怒り(上) の商品レビュー
房総の漁協で働く洋平とその娘・愛子、東京の企業で働くゲイの優馬、沖縄に離島に移住してきた女子高生・泉。3人の語り手たちの側に現れた、素性の知れない3人の男たち。それぞれの人物が交わることはないが、語り手たちは男が1年前の八王子夫婦惨殺事件の容疑者・山神一也ではないかと徐々に疑い...
房総の漁協で働く洋平とその娘・愛子、東京の企業で働くゲイの優馬、沖縄に離島に移住してきた女子高生・泉。3人の語り手たちの側に現れた、素性の知れない3人の男たち。それぞれの人物が交わることはないが、語り手たちは男が1年前の八王子夫婦惨殺事件の容疑者・山神一也ではないかと徐々に疑いを募らせる。 夢中になり一気読みして映画も観た作品。吉田さんも追いかけようと思うきっかけにもなったが、あまり冊数は伸ばせていない。上巻は誰が山神なの?とドキドキしながら終了。
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吉田修一さんの作品、初読です。とても読みやすい文章で、スラスラ読めます。実際の事件をモデルにしたような。3つの舞台。誰が殺人犯・山神なのか?続きが気になります。下巻に期待‼︎
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映画を見たいが為に先にこちらを読みました! とても読みやすい。 世間を堂々と歩けなさそうな人が3人出てくるけどこの中に犯人はいるのかな? 下巻へ続きまーす!
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怒り(上)(中公文庫) 著作者:吉田修一 発行者:中央公論新社 タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 信じたい、だけれども!
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新聞配達少年が遊び人になってもいい、という辺りのやりとりが良かった。どの視点の物語も続きが気になって仕方ない。
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映画で観て衝撃を受けたとともに、 これを小説ではどう表現するんだろう?と、 ずっと気になっていて、やっと読めた作品。 吉田修一さんの作品は初めてだけれど、 言葉にならないような感情の比喩表現が 秀逸で、それに似た感情を経験した自分の 当時の気持ちをも思い起こさせる。 映画で結...
映画で観て衝撃を受けたとともに、 これを小説ではどう表現するんだろう?と、 ずっと気になっていて、やっと読めた作品。 吉田修一さんの作品は初めてだけれど、 言葉にならないような感情の比喩表現が 秀逸で、それに似た感情を経験した自分の 当時の気持ちをも思い起こさせる。 映画で結末を知っていても、三人と その周囲の人物との映画にはなかった シーンなどを知れて、改めて映画を観たくなる。
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新聞連載時に途中まで読んでいたが、冒頭の衝撃的な場面から続くストーリーが理解できず断念した。その後映画化された作品を観て(なるほど)と思い、まとまった本を読みたかった。 で、ようやく手を出した本作。やはり連載時の印象と大きく変わらないが、房総、東京、沖縄で展開する話についていける...
新聞連載時に途中まで読んでいたが、冒頭の衝撃的な場面から続くストーリーが理解できず断念した。その後映画化された作品を観て(なるほど)と思い、まとまった本を読みたかった。 で、ようやく手を出した本作。やはり連載時の印象と大きく変わらないが、房総、東京、沖縄で展開する話についていける。まとめて読むことで小説としてのリズムにも乗れて、楽しむ(?)余裕も生まれたようだ。 結末はわかっているけれど下巻へ。
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3つの舞台が交差する濃厚な話。 1年ぐらい前に映画を見て良かったので原作も。 面白い。上手くミスリードしたりするところが絶妙だなー。 キャラもそれぞれ立っててわかりやすい
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今の時点でかなり面白い。あと下に繋がるものの。めっちゃ気になる。 あー気になる。 ひとまず事件が起こる。殺人事件なんだけど、犯人捕まらず、警察が追ってる視点。 沖縄に移住した母子家庭の娘の視点。 大手企業に勤めるゲイ男の視点。 点でバラバラのこのそれぞれがそれぞれに生き...
今の時点でかなり面白い。あと下に繋がるものの。めっちゃ気になる。 あー気になる。 ひとまず事件が起こる。殺人事件なんだけど、犯人捕まらず、警察が追ってる視点。 沖縄に移住した母子家庭の娘の視点。 大手企業に勤めるゲイ男の視点。 点でバラバラのこのそれぞれがそれぞれに生きてるこの中でどうやって事件に繋がっていくのか? それぞれの話がそれなりに一つの物語として成り立ってて、一向に事件と繋がらなさそうで、わたしがドキドキしてます。こいつ、怪しくないか?あれ?こっち?あれ、こいつもなかなか怪しいな。と、あちこち怪しいやつが見え隠れしてて、翻弄されまくる。 すでに下が読みたくて仕方ない一冊です。
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audibleで拝聴。 まだ上巻なのに、映画以上に涙が出た… それぞれの登場人物の親子の姿が滲みた また、オーディオブックならではとも言えるけど、ナレーションの声によって一体「誰」がヤマガミなのかがちらりと分かってしまうというのが面白かった。 聞き出したら止まらなくて、一...
audibleで拝聴。 まだ上巻なのに、映画以上に涙が出た… それぞれの登場人物の親子の姿が滲みた また、オーディオブックならではとも言えるけど、ナレーションの声によって一体「誰」がヤマガミなのかがちらりと分かってしまうというのが面白かった。 聞き出したら止まらなくて、一気に聞いた。
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