好きなようにしてください の商品レビュー
愛溢れる放任主義 「好きな事だけやる。それは仕事じゃなくて趣味は、蓋し名言。 一見楽しそうでない仕事も楽しみたい。
Posted by
10年ほど前に、「ストーリーとしての競争戦略」を読もうとして、その文章、日本語に拒否反応を感じ、どうしても読み進めることができなかった。 今回、職場の人に勧められて半信半疑で読み始めたが、お悩み相談を書籍化したということもあり、この口調が逆に良い方向に際立って、とても読みやすく...
10年ほど前に、「ストーリーとしての競争戦略」を読もうとして、その文章、日本語に拒否反応を感じ、どうしても読み進めることができなかった。 今回、職場の人に勧められて半信半疑で読み始めたが、お悩み相談を書籍化したということもあり、この口調が逆に良い方向に際立って、とても読みやすく、面白かった。 今の私に一番刺さったのは、「ラインマネージャーか専門職か」というくだり。私も上司との人事面談のたびに聞かれて、状況に応じてどちらの要素も必要だと思うので、一概に決められない、といった回答をしていると、会社としては育成方針もあるからどちらか決めないと、と言われ、何ともしっくりこない気持ちでいたが、楠木先生の回答を読んですっきりした。こんな粗々な分類にこだわるのではなく、自分の向き不向きや好き嫌いに忠実に、自分を定義することの方が重要なんですね。 ストーリーとしての競争戦略、リベンジでもう一度読んでみようかな。
Posted by
チャレンジをするもしないも選択の自由。 やれば辛くとも得るものがあり、やらなくばのうのうと退屈な日々を送ることになるという当たり前なことを、改めて強く気づかせてくれる本。 また、やりたいことがあるなら、いろんな武器を揃えてからチャレンジするのでなく、早く飛び込んで経験したもの勝ち...
チャレンジをするもしないも選択の自由。 やれば辛くとも得るものがあり、やらなくばのうのうと退屈な日々を送ることになるという当たり前なことを、改めて強く気づかせてくれる本。 また、やりたいことがあるなら、いろんな武器を揃えてからチャレンジするのでなく、早く飛び込んで経験したもの勝ちという考え方も、非常に私の経験に照らしてもメイクセンスでした。
Posted by
ビジネススクールでの講義が面白かったので買ってみた本。楠木さんと私は思考回路が結構似ているのですがそれをバシッと言語化してくれるのがありがたいです。文章はまったりしているので嫌いな人は大キライでしょうね。ま、当然ですけど。一緒に昼飯のときに世間話しましたが話題の引き出しが多くて楽...
ビジネススクールでの講義が面白かったので買ってみた本。楠木さんと私は思考回路が結構似ているのですがそれをバシッと言語化してくれるのがありがたいです。文章はまったりしているので嫌いな人は大キライでしょうね。ま、当然ですけど。一緒に昼飯のときに世間話しましたが話題の引き出しが多くて楽しい先生でした。
Posted by
★★★★★ #好きなようにしてください #楠木健 著 #ダイヤモンド社 ビジネスマンは全員読むべし。「働く」について全てが書かれています。以上!!! “キャリア計画は全然必要なし。...目標や計画なんか立てたところで、この世の中ではほとんどのことが自分の思い通りにい...
★★★★★ #好きなようにしてください #楠木健 著 #ダイヤモンド社 ビジネスマンは全員読むべし。「働く」について全てが書かれています。以上!!! “キャリア計画は全然必要なし。...目標や計画なんか立てたところで、この世の中ではほとんどのことが自分の思い通りにいかないからです。当然ですけど。思うようにいかないことが次から次にでてくる。当たり前ですけど。” “「一生の目標がないと伸びないよ。」大きなお世話です。こういうことを言ってくる連中には、「じゃあ、お前はいまもなお、伸びているのかよ。お前の一生の目標は何なんだよ。夢に日付を入れているのかよ。それは何年何月なんだよ。その時達成しているかどうか、俺はこの目で確かめに行くからな」とツッコミを入れてみて” “自分以外の誰か(価値の受け手=お客) のためにやるのが仕事。自分のためにやる自分を向いた活動はすべて「趣味」。趣味は家でやるべき。仕事と混同してはならない。” “このところ、というかずいぶん前からそうかもしれませんが、「夢を持って生きよう!」「夢をあきらめるな!」「あなたの夢は何か!?」というような、やたらに「夢」と「!」のつく生き方を(特に若者に向かって) 推奨する向きが多いような気がします。 これを受けて、やる気のある若者ほど明確な「キャリアプラン」を持ちたがります。「夢に日付を!」とか言う人が出てくる。人生と仕事の性質を考えると、こうした考え方はあまりに不自然で窮屈だと僕は思います。” “長く続くキャリアのよりどころは、自分の中にある「好き嫌い」とそれを反映した「向き不向き」にしかありません。特に若いうちはたいした責任もないのですから、自分の「好き嫌い」に忠実に流されていけばいい。「これをやると何か調子が出るなあ」という、自分が好きで、自分に向いていると思える流れを見つけ、それに乗ればいいのです。” “「川の流れのように」というのは、何も手を抜くとか人まかせにするとかいうことではありません。むしろ主体性が大いに問われる。川の流れの中で、その時に自分が思い定めた自分の持ち場で真剣に力を尽くす。これが仕事をするということであり、世界経営に参画するということです。 ” #本 #読書 #読書倶楽部 #読書記録 #本屋 #本棚 #本が好き #本の虫 #読書タイム #古本 #古本屋 #文庫 #文庫本 #活字中毒 #電子書籍 #kindle #kindlepaperwhite
Posted by
NewsPicksに寄せられた様々なお悩みに答える楠木先生。どんな悩みであっても、基本「好きなようにしてください」と答えるが、その後の考察が面白い。「当然ですけど。」が小気味いい。印象に残ったのは①息子に自分と同じ思いをさせたくないと心配する必要はまったくない。子供は独立した人間...
