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倒れるときは前のめり の商品レビュー

3.7

173件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    73

  3. 3つ

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2019/03/25

有川浩さんのエッセイの存在を知りませんでした。 読んで、作風に違わない女性ということを知りました。 ただ、JR高知駅のトイレや関西の川を比較するのは少しいやだった。たぶん、そうなんだろうけど、比較せずに素晴らしさだけを書いてくれてたらなぁ、と。 巻末の二つの短編もどちらも暖かくさ...

有川浩さんのエッセイの存在を知りませんでした。 読んで、作風に違わない女性ということを知りました。 ただ、JR高知駅のトイレや関西の川を比較するのは少しいやだった。たぶん、そうなんだろうけど、比較せずに素晴らしさだけを書いてくれてたらなぁ、と。 巻末の二つの短編もどちらも暖かくさせてくれました。 読んだ感想の最後は「天地明察が読みたくなった」です。笑

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2019/03/10

図書館で借りて読んだ。何かの紹介よりも、筆者の人生の思い出や出版された本の裏話の部分が、とても興味深く読めた。裏を返せば私は、エッセイにはそういうモノを求めているのだと、自覚した。とても好きな作家さんなので、求めているもので100%埋め尽くされた本がよかったなと、無い物ねだりをし...

図書館で借りて読んだ。何かの紹介よりも、筆者の人生の思い出や出版された本の裏話の部分が、とても興味深く読めた。裏を返せば私は、エッセイにはそういうモノを求めているのだと、自覚した。とても好きな作家さんなので、求めているもので100%埋め尽くされた本がよかったなと、無い物ねだりをしてみる。

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2019/01/20

ラノベの女王様 有川浩のエッセイ集、2004年から2015年にかけてあちこちで書いたエッセイにそれぞれ振り返りの一言コメントが付いてます♪ カラッと男前な作品が多い作家ですけど、芯は細やかな人だと解るので やっぱりエッセイ集は良いですね。

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2018/12/21

エッセイ集なのでなかなか進まなかったのですが 表現の仕方が好きでした 特に自然や食べ物の表現 その場所や物の匂いが伝わるようでした

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2018/12/19

有川浩の初エッセイ集 いろんな雑誌や新聞などに書いたものと、描き下ろしを一部含む そんなわけで、初期の自衛隊三部作、図書館戦争シリーズ、県庁おもてなし課への言及が多い あと、東日本大震災とか、自分も阪神淡路の震災を経験したとかそんなところも 全体に渡って自らをライトノベル作家...

有川浩の初エッセイ集 いろんな雑誌や新聞などに書いたものと、描き下ろしを一部含む そんなわけで、初期の自衛隊三部作、図書館戦争シリーズ、県庁おもてなし課への言及が多い あと、東日本大震災とか、自分も阪神淡路の震災を経験したとかそんなところも 全体に渡って自らをライトノベル作家と卑下している まーねー、何を持ってライトノベルかによるんだろうけどね 作品の内容で分けるべきなのか、レーベルで分けるべきか いずれにしても僕としては、有川浩はデビュー作から一貫してライトノベルではないと思うよ

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2018/11/18

雑誌にに連載されたエッセイと特別収録小説2作。 特別収録小説 ・彼の本棚 ・ゆず、香る 思い出の本や出版関係に関する話、映画、好きなもの、事など、作者の気負いない日常の描写と、作家という職業に対するメッセージ。 有川さんの考え方好きです。

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2018/08/01

有川浩のひととなりが分かって面白い。攻撃的な側面が強かったり、どちらかというと男前のスパッとした人。自分の著作に映画や本の推薦から野草の話はユニークでした。もう一流作家なのに卑下の度合いが激しい気がする。

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2018/05/15

有川さんの本はたくさん読んだけどエッセイは初めて。 東日本大震災があった年に書かれたお話も多々あった。変な思い込み、的外れな思いやりからの自粛で経済が回らなくなるようなことはやめるべき。とあって、オンタイムでこれを読んでいたかったと思った。阪神淡路のときは子どもすぎて世の中がどう...

有川さんの本はたくさん読んだけどエッセイは初めて。 東日本大震災があった年に書かれたお話も多々あった。変な思い込み、的外れな思いやりからの自粛で経済が回らなくなるようなことはやめるべき。とあって、オンタイムでこれを読んでいたかったと思った。阪神淡路のときは子どもすぎて世の中がどうだったか、自分がどうしてたかあまり覚えていないけど東日本大震災のことは記憶に新しい。この言葉、忘れないようにしよう。

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2018/09/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ひとこと後日談つきエッセイ集。 2003年から2015年までに様々な媒体に掲載されたエッセイをまとめたこの本。 「本」愛、「書店」愛、「エンターテイメント」愛に満ち満ちている。 各作品には、この本に収録するに当たり、「振り返って一言」が加筆されている。 当時と現在の有川さんの心境の比較や後日談的ネタばらしのような要素があって面白い。 個人的には、児玉清さんに関するエッセイを興味深く読んだ。 この本のなかに児玉さんは二度取り上げられている。 児玉清さんの人柄をあらためて、より深く知ることができた。 この本で最長の「振り返って一言」、有川さんの児玉さんに対する想いが伝わってくる。 長い期間の、別々なエッセイにも関わらず、有川さんの姿勢にブレがない。 特に、阪神・淡路大震災を経験した立場で、大災害後の社会の風潮に言及している部分。 「自粛は被災地を救わない」 「無事だった地域は、社会と経済を回して被災地を支えるために無事だったのだ」 「エンターテイメント一回分、私は経済を回すのだという意志をもって楽しむ」 被災当事者からは言いにくい。被災していない人が言うには憚れる。 被災経験者だからこその実感を伴ったこれらの言葉は強い説得力を持つ。 特別収録小説「彼の本棚」、続きが読みたい。

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2018/03/18

有川浩、初のエッセイ集。 日々の生きるつれづれ、創作の裏側、大好きな本や映画、敬愛する人びと、ふるさと高知のことなど、デビュー書籍刊行前から現在までに綴った90本超に、それぞれ振り返りのコメントを書き下ろし。 小説2編も特別収録。 この人の作品は、エッセイよりも小説のが好きだな。

Posted byブクログ