幸せになる勇気 の商品レビュー
嫌われる勇気よりあまりしっくりこなかったのは 子育てをしたことがなかったからかな。 後半子育て編って感じ。
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結局マインドの問題だと感じた。 幸せは、突然降ってくるものではなく、足元に転がっているものである。自分からそれを見つけに行くことが大切だと感じた。 つまり、人間関係においていかに他人を信じられるか、愛せるかが重要だと思う。 愛されたいと嘆く人は周りにいる人を自分から愛することが...
結局マインドの問題だと感じた。 幸せは、突然降ってくるものではなく、足元に転がっているものである。自分からそれを見つけに行くことが大切だと感じた。 つまり、人間関係においていかに他人を信じられるか、愛せるかが重要だと思う。 愛されたいと嘆く人は周りにいる人を自分から愛することが出来ているのか。全ては自分から始めなければならない。 アルバイト先で、バイト仲間の仕事に対する責任感の無さにイラついてしまう時もあるが、ダメな部分だけでなく、良いところも見ていこうと思った。 「どうしてちゃんとやってくれないんだろう?」と考えるのではなく、「仕事をキチンとこなすことの必要性がまだ分かっていない」と割り切ると、しっかり教えようと切り替えることが出来た。
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愛する勇気、信じる勇気が自分には必要だと思った。自立してきたと思ってもまだまだ課題ばかりで、今を必死に生き続けなければいけないなと思う。
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『嫌われる勇気』を読んだのが四年前。 アドラーの心理学をほんとうに理解して、生き方まで変わるには「それまで生きていた年数の半分」が必要だと言われているが、自分はどこまで理解して、生き方に反映できているのか見つめ直す良い機会になった。 以前は自分ごと化できていなかったことが、今の自...
『嫌われる勇気』を読んだのが四年前。 アドラーの心理学をほんとうに理解して、生き方まで変わるには「それまで生きていた年数の半分」が必要だと言われているが、自分はどこまで理解して、生き方に反映できているのか見つめ直す良い機会になった。 以前は自分ごと化できていなかったことが、今の自分には一つひとつ日々と重なるところがあって、じっくり読み進めた。 次はフロムの『愛するということ』を読みたい。
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個人的に特に考え方の助けになった部分は、 「『信頼』とは、なんでも鵜呑みにすることではない」 というところ。 無批判であれ、盲目的であれ、ということではない。 その人の心情や言葉について、すんなり受け容れられなくてもそれでいいのだということ。 大切だと思う相手とのやりとりで、意見や考え方の相違で揉めるようなことがあると「私の感じ方の問題かも」「私が直せば」と、すぐ自己完結しがちで、自己完結したくせに(したからか)なんだかモヤモヤが続く、なんでだろう、言いたいことは言って話し合いもしたはずなのに、もやもや………それが自分の思考の癖であることもなんとなく分かっているのだけどなかなか簡単には変えられない。 「なんでも鵜呑みにせず自分なりに考えることは大切な作業」としたうえで「たとえ嘘を吐かれたとしてもその嘘を吐いてしまうその相手ごと信じる」と哲人は言っているので、私の受け取り方は少しズレているのかもしれないけれど、私の中にあった「相手のことを悪く思ってしまった私が悪い、気に入らなくて怒ってしまった私は良くなかった」という偏った考え方に気づきをくれる部分だった。 『嫌われる勇気』と同様に、まずは自己受容だなあ…と思った。自分を愛せていないから他人のこともうまく愛せないというのは感覚的に分かる。 些細なことで不安にかられる/嫌われたかも/こんなこと言ったら面倒臭いと思われるかも/、相手を気遣っているようで、なるべく自分が傷つきたくないだけなんだよなあ。 簡単には変われないのは分かっている(繰り返し)けど、自分がどういう思考の癖を持っているのかはいい加減理解できているし、あとは意識して実践するだけのこと、簡単簡単。いや簡単なわけないじゃん。それができるならとっくにやってるし、いらんこと言って、相手が私を心配したりムスッとしたりするのを見ることで自分への関心だとか気持ちを確認するような子どもみたいなことしないでしょ(まさに「甘やかされた子ども」)…よくないからやめたいのに…なかなか…………ごにょごにょ………でもこれが自分。これも自分。考えすぎてしまう自分が、自分。それを「ダメ」としないで、まずは受け入れて、そこからどう成長していきたいか、考えてみたい。自分を「ダメ」と思わない。ここから始めてみる。
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- 日常の端々でたまにアドラー心理学を思い出すことがあり、嫌われる勇気が刺さったのを思い出して、手に取った。 - 嫌われる勇気はアドラー心理学の紹介的な部分があったが、今作はより実践的な部分に踏み込んでいる。特に教育に関して。 - 結局は青年の幸せになる勇気に帰結していくあた...
