1,800円以上の注文で送料無料

倒れるときは前のめり の商品レビュー

3.7

173件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    73

  3. 3つ

    51

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    2

レビューを投稿

2018/03/07

タイトルが潔い。 このかたの作品は、とても好きで、鼻腔にきて、シュンシュンする。今回のエッセイ集もしかり。 間違っているかもしれないという、後ろめたさがあるなかで、自分の思考に思いを巡らせる。失敗しながらも、恐れながらも、前を向いていこうという作風は、このかたの性質なのかも。

Posted byブクログ

2018/01/27

有川氏の小説はいくつか読んだことはあったが,エッセイ等は初めて読んだ。簡潔でリズムのある語り口で読みやすい。エッセイはその人となりが分かるなぁ。エッセイ等は自分の考えを書くからだろう。

Posted byブクログ

2018/08/26

著者の作品はそれ程多作家でもないのでほぼフルカバーで読破出来ていると思うのだが、本作はエッセイ集ということで、後回しでもいいかと思っていらた今頃になった。あちこちに載せた雑文が主でまあ予想通りで、著者を知るものなら今更というものだった。ただ著者の作品が最近お涙頂戴ものが多くなって...

著者の作品はそれ程多作家でもないのでほぼフルカバーで読破出来ていると思うのだが、本作はエッセイ集ということで、後回しでもいいかと思っていらた今頃になった。あちこちに載せた雑文が主でまあ予想通りで、著者を知るものなら今更というものだった。ただ著者の作品が最近お涙頂戴ものが多くなってきており、ちょっと気になっていたが、最後の書き下ろしのような読んでいて恥ずかしくなるような、あまあまな物語の復活を期待したい、お涙頂戴ものは重松清にでも任せておいたほうがいいよ。

Posted byブクログ

2017/11/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本に関することが沢山書かれている 有川浩さんの著書についても 沢山の本も紹介されている ガメラ好きだったんだ 私は有川浩さんの自衛隊3部作を読んで怪獣小説にハマったの(笑) 書くこと、読むこと、生きること 故郷高知のこと 有川浩さんのこと、想い いろいろ知れる^^* 短編二編も収録 有川浩好きにはたまらん贅沢な贅沢な一冊°・*:.。.☆

Posted byブクログ

2017/11/17

 有川浩さんが、様々な新聞、雑誌にかかれてきたエッセイをまとめたもの。  「書くこと、読むこと、生きること」「この本大好き!」など、6つの章になっています。  本を書く立場での伝えたいことがひしひしと分かり、小説家の立場で主張したいことがいろいろとあって興味深いです。  また、...

 有川浩さんが、様々な新聞、雑誌にかかれてきたエッセイをまとめたもの。  「書くこと、読むこと、生きること」「この本大好き!」など、6つの章になっています。  本を書く立場での伝えたいことがひしひしと分かり、小説家の立場で主張したいことがいろいろとあって興味深いです。  また、ふるさと高知のエッセイも。高知の面白さや自然の美しさ、土佐弁の強さ、というか激しさ。  いやぁ、面白かったです。一つ一つのエッセイは短いのでどこから読んでも途中から、再読するのもよし。

Posted byブクログ

2017/10/27

文体は軽やかで読みやすい、けど力強い芯が通ってる。 ちょっと独特の言い回しも好きだなあ。 有川さんの作品のキャラクターはどれも真っ直ぐで魅力的だと思ってたけど、有川さんの人柄が表れてるんだなーと感じた。

Posted byブクログ

2017/10/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

P74 嫌いという主張は、周りを幸せにしない P100 好きで繋がる共感はいろんなものを生み出すけど、嫌いで繋がる共感は、いろんなものを壊していくから、キライ、マズイは言わない。 読みやすかった。いいことをサラッと押し付けがましくなく書いてありよかった。 書き出した2つは、忘れないよう手帳にも書き写しておこうと思う。

Posted byブクログ

2017/10/07

有川浩さんのエッセイ集。 中学生の時に「図書館戦争」に出会ってから、新作が出るたびにワクワク。有川さんの文体、作り出すキャラ、世界観すべてが好きですが、それはきっと有川さんの人となりが表れているのだと思います。作品でも、強くて男前なキャラが登場しますが、有川さんもとても男前で、そ...

有川浩さんのエッセイ集。 中学生の時に「図書館戦争」に出会ってから、新作が出るたびにワクワク。有川さんの文体、作り出すキャラ、世界観すべてが好きですが、それはきっと有川さんの人となりが表れているのだと思います。作品でも、強くて男前なキャラが登場しますが、有川さんもとても男前で、それでいて女性らしい繊細な言葉があったり、お会いしたことはないですが、憧れる女性です。 このエッセイ集で印象に残ったのは、震災後の自粛について。どうしても自粛モードになってしまうのがこの日本だと思いますが、これからは経済を回すためにもいつも通りの生活をしたいと思いました。 もう1つズシッときたのは、好きは誰も傷つけないけど、嫌いを公共の場で主張すると、傷つくひとがいるということ。当たり前なことなのに、普段忘れてしまいがちなことではないでしょうか。そして、好きと主張することも難しい時があります。本当に大好きなのに、そんなものが好きなの?と批判されることの怖さから、「まあまあ」とか「意外と」とかつけて自分を守ってしまう。有川さんもあるのかーと少し安心してしまいました。嫌いでつながるのではなく、好きでつながりたい。自分の大好きなものを、胸を張って「好き」といえるような素敵な人になりたいと思えた本でした。大切なことに気づかせてくれる有川さん、ありがとうございます。

Posted byブクログ

2017/09/30

まずタイトルが素晴らしい!私の人生の目標にしたいくらい気に入りました。 目当ては「彼の本棚」「ゆず、香る」でしたがさすがエッセイも素敵。 ゆず、香るも有川先生の郷土愛とらしさが詰まっています。

Posted byブクログ

2017/06/25

エッセイ集+短編小説2話。好きな作者の一人。こちらのエッセイを読んで作者のひととなりを知る。本文にて別の作家を漢(おとこ)と称賛されてますが、作者も十分漢(おとこ)です。カッコイイお人柄でますますファンになりました。

Posted byブクログ