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永遠をさがしに の商品レビュー

3.9

130件のお客様レビュー

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2016/03/22

チェロを弾かなくなった女の子の話。 芸術を極める人なんて 普通じゃないのが普通なんだ。 上手くいきすぎな感もあるけど この人ならではの世界に引き込まれられました。

Posted byブクログ

2016/03/18

【風のマジム】【生きるぼくら】そしてこの作品。最近読んだ原田マハの三作は、私の好きな原田マハとは違う方向にある気がする。それとも私が変わったのかな。 再読率高い作品も多いんだけどなあ…

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2016/03/13

まさしく、ドラマチックな感動物語でした。 キネマの神様と似た感じの読了感 和音の若さ、青春真っ只中の高校生活 たくさんの難問と苦難、あっという間に読んでしまいました 原田マハさんの小説は、本当に読みやすくて面白い そして、読み終わった後、暖かく優しい気持ちになります

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2016/03/03

ヒトはそれぞれ進む道を意思決定する際、偶発的かつ必然的なヒトとの出会いがあるということか。しかし、その前提となるのは、個々人の覚悟と勇気が不可欠だということ。厳しい芸術、とりわけ西洋音楽、クラシック、チェリストとなると、尚更・・・ということか。また、本書でキーワードともなる永遠(...

ヒトはそれぞれ進む道を意思決定する際、偶発的かつ必然的なヒトとの出会いがあるということか。しかし、その前提となるのは、個々人の覚悟と勇気が不可欠だということ。厳しい芸術、とりわけ西洋音楽、クラシック、チェリストとなると、尚更・・・ということか。また、本書でキーワードともなる永遠(トワ)に込められた意味とは?

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2016/03/02

気づくことができるか。 見つけることができるか。 感じることができるか。 いま、何をすべきか。 何をすれば、うなずいてもらえるのか。

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2016/02/27

三組の母と娘、友人、父と娘、人の結びつきに音楽が色を付け流れを変える。私の中の音楽も誰かの心に響かせることが出来るだろうか。

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2016/05/08

一気読みでした。が、なんとも浅い感触が残ります。 少女漫画の世界。 ただ、読んでてそれなりに楽しいのですね。 新しいお母さんのキャラが面白いし、娘とのやり取りも笑えます。 でも、なにかそれだけという気がします。 良くも悪くも原田さん、そんな感じです。

Posted byブクログ

2016/02/14

最近、新刊の予告を見て発売日を待ち遠しく思う本が少ないなぁ。この本も読む本切らしそうになるところで、新聞広告や皆さんの感想を見て、やっとこ手にした。 国際的に有名な指揮者の父と昔は高名なチェロ奏者だった母。母が出奔した後、父に育てられた主人公の和音。父がボストンへ行くことになりひ...

最近、新刊の予告を見て発売日を待ち遠しく思う本が少ないなぁ。この本も読む本切らしそうになるところで、新聞広告や皆さんの感想を見て、やっとこ手にした。 国際的に有名な指揮者の父と昔は高名なチェロ奏者だった母。母が出奔した後、父に育てられた主人公の和音。父がボストンへ行くことになりひとり日本に残ることにした和音の前に、“新しい母”が現われて…という展開。 登場人物がみんな良い人で、それぞれに環境や才能に恵まれて、そんな貧乏人からすると僻みたくなるような設定やら、真弓さんに次々と降り掛かる不幸が如何にも作り話作り話していて、佳い話なんだけど、何だか子供向けみたいな印象ね。

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2016/02/13

わかってたよ、わかってたよ。これはぜったいアカンやつだって。 化粧もしないで、無音の世界で、一気に読みました。鼻水垂らして涙流して、みっともない顔になって読む本は貴重です。アリアがちゃんとわたしの耳に聞こえました。

Posted byブクログ

2025/01/05

このような評価とレビューになるのは 私だけの特殊な事情によるのかもしれない。 私はトランペット奏者として 一時はプロになることを夢想した。 和音のように 私もまた演奏家が感じる 「永遠」の瞬間を知っている。 トランペット奏者になる夢は 叶わなかったが 別の楽器で 演...

このような評価とレビューになるのは 私だけの特殊な事情によるのかもしれない。 私はトランペット奏者として 一時はプロになることを夢想した。 和音のように 私もまた演奏家が感じる 「永遠」の瞬間を知っている。 トランペット奏者になる夢は 叶わなかったが 別の楽器で 演奏家として 活動していたこともある。 楽器とひとつになる感覚もその幸せも 私はよく知っている。 でも私は 自分の夢を子供たちの夢で 置き換えるような…真弓の母みたいな 我執には とらわれることはなかった。 早くにトランペットをあきらめた私の 吹くトランペットの音を 子供たちは 聴いたこともないし 吹いている姿すら 見たこともない。 私は平凡に生き もうとっくに 音楽そのものからも 遠ざかってしまっている。 でも本当に人生は不思議である。 国内ながら コンクールでグランプリを 獲ったこともある娘は現在 とあるオーケストラの席が空くのを 待ちながら 演奏に磨きをかけるために 一日中練習に明け暮れている。 私もまた楽しみになってきた。 娘のあの輝かしいトランペットの 音がオーケストラに溶け込み ひとつの音楽になる…その日の訪れを。 作者の紡ぐストーリーは いつも素晴らしい。 でも かつてこれほどに 共鳴したことはなかった。 心震えるほどに素敵な人たちと まるで奇蹟のように出逢えたことに感謝。 2019.8.4 追記 娘は2年前に 自分に欠けている音楽表現力を 身につけたいと ドイツに渡りました。 語学の習得とレッスンに明け暮れた2年間を経て とある音楽大学のマスターコース(修士課程)に 入学することに。まだあと2年の音楽修行です。 本当の私は 「日本に帰らなくていい」と思ってます。 音楽にひたる人生は ヨーロッパでしか送れません。 でもそれは 娘が決めること。 素敵な人生は 本人の胸の中にきっとあるはずです。 2025.1.5 追記 娘は帰国しました。それが彼女の選択。 中学生の頃から憧れていた場所で吹くために。 今、彼女はそこで自分の居場所を確保しつつあります。

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