- 日常の端々でたまにアドラー心理学を思い出すことがあり、嫌われる勇気が刺さったのを思い出して、手に取った。 - 嫌われる勇気はアドラー心理学の紹介的な部分があったが、今作はより実践的な部分に踏み込んでいる。特に教育に関して。 - 結局は青年の幸せになる勇気に帰結していくあたり、アドラー心理学の個人心理学たる所以を感じた。 - ラストのやり取りは思わず涙した。 - アドラー心理学はかなり宗教と反する概念だが、自分としてはアドラーの考えの方がしっくり来るなと感じた。 - 愛し、自立し、人生を選べ ▽以下読書中のメモ アドラー心理学ほど、誤解が容易で理解が難しい思想はない。 アドラーを知って、視界が開けたと言う人間は大抵、アドラーを誤解している 共同体感覚を語った時、これは科学ではないとアドラーのもとを去った人間もおる →反証可能性を持たないため、厳密な科学ではない 宗教と哲学の違い…物語の有無(どう生きるか?という出発点は同じ) 課題の分離の観点…「その判断によって起こる結末を最終的に引き受けるのは誰か?」 尊敬と従属、信仰、恐怖は切り分けて考えないといけない 尊敬とは、「その人が唯一無二であることを知ること」 他者の関心に関心を持つ…これははるちゃんが実践していることだ。僕ははるちゃんを尊敬していないのか?? 共感は技術である。他社と同じ心で、他社と同じ人生を送っていたら?と考えること。そうしたら同じような課題に直面し、同じような対応をするのではないか?と。 人は過去に起こった出来事から、自分の目的に合うものを選び出す…逆に言えば合わないものは消去する。それをふまえると、過去は存在しない 語り合うべきは「悪いあの人」「かわいそうなわたし」ではなく、「これからどうふするか」 →こういう建設的な所は非常に共感する。あの人が悪いについては語り合うことがない。 称賛欲求→目立ちたがり→権力争い→復讐→無能の証明 怒りや暴力を伴うコミュニケーションをする人間は尊敬されない…アドラー「怒りとは、人と人とを引き離す感情である」 ニーバーの祈り「神よ、願わくば私に、変えられぬ物を受け入れる落ち着きと、変えられるものを変える勇気と、その2つを見分けられる知恵を授け給え」 根源的な欲求は「所属感」…これを満たすために他者からの承認をもらうという方法もあるが、それには終わりがなく、依存を引き起こす。 →自分で自分を承認するしかない。 普通であることの勇気 「人と違うこと」ではなく、「わたしであること」に価値を置く →ビジネス的には相いれないが、根源的に自分の中でそう思っておくことは大事だろうな。 人生のタスク…仕事、交友、愛。仕事と交友の線引きは信頼か信用か。 人間は生きるために、生存のために分業しなければならない。分業すなわち仕事をするためには、他者を信用しなければならない。善悪を超えた、生きるための論理的帰結。 →普通であることの勇気、のところでビジネスと相容れないな〜と思ってたけど、アドラーは仕事においては分業を推奨している。ふむふむ。 分業の意味で、職業に貴賎はない。共同体の誰かがやらねばならぬこと。価値は、その仕事にどのような態度で取り組むかで決まる。 信頼とは、無批判であることとは異なる。相手の発言内容を批判的に考えることは大切な作業。 大事なことは、仮に嘘をついていたとしても、嘘をついたその人ごと信頼すること。 課題の分離を踏まえれば、人間はお互いを分かり合うことはできない。そのうえで、信じ切るしかない。 全体の一部である自分が、はじめの一歩を踏み出さなければならない…マザー・テレサ「世界から戦争をなくすには、まず家に帰って家族を大切にしてください」 仕事のタスク…自分の幸せを追求することで分業の関係を築く 交友のタスク…あなたの幸せを追求する 愛のタスク…わたしたちの幸せを追求する このわたしたちは、自分、あなたとは不可分な、より上位の概念 愛は主語がわたしたちになる…自己中心性からの脱却。私たちからさらには共同体へ。共同体感覚。 楽になりたい、と幸せになりたい、を区別する 愛し、自立し、人生を選べ 世界はシンプルだが、シンプルであり続けることは難しい。何でもない日々が試練となる 最良の別れのために、不断の努力を続けるしかない