NewsPicksに寄せられた様々なお悩みに答える楠木先生。どんな悩みであっても、基本「好きなようにしてください」と答えるが、その後の考察が面白い。「当然ですけど。」が小気味いい。印象に残ったのは①息子に自分と同じ思いをさせたくないと心配する必要はまったくない。子供は独立した人間であり、親とは違った人生を歩む②一番いけないのは、「○○せざるをえない」と勝手に思い込むこと。誰に頼まれたんですか?③才能があるか見極めるには、3年という期間が1つの目安。④威張らずにはいられない人には、「怒るな、悲しめ原則」
Posted by
これってよく聞く悩みだよなぁ(大企業か、スタートアップか、など) というものに対して、好きなようにしてください、とあっさり回答しつつ、その理由を主に相談者の思考回路を紐解きながら行われるツッコミが、さすが研究者という感じのロジカルさで読んでいてわかりやすい。 大体の悩みが思考の...
これってよく聞く悩みだよなぁ(大企業か、スタートアップか、など) というものに対して、好きなようにしてください、とあっさり回答しつつ、その理由を主に相談者の思考回路を紐解きながら行われるツッコミが、さすが研究者という感じのロジカルさで読んでいてわかりやすい。 大体の悩みが思考の底の浅さからくるもので、悩みというレベルじゃないんだなぁ、と思った。 よくネットで人生相談ものを読んだりするけれど、人生経験豊富な人が上から目線で回答するものとは異なり、ロジカルであるがゆえにスッと入ってきた。 これを読んだ後には、自分がうっすら抱えていた悩みって悩みじゃないんだよなぁ、とか、もっと自分の好き嫌いに敏感になって、自分にとって頑張らずに楽に出来る仕事をしたいと思った。
Posted by
好きなようにしてください、という本人が一番好きなようにしているからこそ、 この書籍がまさに、Write like talking なスタイルを体現していて、だてにハゲを長くやっていないんだと思わせてくれる(失礼!)。 最高に痛快な書籍。 でも、仕事とは何かに悩む若者が読むのも良い...
好きなようにしてください、という本人が一番好きなようにしているからこそ、 この書籍がまさに、Write like talking なスタイルを体現していて、だてにハゲを長くやっていないんだと思わせてくれる(失礼!)。 最高に痛快な書籍。 でも、仕事とは何かに悩む若者が読むのも良いと思います。 きちんと、仕事とは何かを記載してありますからね。
Posted by
面白いので電車の中とかでは読まない方がいいかもしれません。といいつつとてもまっとうな「キャリア観啓発本」だと思います。 本作はNewsPicksでの連載を再編したものですが、「意識高い人の危うさ」をバッサリ斬っていて爽快です。 やりたいことをやれとかDoerがどうとかいうのは何で...
面白いので電車の中とかでは読まない方がいいかもしれません。といいつつとてもまっとうな「キャリア観啓発本」だと思います。 本作はNewsPicksでの連載を再編したものですが、「意識高い人の危うさ」をバッサリ斬っていて爽快です。 やりたいことをやれとかDoerがどうとかいうのは何でもいいからやれという意味ではない。むしろ自分のしっくりくることとかこないことに敏感であれという意味と理解しました。
Posted by
最高に面白く、目からウロコのマインドにワクワクしました。責任と自覚、プロフェッショナルの基本ってこういうことなのかなと気づかされました。
Posted by