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怒り(上) の商品レビュー

3.8

199件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

    80

  3. 3つ

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2021/10/21

殺人や性、LGBTなどのっけから濃く、登場人物も多いのでなかなか入れませんでしたが後半は登場人物達の人となりも理解し感情移入もできるようになってきました。 この中の誰かが犯人なのだとは思いますが、誰が犯人だったとしても新しく親しくなった誰かが傷つくことになるのは明白なのでこの先を...

殺人や性、LGBTなどのっけから濃く、登場人物も多いのでなかなか入れませんでしたが後半は登場人物達の人となりも理解し感情移入もできるようになってきました。 この中の誰かが犯人なのだとは思いますが、誰が犯人だったとしても新しく親しくなった誰かが傷つくことになるのは明白なのでこの先を読み進めたいけど、ハッピーエンドでは終わらないのだろうなと思いながら読むことになるのだろうなぁ。

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2021/10/11

舞台が3つに構成されているからか、 何が理由かわからないけどすごく厚みがある本でもないのに実量の倍くらいの読了感があった だいたいミステリー好きなのでこれが伏線回収なのかもとか考えながらついつい読んじゃうんだけど まだ上しか読んでないのに感想文何枚も書けそうみたいな さあさ 下へ...

舞台が3つに構成されているからか、 何が理由かわからないけどすごく厚みがある本でもないのに実量の倍くらいの読了感があった だいたいミステリー好きなのでこれが伏線回収なのかもとか考えながらついつい読んじゃうんだけど まだ上しか読んでないのに感想文何枚も書けそうみたいな さあさ 下へGO

Posted byブクログ

2021/07/07

2021.07.02. 読了。 グイグイ読める。三人の誰が山上なのか、、、と思いながらそれぞれの関わる人々にドラマがあり面白い。下巻に期待!

Posted byブクログ

2021/06/16

物語を読ませる技術が卓越されてるので、凄まじくサクサク読み進めることができます。 そして、出てくる人物それぞれ造形の陰影まで丁寧にこさえてるのでお話としてはすごいなぁ、と思いながら上巻は終わります。

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2021/06/14

父との二人暮らしから逃げて風俗で働いてた愛子、その恋人で謎が多い田代、愛子の父親の洋平、愛子の従姉妹の明日香 ゲイの優馬、謎の多い同居人の直人、優馬の兄夫婦 夫婦を殺害し逃亡中の犯人を追う警察 福岡から沖縄に不倫が原因で引っ越した泉とその母親、泉のことが好きな男の子、バック...

父との二人暮らしから逃げて風俗で働いてた愛子、その恋人で謎が多い田代、愛子の父親の洋平、愛子の従姉妹の明日香 ゲイの優馬、謎の多い同居人の直人、優馬の兄夫婦 夫婦を殺害し逃亡中の犯人を追う警察 福岡から沖縄に不倫が原因で引っ越した泉とその母親、泉のことが好きな男の子、バックパッカーの田中 とにかく登場人物が多い 犯人ぽい人が何人か出てくるけどまだ何も事件との関係性がわからない 下を読むのが楽しみ

Posted byブクログ

2021/06/10

自分の身近な人が、殺人者かもしれない。一度疑い出したら、どんなに信じていても信じきれない葛藤。 犯人かもしれない3人の男と、それぞれの人生。 いろんな人々の思いが詰まった一冊。

Posted byブクログ

2021/04/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

登場人物が多く出てくるにも関わらず、誰にもさほど共感できないまま終わった気がする。そんな話も珍しく、新鮮だった。この物語の唯一の救いは優馬が直人を自分の母親と同じお墓に入れたことかなーなんて思う。でもそれは読者の私が感じる救いであって、優馬が救われることはないんだろうなーとも思う。お墓に直人の名前と自分の名前が並んで刻まれたときに初めて優馬は救われるのかなぁ。となると、やはり優馬は生きている間は救われないのだろうか。  洋平と愛子の決断、泉の告白はどうか希望であってほしいと思った。何が怒りになるのか、そしてその怒りを何につなげるのか。人を心から信じることの難しさ、愛する人を守るために愛する人を傷つけなくてはいけない現実。報われてほしいとか、救われてほしいとか、そんな安易な言葉を願えない。怒りは続く、それだけは本当のこと。

Posted byブクログ

2021/04/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

試写会が当たったので、それまでに読み終えたいと思って2冊を2日で読了。登場人物の顔が見えた。優馬と直人は悲しすぎるし、洋平の話は愛子たちの自分たちの幸せを感じたり信じたりできんところに腹立たしさを覚えた。辰哉もまさか殺すとは…てか美佳は何者やし。すっきりせん。山神の動機は何やし!

Posted byブクログ

2021/03/02

映画で知ってから、原作も。 映画以上に、人物たちの心情が詳細で 「信じたい」からこそ「疑ってしまう」 自分への不満とか怒りがじわじわ伝わってきた。 作中の「信じてくれてありがとう」の言葉が 結末後に響いてくる。 ここ最近読んだ中で1番でした

Posted byブクログ

2021/01/27

誰を信じるのか、なにを信じたいのかを考えさせられる作品。 自分を信じるかことが、相手を信じることなのかなと思った。 読む価値あり。 映画も良かった。

Posted byブクログ