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天才 の商品レビュー

3.3

197件のお客様レビュー

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2025/05/28

田中角栄の時代を知らないが、この本を読んだ事で田中角栄の生い立ちやどんな政治をしたか知る事ができた。今の、内閣総理大臣と違って国民ファーストであり、有言実行であり、狂人だと感じた。 日本列島大改造計画では、高速道路を作り、空港を作り、今の日本の交通・物流を作った人だと学べた。 石...

田中角栄の時代を知らないが、この本を読んだ事で田中角栄の生い立ちやどんな政治をしたか知る事ができた。今の、内閣総理大臣と違って国民ファーストであり、有言実行であり、狂人だと感じた。 日本列島大改造計画では、高速道路を作り、空港を作り、今の日本の交通・物流を作った人だと学べた。 石原慎太郎が書いた小説になるが、客観的に田中角栄を書いているので読者にも分かりやすく、当時の日本や田中角栄を想像できた。

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2025/04/23

私の記憶にある初めての内閣総理大臣は鈴木善幸氏。その5代前が田中角栄氏。もちろん政界を引退された後の田中氏の偉大さは新聞・雑誌等で知っておりました。とにかく凄い人だったと。 先日読了した石原慎太郎氏の”『私』という男の生涯”の中で、この田中角栄氏の一人称による小説を書いた下りが...

私の記憶にある初めての内閣総理大臣は鈴木善幸氏。その5代前が田中角栄氏。もちろん政界を引退された後の田中氏の偉大さは新聞・雑誌等で知っておりました。とにかく凄い人だったと。 先日読了した石原慎太郎氏の”『私』という男の生涯”の中で、この田中角栄氏の一人称による小説を書いた下りがあったので迷わず購入。これで田中氏の凄さ、そしてこれを書くべき人間は田中氏の金満政治を真っ向から批判したこの石原氏以外にはいない事も納得。さすが幻冬舎。因みに見城社長は石原氏の義理の弟にあたるんですねー ロッキード事件でアメリカに嵌められた田中氏、当時を振り返ると真の売国は当時の三木内閣・マスコミであったと。アメリカひでーよ、でもハンバーガーは美味しいよなあ。 最後の『長い後書き』をぜひ読んでほしい。今私の中では田中角栄氏が勝手に盛り上がっております。彼のような魅力のある人間にはなれませんがね・・・

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2025/01/24

石原慎太郎が書いた自伝風・田中角栄。一人称になっているからややこしい。本人が書いたのかと思ったけど石原慎太郎って書いてあるし、つーかこれ誰の話?田中角栄っぽいけど... と、混乱しながら読みました。私世代は表紙にあるヒゲをハサミで切ってるおじさんの顔なんかわからんのよ。 土方か...

石原慎太郎が書いた自伝風・田中角栄。一人称になっているからややこしい。本人が書いたのかと思ったけど石原慎太郎って書いてあるし、つーかこれ誰の話?田中角栄っぽいけど... と、混乱しながら読みました。私世代は表紙にあるヒゲをハサミで切ってるおじさんの顔なんかわからんのよ。 土方から政治家へ。汗水たらして働いた経験があるから、国民の本質がわかっている地に足のついた政策ができる。パワフルなおじさん。金の価値観も女性関係も潔く割り切っている。一方、田中真紀子の愛人やその子供を囲う父親への反発は...まぁ割り切れないよね。 中盤以降は飛ばし読みしてしまったけど、ロッキード事件については2023年で田中氏の没後30年で再度注目されているようです。『ロッキード』など読んでみてからまた本書に戻ってみてもいいかも。

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2024/12/18

一読に値する本。田中角栄も石原慎太郎も毀誉褒貶は多々あるけれど、似通ったところもあるのか、 違和感なくテンポ良く読めて、ロッキード事件で マスコミが騒いでいたのとは違う視点でのこの小説、読む価値はあると断言出来ます。

Posted byブクログ

2024/09/29

土方界のカリスマ。 物語としては面白いはずなのだが、イマイチ内容が入って来なかった。 石原慎太郎のこの手の著書だと、伝説のヤクザ安藤昇の自伝はとてもワクワクしながら読み進めたのだが。

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2024/09/28

田中角栄の生涯を描いた作品 読んでいくと角栄の話かと思っていたが、作者本人の事とも被ってきて自分のことを言っているのかと思われた。 後半はバルザックのような展開で面白かった

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2024/09/24

508 360P ★4・・・1565 石原 慎太郎 1932年神戸市生まれ。一橋大学卒。55年、大学在学中に執筆した「太陽の季節」で第一回文學界新人賞を、翌年芥川賞を受賞

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2024/09/08

2016年初版。今月中には自民党の総裁すなわち次期総理が決まろうとしています。顔ぶれを見る限り、なんだか迫力に欠けるなあと思ってしまうのは候補者の大半が私よりも年若いからでしょうか。そんなことを考えながら本著を読みました。構成は田中角栄氏の自叙伝なのかなあと思いますが、石原慎太郎...

2016年初版。今月中には自民党の総裁すなわち次期総理が決まろうとしています。顔ぶれを見る限り、なんだか迫力に欠けるなあと思ってしまうのは候補者の大半が私よりも年若いからでしょうか。そんなことを考えながら本著を読みました。構成は田中角栄氏の自叙伝なのかなあと思いますが、石原慎太郎さんが田中角栄氏についての資料を読み込み一人称で書かれた本です。金権政治を体現したような方だった記憶が鮮明です。しかし田中角栄氏には迫力や気概を強く感じました。ロッキード事件の真相は今となっては藪の中ですが。今の時代が必要とするのは、「政界のブルドーザー」と言われた氏のような迫力や突進力みたいなものを持つ強いリーダーが必要なのかなあと思いました。もちろん金まみれの政治を認めているわけではありませんが。

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2024/08/28

という、フィクションなのだろうか。ただ、猛烈な勉強家であり、国会議員としての務めである立法をとんでもない数やっているというのは、今後も語り継がれるべき。

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2024/03/15

興味深く読みました。 田中角栄さんをもっと知りたくなりましたね。ロッキード事件だけでなく政治家としての働き、信念そして愛国心をより深く知りたくなりました。 ぜひ〜

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