。 誰かを信じるにはまずは自分を信じること。 そして、「最良の別れ」に向けた努力をすること... 大切な考え方を学べたと思う。 対人関係のモヤモヤが少しずつ晴れてきている気がする。全ては自分次第。...

「嫌われる勇気」の補足のような内容。 全ての人に尊敬と愛。 愛されるよりも愛する勇気。 誰かを信じるにはまずは自分を信じること。 そして、「最良の別れ」に向けた努力をすること... 大切な考え方を学べたと思う。 対人関係のモヤモヤが少しずつ晴れてきている気がする。全ては自分次第。自分が行動することをやめないことが大事!

Posted byブクログ

2024/03/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本書では目的論や問題行動の5段階など様々な事柄について触れていますが、大きなテーマはタイトルにあるように「しあわせになるにはどうすればいいか」だと感じました。 アドラーの教えを知り実践しようとしている相談者と、賢者(アドラー心理学に詳しい研究者?)が会話形式で話を進めるため道筋があちこちにいくため結局何がなに?どれが繋がってる?となりますが、 私の解釈では以下のようにまとまりました。 * しあわせになりたいなら人生の3大タスク 「仕事の関係」「交友の関係」「愛の関係」のために常に努力し続けなきゃならない! ・仕事の関係では、相手を条件付きで信じる「信用」が要となる。 交友の関係では、その人の持つ条件でなくその人自信を信じるという「信用」が要となる。 ・ここでは「他者への尊敬」を理解する必要がある。 リスペクトとは、かけがえのない「その人」を、ありのままに見て「その人が、その人らしく成長発展していけるよう、気づかう」こと。 つまり変えようとも操作しようともせず、条件をつけず「ありのままのその人」を認めること。 そしてこれらのタスクには愛が必須である。 ・幼少期は両親を前に自分が世界の中心として君臨し「私」を主語に生きていくが、愛する時は「私たち」を主語とし、私たちがしあわせになることを判断基準としていく。そうして自己が消滅していくことこそ「自立」。 ・他者に愛されてから自己の価値を決めるのではなく「わたし」の価値を、自らが決定する。 「人と違うこと」に価値を置くのではなく、「わたしであること」に価値を置く。 ・「仕事の関係」「交友の関係」「愛の関係」のために努力し続けることは難しいがそうしていく中で 「わたしは誰かの役に立っている」と思え、自らの価値を実感し、「ここにいてもいいんだ」という所属感を得ることができる。 ここで自分のおこないがほんとうに役立っているかは厳密にはわからないが、 「わたしは誰かの役に立っている」という主観的な感覚があれば、すなわち貢献感があれば、それ以上の根拠を求める必要はない。 貢献感のなかに、幸せを見出し、貢献感のなかに、喜びを見出せる。 * ざっくりざくざくまとめると、 自分の価値は他者目線でなく己で決め、愛(主語は私でなく私たち!)とリスペクトを持って人に接する。 そうすれば仕事でも交友でも貢献感を見つけることができる。これが、結果"しあわせ"を作る。 と受け取りました。 これは、、ばか難しい。 言ってることは理解できますしそうなのかも〜と納得しますがそれができれば苦労はしない! しかも人生には落ち込む時もイライラする時もあるけれどそんな中でこの結論を聞いたら机上の空論だ!やってられるか!ってなりそうです。 だから努力し続けなきゃいけないんですね、、私にできるかな。 アドラー心理学もひとつの意見くらいの感覚ですが、面白かったです。

Posted byブクログ

2024/03/06

幸せになるにはどうするの??? みたいな箇条書きな法則なんかではなかった 過去は存在しない 今の自分の状態によって解釈は変わるから 運命の人なんていない ダンスを共にしながら 運命の人にしていく ここが今のわたしには一番印象に残った 青年の怒り口調で進められていく書き方が初...

幸せになるにはどうするの??? みたいな箇条書きな法則なんかではなかった 過去は存在しない 今の自分の状態によって解釈は変わるから 運命の人なんていない ダンスを共にしながら 運命の人にしていく ここが今のわたしには一番印象に残った 青年の怒り口調で進められていく書き方が初めは嫌だったけれど読んでよかった本

Posted byブクログ

2024/03/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

学びが多い本でした。 特に「尊敬」の概念にハッとさせられました。 教育の話から始まり、愛の話で終わる。 私達には愛する勇気が少々足りていない。 「私」の幸せではなく、「私たち」の幸せを追求する。 この本には答えが書いてあるわけではなく、変わりゆく私たちの答えを探すための準備を整える内容になっていると思います。

Posted byブクログ