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「嫌われる勇気」の続編ということで読んだ本。 アドラー心理学を基に「哲人」と「青年」の対談というかたちで話が進む。 「課題の分離」をようやく理解したので、今回は、何か得る物はあるのか、読みながらちょっと不安になってしまった。 言わんとしていることが「ふわっ」とわかる程度だったので...
「嫌われる勇気」の続編ということで読んだ本。 アドラー心理学を基に「哲人」と「青年」の対談というかたちで話が進む。 「課題の分離」をようやく理解したので、今回は、何か得る物はあるのか、読みながらちょっと不安になってしまった。 言わんとしていることが「ふわっ」とわかる程度だったので、これは再読が必要だと思った。 書き留めておきたい言葉がたくさんあって、その時その時で読みたい章を読むのもアリだと思った。
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2024.06.24〜2024.06.28 前作嫌われる勇気を読んでから間髪を入れずに読み始めました。 前作はアドラー心理学とは何か、生きていく上で何を自分の価値観とするのか、について書かれていたが、今作は教育を軸に、共同体の中で生きていくとはどういうことか、幸せになるにはどうすればいいのかが書かれている。 前作もそうだが、幸せに生きるにはこういう行動を取ろう、といった具体的な解決策を求めている人は物足りないと感じるだろう。本書ではあくまで、幸せになるにはまずは誰かに愛を与える人間になろう、それは自分が変わるしかない、また、そのライフスタイルを選択し続ける勇気をもつしかない、という趣旨のことが書かれているだけだからである。 ただし、それが何の勇気にもつながらないかということはなく、そういう考え方を実践することでたしかに幸せになれるかもしれないし、そういう人間になりたいと思わせる内容になっている。 今、自分は娘が産まれてもうすぐ2ヶ月。それこそ、一方的に愛を与えないといけない生活を送っているが、幸せである。 この家族と過ごす「わたしたちの幸せ」の対象を広げることができるかどうかは自分次第。まずは、大切な娘に愛を与えたいと思う。 蛇足だが アドラー心理学を完全に体現したならば幸せになれる は正しくありそうだが アドラー心理学を体現できなかったならば幸せになれない ということは決してない。 あくまで、幸せになるための一つの選択肢として理解しておこうと思う。
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読みやすい。 少し間を置き読みかしたい。 「世界はシンプルであり、人生もまた同じである。」しかし、「シンプルであり続けることはむずかしい。」 われわれは、別れるために出会う。だとすれば、われわれにできることはははとつ。すべての出会いとすべての対人関係において、ただひたふら「最良の別れ」に向けた不断の努力を傾ける。ただそれだけです。
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こちらも示唆しかない本。 やや教育に特化した内容。相変わらず本当に共感しか無い。 嫌われる〜、とコレはもう自分の心の中心に仕舞っておきたい
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